あらすじ

立ち入れば腰までぬかるむ有明海の干潟。ここで三平三平(みひら・さんぺい)が狙うのは、珍妙なる魚体を持つムツゴロウ!!この土地に伝わる伝統の漁法「ムツカケ」の名人である小次郎の特訓を受けて、初めてのムツゴロウ釣りに三平が挑戦する!!飛んでいるツバメをも捕らえるという神業(かみわざ)「ツバメ返し」とは……?そして、三平の前に現れた天才ムツカケ少年、五郎が挑戦状を叩きつけた!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)
釣りキチ三平 1巻

天才釣りキチ少年、三平三平(みひらさんぺい)登場!世代を超えて釣ろう、でっかい夢を!!同じく釣りキチのじいちゃん・一平(いっぺい)譲りの才能で、参加した鮎釣り大会に初出場で見事優勝する。しかし、その優勝をねたむやからに難癖をつけられ、鮎釣り対決をすることに。三平がとった策は「水あびと昼寝作戦」!!水のプリンセス“鮎”の魅力を堪能できる第1巻。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平 2巻

いまだ釣りあげられたことのないという幻の魚・青ブナ。この正体不明の魚を釣りあげるため、天才釣りキチ少年・三平三平(みひら・さんぺい)は一平(いっぺい)じいちゃんと、貝沼と呼ばれるカルデラ湖を訪れた。謎に包まれた青ブナとは、一体どんな魚なのか!?三平得意のアイデア釣りでその正体に迫る!!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平 3巻

三平(さんぺい)の祖父、一平(いっぺい)は、注文の竿を届けさせるため、三平を夜泣谷(よなきだに)へ向かわせる。そこには、片目の怪物・左膳岩魚(さぜんいわな)がいた。たぬきさえも食らいつくすという凶暴な魚に、三平が挑む!!左膳岩魚に対抗する手段は、物干しのような長竿と、ポイントに確実にうちこむ高度な技術。果たして三平は、この怪物を釣り上げることができるのか!?(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(4)

三日月湖には、野生化した野鯉が数多く棲みついている。そこで行われた釣り大会で、三平(さんぺい)は日本一周釣り行脚(あんぎゃ)中の天才釣り師・鮎川魚紳(あゆかわぎょしん)に出会う。彼の目的は、三日月湖に生息するといわれる、伝説の生物「カッパ」の正体を探ること。大会後、三平は2メートルはあろうかという巨大野鯉に遭遇する。「三日月湖の野鯉」前編。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(5)

鮎川魚紳(あゆかわぎょしん)の追い求めるカッパの正体が、三日月湖に住む巨鯉だと知った三平(さんぺい)は、魚紳との釣りバトルに挑む!緻密なデータと最新の道具を持つ魚紳に対抗するには、どうしたらいい?悩む三平に、一平(いっぺい)じいちゃんは“どろぼう釣り”を提案する。果たしてこの巨鯉を釣り上げるのはどちらの天才か!?「三日月湖の野鯉」後編。読みきり「幻の大岩魚アカブチ」も収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(6)

毛鈎(けばり)作りの極意を会得(えとく)するため、毛鈎の神様と呼ばれる毛鈎山人(さんじん)を訪れた三平(さんぺい)。そこで三平は、本物の餌を使わない、毛鈎釣りの奥深さを痛感する。しかし持ち前の才能と吸収力で、毛鈎釣りの技術を習得していく。「毛バリの神様」前編。三平の特別読みきり「ペンペン釣りとポカン釣り」も収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(7)

毛鈎(けばり)釣りの技術を習得した三平(さんぺい)は、師匠である毛鈎山人(さんじん)とヤマメ釣り勝負をすることに!!山人は、研究に研究を重ねてついにできたという究極の毛鈎「山人黒バリ」で勝負に挑む。勝負のとき三平が見たもの、それは究極の釣り技「石化け」だった!!勝負の行方は?「毛バリの神様」後編。三平読みきり「石化け」も収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(8)

