あらすじ京都で辻堂葵の結婚式を見届けた奈々美とかえで。自分たちの同居生活はといえば、奈々美は仕事をこなしつつも真意が伝わらないモヤモヤ中、かえでは何の気なしにマンガ家として着実に成長中と、一見いつも通り。しかし恋愛観の違いで恋由姫とかえでに亀裂が。初めて人の気持ちに真剣に向き合ったかえでは自分の中の“奈々美ちゃん”という存在を強く意識していく。「私はどうしたいのか」かえでが成長し「一緒に住む理由」を失いつつあるふたりが将来について結論を出すときがきた……そんな同居生活、シリーズ最終巻!
大沢さんの絵柄もあるかもだけど、シリアス展開になってもどこか全体に正のオーラが漂ってて、2人が結ばれようが離れようがそれはハッピーエンドなんだろうなと思えた作品。そして爽やかないいエンディング。 最初は社会人の女性2人が同居してはいたけど恋愛の雰囲気がなくて、話が進むにつれてどんどん百合要素が入っていく、時間経過とリアリティを感じられる稀有な百合作品でした。 全8巻読了。