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中学2年生・栗原ユズルが転校先の教室で迎えた圧倒的絶望とは…!?手にしてしまった神の権能。今、少年に迫られる究極の選択!!「命のランク付け」に焦点を当てた前代未聞のパニック・サスペンス!!
中学2年生・栗原ユズルが転校先の教室で迎えた圧倒的絶望とは…!?手にしてしまった神の権能。今、少年に迫られる究極の選択!!「命のランク付け」に焦点を当てた前代未聞のパニック・サスペンス!!
それはいつもと変わらない朝から始まった。ゲームと金平糖をこよなく愛する高校生の白柳啓は、魅音と名乗る謎の女によってある日突然戦いの場に巻き込まれてしまう。集められた人々に対し「あなた達にもはや戸籍はない」「実験モニターになってもらう」そして「能力を与えた」と語る魅音。啓は己に与えられた能力を使ってゲームを勝ち上がり、組織を潰すことを決意するが――。誰もが予想しえない能力と、類まれな“脳”力を武器に、新時代の頭脳派能力バトルが始まる!!
アリス新章!新たな「げぇむ」…開幕! 大人になり日々の仕事に励むスクールカウンセラー・有栖(アリス)良平がある日目を覚ますと、そこはヒト以外の生命に満ち溢れた渋谷だった。そんな混乱がおさまらぬ内に、明かりに誘われた先で出会ったのは見ず知らずの男女5人と……謎の男の死体! 異様な光景を前に過去の記憶が蘇る中…「げぇむ」開始が告げられる。難易度、「はあとのきゅう」「ちきゅうしんりゃく」いま再び「今際の国」に迷い込んだ有栖の命を賭したサバイバルが始まる―――
「生きる。」それだけがルール。ありきたりの日常が、「だるま」の出現で儚くも崩れ去る。それでも生きろ。生きてみせろ。死にたくなったことのある全ての人に贈る、「生」の物語!――別冊少年マガジンの超人気カタストロフィ・サスペンスが週刊少年マガジンに移籍し、完全新作新連載!第壱部『神さまの言うとおり』の同日・同時刻に始まる世界中で起こる“試練”!
教室が戦場に!巨大な謎と圧倒的な恐怖――!高畑瞬(たかはた・しゅん)16歳、男性。幼い頃から物静かでマイペースな彼は、自らの人生を退屈だと感じるようになっていた。――だが、しかし、唐突に訪れた日常との決別。それは神罰か、神からの贈り物か!?「生きる」ために、今までの俺を「殺せ」!“だるま”が、“ネコ”が、退屈だった日々をブチ壊す!傑作カタストロフィ・サスペンス!!!
ソシャゲ好きの高校生・成瀬弘樹は、幼馴染の永川由佳と共に突如、拉致・監禁される。目覚めると、親友・信二の操作通りに3人の女子高生が踊るリアルなリズムゲームが行われていた。だがそれは、操作をミスすれば即死亡の現実版「スマホゲーム」──。由佳を人質に取られた成瀬は、否応なく参加させられるが…。ソシャゲ×デスゲーム、開幕!
映画の『CUBE』を見たのはもう10年以上前だと気づいて、ウワーという気持ちになっております。当時衝撃を受けた『CUBE』は、ソリッド・シチュエーション・スリラーというジャンルに区分されるらしいのですが、なにがなんやらよくわかりません。デスゲームものといったほうがわかりやすいですね。考えてみれば、マンガにもこのデスゲームものは結構古くからあるような気がします。私が遡れるのは『銀と金』(福本伸行 1992年連載開始)くらいですが、デスゲームマンガの起源はどこにあるのでしょうか。 なんとなくですが、ここ数年、デスゲームが粗製乱造されているように感じています。私も、読み始めはテンション高いのですが、段々どうでもよくなっていってしまうのです。 それは、登場人物が、賭けられた命のことよりも、ゲームのことばかりに注目してしまっているからです。命を賭したゲームですから、登場人物も必死に考えてはいるのですが、何か真剣味が足りないような…。そんな気持ちを払拭したのが『少年Y』です。 転校生であるユズルが初めてクラスに入ると、そこにいるはずの全ての人が死んでいる…そんな衝撃的な展開から物語は始まります。そしてユズルの前に謎の少女ワビコが現れ、彼に「5分以内に生き返らせるべき価値のある人間をひとり選べ」と迫ります。出会ってさえいない人々の中から彼はどうやってその一人を選ぶのでしょうか。 『少年Y』ではこのような、第三者による生命の選択の場面が描かれます。「自分の中で無関係な人々の中から助かる一人をどうやって選べばいいのか?」「人から聞いた情報で人を断罪してしまっていいのか」「特別な一人のために他を犠牲にしてもよいのか?」これらがふざけたゲームの中で描かれているというのがとても効果的だと思います。例えば雪山の極限状況で2人から1人を選ぶ行為はそれがどのような選択でも、ある程度の“しょうがなさ”があるとおもいます。しかし『少年Y』は“しょうがなさ”を許しません。ユズルその選択に正解はもちろんないし、前後で矛盾もある。当然開き直りもします。しかし、ユズルがすがろうとする、考えは揺さぶられつづけるのです。そんなユズルが最後に得るものはなにか…ものすごい物語が生まれようとしているのかもしれません。