あらすじウンセカと言いながらトイレット研究所へやってきた謎の男は、大量のハエを自在に操って服やイス、グローブに変化させ、ハエの雲に乗っていきなり研究所から去っていく。その後、空き地で遊んでいた子供達に、ハエを使って世のため、人のために日夜戦い続けていると力説した謎の男は、子供達から証拠を見せろと言われて、さまざまな種類のハエを見せていくのだが……!?
当時といってもジャンプ立ち上げから2年目の話で、1970年のことだそうです。 1970年〜1977年の連載終了まで、当時としては異例中の異例である単行本30巻まで続き、累計1000万部を突破していた作品。 そしてなにより 「『少年ジャンプ』のモットーである友情・努力・勝利が初めて作品中で提示された作品と言われる」とある。(wikipedia調べ) 連載時には生まれてもいなかった自分は本作をほんの10年前ぐらいに知りましたが、ボンボンでやってた作品のような印象でした。 正直古いし、お下劣だし、決して絵が上手いわけでもなく、アニメ化などもされてない。 ただ、当時お下劣ブームを作ったのも本作の影響であり、アニメ化の話も来ていたけどTV向けタイトルへの変更を断ったが故に出来なかったのだそう。 とりいかずよしと言うと本作のイメージが強く、他の作品も気になって見てみたが、「くたばれ!とうちゃん」などタイトルの時点でぶっ飛びまくっていて笑うしかなかった。 こち亀よりも先輩で、紛れもなくジャンプの屋台骨だった超お下劣作品だが、ジャンプの勝利の方程式を生み出したのもまた本作であった、という事で興味を持たれた方は是非30巻買ってあげてほしい。(責任は取れないけど)