あらすじ最終手段に打って出た八ツ目一家が、市への武力侵攻を開始! 対する役所側も、ありったけの戦力でこれを迎え撃つ。混沌の坩堝と化した戦場で、ハーフエルフの吉田に与えられた使命とは……!? 名もなき配達人の活躍を描くファンタジー物語、役所と反社魔術師の総力戦が展開する最終巻!
中世感のあるファンタジー世界で働く配達人が主人公という独特性もあるが、今巻辺りからより主人公以外へのフォーカス度合が強くなり、群像劇の様相を見せてきた。この作品世界的には割とハードモードっぽい事件がちょこちょこ起こってるんだけど、全体にお気楽な雰囲気で話が進んでいくので、いい意味で軽い気持ちで読んでいける。ファンタジーでも仕事ものでもあるけど日常系のような緩さもあるので、誰にでも薦められるタイプの作品。 4巻まで読了。