――滝太郎はその昔よりO池にすむ珍魚なり。身の丈三尺三寸にして体側に斑点あり。かつて幾百人これに挑みても、釣られたる試しなし――O池を訪れた三平(さんぺい)は、ルアーを操る美女に出会う。彼女の標的も“滝太郎”であった。そこにあらわれれたのは、天才釣り師・魚紳(ぎょしん)。3人が幻の怪魚・滝太郎に挑む!「O池の滝太郎」前編。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(9)

O池にすむという幻の怪魚・滝太郎を狙う三平(さんぺい)。思わぬライバルの出現をものともせず、三平は地球の割れ目と呼ばれる“滝太郎”の棲み家を発見する!!秘策を思いついた三平は、手作りの丸木舟で滝太郎に挑む。夜明けのO池に、三平対怪魚の壮絶な戦いが展開する!「O池の滝太郎」完結編!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(10)

磯の王者イシダイ!!ひとたび竿にかかると、ハリをかみ折り、剛竿(ごうかん)を岩場にたたきつけんばかりに抵抗する、磯の王者・イシダイ。三平(さんぺい)は魚紳(ぎょしん)と共に、初めての海釣りに挑戦する。大海原でのファイトは、釣りキチのハートに火をつけた!果たして三平は磯の王者をその手にできるのか!?読みきり「三又池のギャング」も収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(11)

三平、生まれて初めての海釣り!荒々しき磯の王者イシダイを釣り上げろ!!三平三平(みひら・さんぺい)は魚紳(ぎょしん)さんに連れられて、果てしなく広がる大海原へとやってきた。山育ちの三平にとって、生まれて初めて見る海。そして今回狙う獲物は、ベテランでも釣ることは難しいといわれる磯の王者イシダイだ!激しいファイトで釣り人たちを圧倒するこの強敵に、三平はどんな作戦で挑むのか!?(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(12)

腕自慢の釣りキチたちが、キャスティングの技を競い合う!!海で投げ釣りをしていた三平三平(みひら・さんぺい)の前に、天才的なキャスティングを見せる少年が現れた。その名は、シャークのジン!ジンは「天才釣りキチ」の名をかけて、三平に挑戦状をつきつける!勝負の舞台は無名島(むみょうじま)で開かれるキャスティング競技会。大会本番まではあとわずか。三平はジンを越える独創的なキャスティングを生みだすことができるのか!?(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(13)

無名島(むみょうじま)で開かれるキャスティング競技会に向け、オリジナルのキャスティングを編み出そうと試行錯誤を続ける三平三平(みひら・さんぺい)。そんな彼の前に、元プロ野球選手小田切が現れた。彼も大会に参加するという。天才少年シャークのジン、魚紳(ぎょしん)仕込みの少年・一郎など、強力なライバルたちを前に、三平のワクワクは止まらない。いよいよ無名島キャスティング競技会、ジュニア部門がはじまった!!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(14)

無名島(むみょうじま)キャスティング競技会、ジュニア部門。いよいよ三平三平(みひら・さんぺい)のキャスティングがはじまった。驚異的な記録をたたき出した一投目はファール。二回目は平凡な記録に終わったが、ライバル、シャークのジンとの交流で、ついに秘密兵器フルターンキャスティングで勝負に出た!魚紳(ぎょしん)仕込みの一郎も記録を伸ばすなか、勝負の行方は最終試技へ!読み切り「初釣り」編も収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(15)

無名島(むみょうじま)キャスティング競技会、ジュニア部門もいよいよ最終、五投目に突入した。天才少年・シャークのジンに大差をつけられた三平三平(みひら・さんぺい)は、逆転優勝の望みを賭けて、奇抜な新投法トリプルフルターンキャスティングで勝負に出た!!腕自慢の釣りキチたちがひしめくこのキャスティング大会で、優勝を手にするのは果たして誰だ……!?読み切り「クキのトン突きの巻」も収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(16)

