『カイジ』『アカギ』の福本伸行、完全新作。10年連続プロテスト不合格、二階堂進35歳。進むも地獄‥戻るも地獄‥悶絶のゴルフ道、開幕! その1%を掴む為に進むんだ‥‥!
12年連続プロテスト不合格‥!絶望の縁で足掻き‥夢を追う二階堂に意外な理解者(若い女性‥!)が登場‥!唯一無二の時間が溶けていく‥苦悩‥苦悶‥苦渋‥停滞のゴルフ道。それでも、また新しい朝は来る‥!
「二回どう?」 40歳を超えても尚、落ち続けるプロテスト‥ 友情‥愛情‥信頼‥期待‥無能‥無力‥無才‥! 幸福と絶望が乱高下する疾風怒濤の日々。どこまでも不甲斐なき二階堂が 無慈悲で残酷な夢の傷跡‥ その向こう側で出会うものとは‥! 驚愕唖然の第3巻‥!
重ねてきた23年の月日の無意味さを悟り死を決意した二階堂は、死の際で出会った新たな仲間に生きる力をもらい再びプロテストへと向かう。迎えた勝負のバーディーパットを外し悶える二階堂に小人が呼びかける‥。「二回どう?」 確かに‥そう聞こえた‥。二階堂進、48歳にして訪れた人生の大きな転換点‥!?仲間の期待と己の矜持‥揺れる第4巻‥!
すでにmampukuさんがクチコミで書かれていたのを読んで納得いった。 福本のノリではあるもののやり過ぎ感が強く、なんでこのノリなんだろうと疑問に思ってたので。 不肖わたくしはドストエフスキーを読んでおらずわからなかったけど、文学をなぞるかのように行ったり来たりを楽しませてくれているものなのだなと。 どんどん歳を取る主人公、合わせて進んでいく時間、自分だけが変われず苦しんでいる!というように見せかけて希望が見える、かのように見せかけてまた戻される地獄。 これにもっとわかりやすい文字通りの意味が足されて福本作品たるや、が完成するのだろうと思うので最後まで読破しようと思う。
私も私の友人知人たちも初め、この漫画の真の価値に気づいていなかった。面白い「読み方」がわかっていなかった。 第12話にもやってようやくふと気がついたのだ。この悶々とした読み口が放つ既視感の正体に。ドストエフスキーやんけこれ。金貸しの婆ァを転がして罪の意識と自己正当化に揺れるラスコーリニコフの頭の中を膨大なページ数で延々と読ませられるあの小説と完全に一致しているではないか。 ということを先週ドヤ顔で投稿仕損ねていたら、今週(第13話)にまさかの新キャラ「ドストエフスキー罰子」が登場してしまったではないか。なに勝手にネタバラししとんねん!モーニング読者全員『地獄ゴルフ』の面白さに気づいてしまうやんけ!自分だけが気づいてドヤ顔していたかった!
すでにmampukuさんがクチコミで書かれていたのを読んで納得いった。 福本のノリではあるもののやり過ぎ感が強く、なんでこのノリなんだろうと疑問に思ってたので。 不肖わたくしはドストエフスキーを読んでおらずわからなかったけど、文学をなぞるかのように行ったり来たりを楽しませてくれているものなのだなと。 どんどん歳を取る主人公、合わせて進んでいく時間、自分だけが変われず苦しんでいる!というように見せかけて希望が見える、かのように見せかけてまた戻される地獄。 これにもっとわかりやすい文字通りの意味が足されて福本作品たるや、が完成するのだろうと思うので最後まで読破しようと思う。