あらすじ婚約者に漂うは奇妙な“事件”の香り―― ジョンの婚約者・メアリーは、不可解な“謎”を抱えていた。幼き日の父の失踪、毎年1粒ずつ届く真珠の贈り物、そして新たに、会談を求める差出人不明の手紙が――。メアリーに対する違和感を拭い切れぬまま、彼女の“謎”に足を踏み入れるシャーロックだが…!? 血塗られた“四人の署名”が、欲深き人間の業を暴き出す!!
漫画や文庫でいろいろなタイプの探偵のシャーロックと宿敵モリアーティが描かれていますが、ここまで社会を憂いているモリアーティはなかなかいないのではないでしょうか。 世の中を浄化するため苦悩しつつも悪に徹している主人公ウイリアム、仲間とともに目的遂行のため日々任務とこなしていく。 絵が美しいだけでなく、イギリスの歴史の表の美しさと裏社会の情勢も描かれていて深みがあります。 どこを向いてもイケメンだらけで、目が幸せな作品です。