巨大なトンカチで岩を叩き、その下にいる魚を気絶させて漁をするガッチン漁を愛する漁師との交流を描いた「ガッチンがん鉄の巻」。鯉の真っ黒な色を持続させる秘儀を持つ老人との不思議な出会い「桜吹雪カラス鯉の巻」。メッコ(片目)岩魚(いわな)の伝説を体感する「メッコ岩魚の怪の巻」。カジカ突きで見かけた天然記念物、鮎カケとは……?「カジカの夜突きの巻」。三平(さんぺい)の地元で繰り広げられる川釣り短編4編を収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(17)

北海道の釧路湿原に生息するといわれている幻の魚・イトウを釣るため、三平三平(みひら・さんぺい)と魚紳(ぎょしん)は北海道に降り立った!広大な湿原へ張り切って釣りに出た三平の前に現れたのは、湿原の生き字引と呼ばれる風来坊釣り師・谷地坊主(やちぼうず)。イトウ釣りに関しては右に出る者がいない名人だ。心強い味方を得た三平は、持ち前の元気とアイデアでイトウに挑む!!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(18)

風来坊釣り師・谷地坊主(やちぼうず)の協力を得て、幻の魚・イトウ釣りに挑む三平三平(みひら・さんぺい)は、谷地坊主のルアーの師匠という日本画家・鳴鶴(めいかく)のもとを訪れた。鳴鶴が開発したという新型ルアーは、三平が夢に見たものと同じ、巨大な野ネズミをかたどったもの。さっそく鳴鶴所有の養殖プールでロッドアクションに挑戦だ!!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(19)

三平三平(みひら・さんぺい)と谷地坊主(やちぼうず)は、イトウ釣り名人で日本画家の鳴鶴(めいかく)先生の家で、野ネズミ型ルアーの操(あやつ)り方と取り込みの方法をマスター!さっそく怪物イトウとの対決に向かった。1メートル級の大物を釣り上げた魚紳(ぎょしん)の助っ人をした三平は、2メートル級のイトウとのファイトに胸を高鳴らせる。そんな時、行方不明の三平の父の消息が明らかに!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(20)

お互いの実力を認め合った三平三平(みひら・さんぺい)と谷地坊主(やちぼうず)。二人の釣りキチが手を組んで、2メートル級という常識外れの大物イトウを狙う!!そして最強コンビはついにイトウを捕らえた!!しかし相手は巨大すぎる怪物。取り込むのは、まさに死闘だった。彼らはイトウ釣りの記録を塗り替えることができるのか!?釣りキチ三平の全シリーズの中でも屈指の傑作『イトウの原野』、大迫力のクライマックスを見逃すな!!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(21)

三角瀞(さんかくとろ)で夕暮れ時の釣りを楽しんでいた三平三平(みひら・さんぺい)。そこへ、元気いっぱいの女の子・チーコちゃんが、アヒルの親子を迎えにやってきた。だがその時、一羽のアヒルの子が、いきなり水の中に引きずりこまれてしまう……!アヒルの子を襲った、三角瀞の主の正体とは!?他、短編「ススキ河原エレジーの巻」「激闘!紅葉堤の大ニジマスの巻」「太郎沼の巨鯉の巻」を収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(22)

三平三平(みひら・さんぺい)とじいちゃん、隣のユリっぺ一家は、正月恒例のワカサギの氷穴釣りにやってきた。しかし、ユリッペは寒がってばかりでさっぱり釣りができない。そこでおとうが考え付いた名案とは……!?新年早々大騒動の三平たちを描いた「ワカサギの氷穴釣りの巻」をはじめ、「湖の殺し屋ブラックバスの巻」「蕪渡しの草魚の巻」「渓流の魔術師ヤマセミの巻」を収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(23)

