一握りの者にしか得られない栄光を手にするため、険しい“マンガ道”を歩む決意をした二人。高い画力を持つ真城最高と、文才に長ける高木秋人がコンビを組み、新たなマンガ伝説を創る!新時代成功物語開始!!
サイコーとシュージン、初めての合作マンガが完成し、ジャンプ編集部へ原稿を持ち込む。緊張する二人をよそに現れた編集・服部は、そのマンガをさらっと読み上げてしまう。果たして彼等に下された評価とは!?
日本一の漫画家を目指し、邪道ではなく、王道で勝負しようと出直す最高と秋人。2人は試行錯誤を繰り返し、ひとつの作品を完成させるも、編集にダメ出しされる。頂点に立つ為に選んだ茨の道はとても険しいが…。
コンビ解消!?「夏休み中に」との期限を守れず、ネームを作れなかった秋人に、最高はコンビ解消を宣言!このまま2人の夢は交わる事なく、別々に歩む事になるのか…。だが2人の気持ちは、意外な形で同調する!!
念願の連載デビューを勝ち取った最高と秋人!!だが、担当替えに始まり、様々な試練が2人を待ち受けていた!!この試練を乗り切り、連載を軌道に乗せる事ができるのか!?そんな中、亜豆が仕事で思い悩んで…。
全てが上手くいっていたはずだった。だが最高が過労で倒れ、連載大ピンチ!秋人は亜豆に電話をし、病室でも原稿を描くと言い張る最高を止めようとするが…。さらに編集長が下した結論に仲間達が大反発して!?
連載会議終了!!果たして、打切りになるマンガとは…!?――これからの作品の方向性に戸惑う最高と秋人…。シリアス路線で描こうと思っていた2人に対し、担当からギャグマンガを強く薦められてしまい!?
新連載へ向けてギャグマンガを読切で試す事になった最高と秋人。連載を勝ち取る為には良い結果が欲しいが!?一方、秋人が岩瀬と再会した事で、見吉との恋に暗雲が!?しかもそれが最高と亜豆にも飛び火して!?
会議に通り、遂にギャグマンガの連載開始!しかし同時にエイジ&岩瀬の作品も掲載される事に!上の順位を目指すべく最高と秋人は大奮闘するが、ギャグのネタに悩まされ、秋人の仕事に遅れが出始めて…!?
大人気作家目指して、自ら退路を断った最高と秋人。彼らは初代編集担当・服部が裏で手を引いているとは知らずに、現担当・港浦の言動そのままに新連載への準備を始めていく。そして辿り着いた至高の作品とは!?
新連載を掴み取った最高と秋人だが、実はギリギリでの会議通過だったと聞き、掲載までの期間により最上の作品に近づけようと模索し続ける。そうして出来上がったマンガが遂に掲載され、読者の審判が下る!!
PCPの連載を続けていく為には、半年内にエイジの作品と同等の人気作になっていなければならない!! そんな厳しい条件の下、最高と秋人は5話のシリーズもので勝負に出る!! 連載継続を賭けた2人の未来は!?
人気作家読切祭に向け、最高はこの読切を1人でやってみたいと告白。秋人も承諾し自分は白鳥の連載準備に専念する。互いの成長のために歩み始めたはずだったが、思うようにはいかず、2人の関係も微妙に!?
驚異の新人・七峰透は、亜城木夢叶を手本に、マンガ家を目指していた。だが、売れる為には手段を選ばない七峰のやり方に対し、最高と秋人は、先輩マンガ家としての意地とプライドを懸け、立ちはだかるが…!?
人気が急落し、焦る七峰は、起死回生を狙い最高達にある条件で勝負を挑む!! 果たして結果は…!? その勝負が終わったのも束の間、テレビから衝撃のニュースが流れてきて、亜城木夢叶に最大の危機が訪れる…。
アンケートで10週連続1位を獲れば嫌いなマンガを終わらせる。エイジの急な発言で編集部に衝撃が走る! 話を聞いた最高達も打倒「天才」を掲げ、1位奪取へ動き出す!! はたしてエイジが終わらせたいマンガとは!?
