あらすじ「二回どう?」 40歳を超えても尚、落ち続けるプロテスト‥ 友情‥愛情‥信頼‥期待‥無能‥無力‥無才‥! 幸福と絶望が乱高下する疾風怒濤の日々。どこまでも不甲斐なき二階堂が 無慈悲で残酷な夢の傷跡‥ その向こう側で出会うものとは‥! 驚愕唖然の第3巻‥!
すでにmampukuさんがクチコミで書かれていたのを読んで納得いった。 福本のノリではあるもののやり過ぎ感が強く、なんでこのノリなんだろうと疑問に思ってたので。 不肖わたくしはドストエフスキーを読んでおらずわからなかったけど、文学をなぞるかのように行ったり来たりを楽しませてくれているものなのだなと。 どんどん歳を取る主人公、合わせて進んでいく時間、自分だけが変われず苦しんでいる!というように見せかけて希望が見える、かのように見せかけてまた戻される地獄。 これにもっとわかりやすい文字通りの意味が足されて福本作品たるや、が完成するのだろうと思うので最後まで読破しようと思う。