「想像より早く来たな…」そう呟いて、心也はバスを降りた。「繋がらない?」「心也さん… 電波の入らないところにいるんですかね? 何度かけても留守電で…」「もうすぐリハ始まるのに…」「すみませーん なんか楽器屋さんが心也さんに頼まれたとかでスティングレイ持って来てくれたんですけど…」「つか心也本人は?」「アキ?」「心也からメールが来たんだけど… これってどういう意味だと思う?」“悪いんだけど、僕のベースは使わないで。その代わり、プレゼントを贈るから”「…心也、東京へ帰ったのかもしれない…」「ライブ開演まであと2時間切りました! どうしますか? 中止しますか?」
実写も面白いけど、マンガの完結が綺麗すぎて是非読んでほしいです。女子高生の繊細さと天才作曲家との悩みなど面白くテンポ良く進む話に読みすすめる手が止まりません。