あらすじ給料をもらって喜ぶスナミ先生は、待ち伏せしてる借金取りをゴミ箱に隠れてやりすごし、その場で中身の八万円を取り出して飲みに行くが、気づかぬうちにその八万円を落としてしまう。その後、うんこと騒ぐチン坊(ちんぼう)をゴミ箱の影で野グソさせた一郎太は、そこで八万円を見つけたチン坊に交番へ届けようと提案するが、ネコババを考えるチン坊につられてそのお金でおでんを食べてしまう。そんな時、一郎太達はスナミ先生と会って……!?
当時といってもジャンプ立ち上げから2年目の話で、1970年のことだそうです。 1970年〜1977年の連載終了まで、当時としては異例中の異例である単行本30巻まで続き、累計1000万部を突破していた作品。 そしてなにより 「『少年ジャンプ』のモットーである友情・努力・勝利が初めて作品中で提示された作品と言われる」とある。(wikipedia調べ) 連載時には生まれてもいなかった自分は本作をほんの10年前ぐらいに知りましたが、ボンボンでやってた作品のような印象でした。 正直古いし、お下劣だし、決して絵が上手いわけでもなく、アニメ化などもされてない。 ただ、当時お下劣ブームを作ったのも本作の影響であり、アニメ化の話も来ていたけどTV向けタイトルへの変更を断ったが故に出来なかったのだそう。 とりいかずよしと言うと本作のイメージが強く、他の作品も気になって見てみたが、「くたばれ!とうちゃん」などタイトルの時点でぶっ飛びまくっていて笑うしかなかった。 こち亀よりも先輩で、紛れもなくジャンプの屋台骨だった超お下劣作品だが、ジャンプの勝利の方程式を生み出したのもまた本作であった、という事で興味を持たれた方は是非30巻買ってあげてほしい。(責任は取れないけど)