あらすじ「2回どう?」 という小人の言葉とともに もたらされた魔法の力で プレ予選を通過した二階堂。人知れず不正を働いたことへの 罪の意識に苦しむ二階堂だったが、再会したかつてのライバル桐島の言葉に 自身の存在意義を見出した。二階堂 進48歳‥、周囲の期待と十字架を背負い 1次予選へと向かう‥!
すでにmampukuさんがクチコミで書かれていたのを読んで納得いった。 福本のノリではあるもののやり過ぎ感が強く、なんでこのノリなんだろうと疑問に思ってたので。 不肖わたくしはドストエフスキーを読んでおらずわからなかったけど、文学をなぞるかのように行ったり来たりを楽しませてくれているものなのだなと。 どんどん歳を取る主人公、合わせて進んでいく時間、自分だけが変われず苦しんでいる!というように見せかけて希望が見える、かのように見せかけてまた戻される地獄。 これにもっとわかりやすい文字通りの意味が足されて福本作品たるや、が完成するのだろうと思うので最後まで読破しようと思う。