突然、人がいなくなった世界で、少女・ミヤコと元少年のフラミンゴ・オンノジが暮らしていく、笑えて、驚いて、切なくもなる日常とは…。鳥と少女と無人街。非日常系ギャグ4コマ!!
突然、人がいなくなった世界で、少女・ミヤコと元少年のフラミンゴ・オンノジが暮らしていく、笑えて、驚いて、切なくもなる日常とは…。鳥と少女と無人街。非日常系ギャグ4コマ!!
『まんが道』の続編として藤子不二雄A先生の青春記を描いた作品『愛…しりそめし頃に…』では、少し大人になった満賀道雄が、昭和30年代の漫画黎明期をトキワ荘で過ごした漫画界の若き巨匠達とともに、一人前の漫画家に成長していくまでが描かれている。多くの漫画家志望者を励まし、勇気づけ、導いた「魂の物語」巻末には特別付録としてデジタル版原画データを収録!
なんとヤンチャンwebで全話無料(2023.11.2まで)ということで読んできました。読んでよかったです。 ある日突然、ひとりぼっちになってしまった少女ミヤコ。コンビニも病院も世界のどこに行っても誰もいなくなってしまった。 そんな世界の中でもミヤコは過酷なサバイバルを生き抜くわけでもなく、ひたすら孤独に耐えるわけでもなく、ごく普通の日常を生きている。 世界の終わりが訪れてもこんなふうに生きればいいのかと心が少し軽くなる。 でも、オンノジと出会ってしまった。 どこかに行くのも遊ぶのもご飯を食べるのも、ひとりよりふたりがいい。 かけがえのないひとに出会ってしまうと、毎日が楽しくて失うのが怖くて、軽やかになんか生きてられない。それはとても素敵なことだ。 ああそうか、これは世界の終わりを描いた物語ではなく世界のはじまりを描いた物語だったんだ。 ひとりになりたいと思うこともあるけれど、この作品を読んだらひとりじゃないことに感謝したくなるかも。