立ち入れば腰までぬかるむ有明海の干潟。ここで三平三平(みひら・さんぺい)が狙うのは、珍妙なる魚体を持つムツゴロウ!!この土地に伝わる伝統の漁法「ムツカケ」の名人である小次郎の特訓を受けて、初めてのムツゴロウ釣りに三平が挑戦する!!飛んでいるツバメをも捕らえるという神業(かみわざ)「ツバメ返し」とは……?そして、三平の前に現れた天才ムツカケ少年、五郎が挑戦状を叩きつけた!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(24)

有明海に伝わる伝統の漁法「ムツカケ」の名人である小次郎の特訓を受けて、ムツゴロウ漁の秘訣を掴んだ三平三平(みひら・さんぺい)。一方、小次郎の「ツバメ返し」の技を伝授したいと願う天才ムツカケ少年、六浦五郎(むつうら・ごろう)は、思わぬライバルの登場に闘志を燃やす。いよいよ干潟デビューを飾った三平に、五郎が勝負を挑む!!天才少年二人の熱き闘いの行方は!?(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(25)

有明海の干潟で繰り広げられるムツカケ勝負。「ムツカケ名人」小次郎の特訓で秘技「ツバメ返し」をマスターした三平三平(みひら・さんぺい)に対し、地元の天才少年五郎は、父親から伝授された美技「王将抜き」「浮き船」で対抗する。そんな時、ツバメ返しは、三平の父、三平平(みひら・たいら)が開発した技だと知らされた魚紳は、深い因縁を感じていた。二人の天才少年のバトルの行方は……?他、「幽沼の羽衣鮒の巻」を含む短編3編収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(26)

三平三平(みひら・さんぺい)が一人のんびり釣りをしていると、「ワニがいた~」と叫び声。地元の釣り人ツルさんの話は奇想天外だったが、頭はワニ、胴体は魚という怪魚の話を聞かされて、三平が黙っていられるわけがない!さっそく釣りに出かけた三平が出会った魚は!?「古沼の大怪魚の巻」ほか、“小さなビッグゲーム”ともいうべき日本古来のタナゴ釣りの醍醐味など、釣りの魅力がたっぷり詰まった短編全6編収録。(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(27)

サーモン・ダービーに出場するため、三平三平(みひら・さんぺい)は魚紳(ぎょしん)とともにカナダの地に立った。まずはバンクーバー島のキャンベル川河口エリアで小手調べ。そこで三平は、カナダの天才釣りキチ少年、サムと知り合い、親友となった。サムもまたサーモン・ダービーに参加するため、二人はライバルでもあった。サムと、その姉ヘレンの協力を得て、三平はキング・サーモンに初挑戦する!!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(28)

サーモン・ダービーをひかえ、カナダの天才釣りキチ少年、サムと姉ヘレンとともに腕試しに出かけた三平三平(みひら・さんぺい)。日本との釣り環境の違いと初めての大物との対面にとまどいながらも、キング・サーモンを釣り上げた!続けてヘレンと三平がダブルヒット!!コツをつかんだ三平は、明日から始まる本番に挑む!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(29)

ついにサーモンダービーが開幕!親友にして強敵のサムや、優勝候補アラスカ・グリズリーら世界中の強豪が顔をそろえる中、三平三平(みひら・さんぺい)も大物を狙い闘志を燃やす。1日目が終わった時点で、魚紳(ぎょしん)がトップに立ったが、翌日、桁違いの強力なライバルが現れた……!!(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)

釣りキチ三平(30)

サーモン・ダービー2日目、前日の魚紳の記録を天才釣り少年サムが抜いた直後、アラスカ・グリズリーが、50ポンド近い大物を釣り上げていた!「今年のサーモン・ダービーはもう終わりだ……」、あきらめムードのサムに見向きもせず、三平は最後まであきらめない!強豪ひしめくダービーの優勝の行方は!?(※収録されている技術や環境に関しての表記は、作品発表当時のものをそのまま掲載しております。)