ボクはここにいるボクはここにいるボクがここにいるのはいるからだボクがここにいるからだボクはいればいいんだここにいればいいんだボクはいればいいんだここにいればいいんだったら――ラッコの「ぼのぼの」と森の仲間が繰り広げる、かわいくてちょっとヘンな日常。
ぼのぼのはいつも貝を持ってる。ぼのぼのの皮はダブダブだけど、ぼのぼのにはシボウがないから、すぐ食べないと死んじゃうからだ。ところが、割れちゃった貝を食べちゃったぼのぼのには、もう貝がない。シマリスくんを追って、アライグマくんと湖に来たぼのぼのはついに困ったことに…!?
シマリスくんには家族がいる。シマリスくんの家にショーねえちゃんとダイねえちゃんが遊びにやって来た。大きいおねえちゃん、ダイねえちゃんはきびしい。小さいおねえちゃん、ショーねえちゃんはいじめる。いじめられているシマリスくんのところへ、ぼのぼのが遊びにやってきた。
フェネックギツネくんは「うたうたい」になりたい。シマリスくんも「うたうたい」になることにした。でもみんなうたをきいてくれないので、フェネックギツネくんのおとうさんにきいてもらうことにした。フェネックギツネくんのおとうさんは「踊りおどり」になりたかった。
ヒグマの大将がヘンなヒグマとケンカしたらしい。大ケガして動けないらしい。ぼのぼのは、スナドリネコさんに教えてあげなきゃと思った。でも、アライグマくんはオトナはそうゆうことはとっくに知ってるという。スナドリネコさんはもういなかった。助けにいったんだろうか。
アライグマくんはおとうさんにアイソをつかして、別々にくらそうと思った。アライグマくんは、ぼのぼのとシマリスくんをつれて新しい棲み家をさがすことにした。シマリスくんは、「ジリツ」にくわしいシマリスくんのおねえちゃんたちのところに、アライグマくんを連れていった。
ビーバーのボーズくんはシマリスくんに会いに大冒険に出た。友達になったキツネくんと一緒に、物知りリスさんの案内で、シマリスくんの家にやっとたどり着いたボーズくんだったが、シマリスくんはいなかった。シマリスくんを強くてかっこいいと信じているボーズくんだけど…!?
ヒグマのカシラとゴンゾがスナドリネコさんの過去を調べているらしい。情報を知ったスナドリネコさんは家をはなれ、海の方へ避難していた。カシラとゴンゾにつかまってしまったクズリくんのおとうさんをスナドリネコさんに助けてもらおうと、ぼのぼのたちは海へ向かうが…!?
ふらっと出て行って、めったに帰ってこないアライグマくんのおかあさんが、ひょっこり帰って来た。アライグマくんのおとうさんはおかあさんに会いたがらない。アライグマくんは気をきかせておかあさんをおとうさんのところへ連れていった。二人の間には一体何があったんだろう。
シマリスくんはおとうさんから呼ばれて、「わが家に代々伝わる大切なもの」を渡された。それが何なのかがわかれば、親が子にゆずるものだという。シマリスくんは調べはじめたが、ぼのぼのに聞いても、ぼのぼののおとうさんに聞いても、アライグマくんに聞いてもわからない。
ぼのぼのは木に登れない。こんな木に登ったら、どんな気持ちになるかなあ。前にも一度登ってみたことがあったけど、どうやったらいいかわからないんだ。アライグマくんが木登りを教えてくれることになった。ぼのぼのはアライグマくんのまねを一生懸命してみるが、やっぱり登れない。
ぼのぼのの手にイボができた。おとうさんにもイボがある。ぼのぼのとおとうさんが「イボ勝負」をしたら、おとうさんイボが勝った。ぼのぼのとおとうさんは「イボ勝負」をみんなに広めようとでかけた。「イボ勝負」はイボとイボで押し合って、イボが早くもどった方が勝ちだ。
アナグマくんはアライグマくんのともだちなのだ。だけどアナグマくんはちょっとヘンなのだ。アナグマくんは今日もでんぐり返りをしていた。アライグマくんはむしゃくしゃして、アナグマくんと道を通るやつをかたっぱしからいじめる遊びをはじめた。ぼのぼのが通りかかった。
ぼのぼののおとうさんが旅に出るという。雲がふたつでている下のあたりに行くという。おとうさんはよく旅に出る。おとうさんはどんな風に旅をするのだろう。きっといろんなことをしながら旅をしているにちがいない。ぼのぼのはこっそりあとをつけてみることにした。
