古代・亜の国に生まれた不遇の姫は、母を殺され、国を追われた。奴隷の美青年・薄星ただ一人を伴い、いつの日か、国に戻ることを夢みる。彼女の天性の魅力に惹かれ、人が集まり、歴史の流れが変わり出したーー!すでに各所で話題沸騰中の「女王の花」。この五巻で、主人公・亜姫(あき)は16歳~17歳の青春期を迎える。師・青徹との、切ない運命。また、それを見守る薄星の、亜姫への恋心は複雑に揺れ動く。それぞれの想いとはうらはらに、故国・亜では亜姫の義母・土妃の企みが動き出す。それによって、亜姫も「女王」へと続く大きな流れに乗っていくことになるーーー。お話の大きな転換点となる事が次々と起こり、ますます目が離せない、絶好調展開です!
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ドライすぎる性格で何事も白黒ハッキリさせないと気が済まない性格の流衣。学校イチのモテ男子・富士浪によって強引に入部させられた謎の部活「放課後全力であそ部」での毎日は、トラブルだらけでうんざり…。けれど、何事にもしばられない富士浪のペースに巻き込まれ、彼と関わる内に、流衣は自分が富士浪に恋をしていると気づく。恋愛なんて、自分の人生には必要ない。そう信じていた流衣にとって、誰かを「好き」になり、「独占したい」と思い、「自分を見てほしい」と思ったのは人生初のできごと。不器用に、でも一生懸命に、スタートした流衣の片思いの行方は…!?そしてフリーダムで余裕ありまくりに見えた富士浪の過去が明らかに…!?