ベテラン作家達が台頭する中で、焦りを感じ始める若手作家陣。一方、東に叔父・川口たろうの影を重ねる最高は、複雑な思いだった。そんな時、亜城木夢叶の下に、あの男から1本の電話が入り、事態は急転する!!
王道に邪道を取り入れた新妻エイジ。邪道を王道にまで押し上げた亜城木夢叶。互いに意識し合ってきたライバル同士が、新作読切で真っ向から対決!! 王道VS王道! マンガ界の未来を担う両作家、その結果とは…!?
亜城木夢叶とエイジの新連載対決は、最高達が一歩リード! しかし、なぜかJCでは、エイジに思わぬ差をつけられてしまう。それでも自分達の信じるマンガを描き続ける2人…。その想いがついに、実を結ぶ事に!!
少年は前だけを見て、がむしゃらに夢を追い続けた。少女は信じて、ひたむきに夢への階段を上がった。そして、10年後──。あの日に交わした、2人の約束は!? マンガを愛してくれた全ての人に贈る、感動の最終巻!!
打ち切り漫画家の体験談かも?と思わさせる程にバクマンの良いところは、挫折の連続にあると思います。バトル漫画ではないのに「友情・努力・勝利」が詰まっています。夢に向かって進むかっこよさと、現実の辛さを「職場見学」のような感覚で読み進めていけます。あのデスノートの様なドキドキ感はないものの、漫画家さんの苦労や裏事情がよくわかる作品でした。漫画のことも裏話いっぱいで、多分結構リアルだろうなと想像できて面白かったです。現代はデジタル化でまた事情も違うと思うので、現代版バクマンも読んでみたいです!
14歳で将来の事をこんなに客観的に考えるなんて、自分の14歳の頃ってどうだったかなと思わず考えてしまいました。 好きな子の似顔絵を描いたノートを、クラスメイトの高木に見られてしまって焦る主人公に「デスノートって訳じゃないだろ」って言ったところで、笑ってしまった。高木君と組んでどんなマンガ家になって行くのか、二人の成長が楽しみ。
ジャンプ漫画の流れを変えてしまった漫画かもしれない。 昔からの少年漫画とは劣等感をもつ少年が何かがきっかけで成し遂げたい目標をもち、それに向かって突き進む様が描かれることで読者は勇気付けられる、そんなイメージが強い。 漫画の漫画、仕事漫画が出てきた時点で夢、希望がすごく現実と近くなる。 この漫画を境にどこかファンタジーの想像もつかないような世界を書き表す漫画から現代の趣味嗜好に迎合した仕事漫画、恋愛漫画が多くなったように感じる。 それはさておき、この漫画が面白いことには変わらない。 むしろ、漫画における「嘘」の部分がリアルに近いことで読みやすい少年漫画の文体で、知らない現実を垣間見ることができる。 漫画家の厳しい世界をエンタメに昇華すると言う点ではありえないだろ〜と言う設定もしばしば。 ジャンプのトップにすぐに立てるところと、おじさんが漫画家で設備が全て整っていると言うアドバンテージがあるところ。 そういう違和感も多分、編集とか業界部分がリアルなせいかなと思う。 飽きさせない漫画ではある。 恋愛部分も含め、人間関係も含め、リアルな部分と驚きと知識、そして表現力で殴ってくる(ぐらい情報量が多い)。 大畑健の絵が好きな人は読むし、漫画を描いている人漫画が好きな人は読むしかない。 アンケート重視の仕組みが崩れつつある今は、この漫画ではもう違ってきているところもあるのかもしれない。いい時に連載して完結した漫画だと思う。
打ち切り漫画家の体験談かも?と思わさせる程にバクマンの良いところは、挫折の連続にあると思います。バトル漫画ではないのに「友情・努力・勝利」が詰まっています。夢に向かって進むかっこよさと、現実の辛さを「職場見学」のような感覚で読み進めていけます。あのデスノートの様なドキドキ感はないものの、漫画家さんの苦労や裏事情がよくわかる作品でした。漫画のことも裏話いっぱいで、多分結構リアルだろうなと想像できて面白かったです。現代はデジタル化でまた事情も違うと思うので、現代版バクマンも読んでみたいです!