アライグマくんはある決心をしたのだ。それはかねてよりきらいだったシッポをとってしまうということだ。砂漠の近くに痛みもなく血も出さずスパッと切ってくれるイタチのオッサンがいるらしい。アライグマくんはぼのぼのとシマリスくんを連れてイタチのオッサンに会いにいく。
フェネックギツネくんが不良になった?アライグマくんから話をきいたぼのぼのとシマリスくんはびっくりして、早速会いにいってみた。フェネックギツネくんは不良ってどういう感じだろうと思って、教わりながら不良をやっている。不良って、何だか強くなった気がするらしい。
ぼのぼのは、木の枝に木の皮を結んである道具を拾った。これは誰かの落とし物か忘れ物?一体何に使うんだろう。武器かもしれない。でも、アライグマくんの物ではないらしい。アライグマくんは鼻クソをほじる道具だというけど、クズリくんのおとうさんの物でもないらしい。
ある日突然「どーん」と大きい音がした。アライグマくんは、ぼのぼのとシマリスくんを連れて、音を調べに行くことにした。すごくでっかい物が落ちたんだろうか。行ってみたらニワトリがいるだけかもしれない。謎の音は北の森の方からしたが、行ってみると邪魔をする者が現れる。
アライグマくんはふしぎな食べ物をみつけた。それは食べ物じゃない食べ物だ。それは、「カミーニョ」といって、食べないでかむだけの食べ物だ。アライグマくんは「カミーニョ」を森で大ブームにしようと思った。ぼのぼのとシマリスくん、クズリくんやスナドリネコさんに配った。
シマリスくんのおねえさん、ダイねえちゃんが結婚する!でも、シマリスくんは結婚相手が好きじゃなかった。いばったイヤなやつなのに、ダイねえちゃんは気付いていないんだ。シマリスくんは、ぼのぼのとアライグマくんの力を借りて、ダイねえちゃんの結婚を邪魔しようとする。
ラッコの「ぼのぼの」と森の仲間が繰り広げる、かわいくてちょっとヘンな日常は、笑えるだけではなく哲学的ですらあると評価され続けています。
小学校のときにこの漫画に出合ってから、ずっと心の中にこの森があった。ここには笑いがあり、癒しがあり、そして素朴な哲学がある。学校で教えてくれないことは、全部この森で教わった。ぼくのほんとうの教科書。【オリエンタルラジオ】中田敦彦
まずは1巻を読んでみて。 このシュールさがクスッときた人は2巻を読もう. なかなか理解できない場合は、読むのを諦めよう。 そういう漫画です。 僕は学生時代はダメでした・・・・ 面白さがわからなかったです。 でも色々な笑いに触れて、大人になってから読むと、シュールさが理解できるようになりました。
好きなミュージシャンがおすすめしていたので読んでみました。 ぼのぼのという名前のラッコの子どもが、生活する日々のことが綴られています。 シマリスくんがいじめられるのはどうしてか?わからない。考えさせられます…。
とても可愛くて癒される漫画を読んでいるような気がしている。でも本質はそういうことじゃない気もしている。 ぼのぼのってどういう漫画なんだろう。幼い頃にはじめて読んでから今に至るまで、全然理解できていないまま。 最近改めて感じたぼのぼのすげえなポイントは、時間経過の遅さ。 4コマの中で構図が変わらないどころか、ページをめくってもめくっても動きがない。 こちらの時空まで歪めてしまうようなゆっくりさに、癒されるときもあれば心掻き乱されることもある。何も起こらないからこそ過剰なくらいに余白を想像してしまう。 読み終わっても、ページを閉じてもぼのぼのの世界は5分も進んでいないような気がする。悠久の時に置いていかれるような気がする。 ぼのぼのを読むと 「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」 という有名な問いを思い出すことがある。ぼのぼのならなんて答えるんだろう。
まずは1巻を読んでみて。 このシュールさがクスッときた人は2巻を読もう. なかなか理解できない場合は、読むのを諦めよう。 そういう漫画です。 僕は学生時代はダメでした・・・・ 面白さがわからなかったです。 でも色々な笑いに触れて、大人になってから読むと、シュールさが理解できるようになりました。