あらすじ私の秘密が母に見つかった。母の涙を初めて見た。全部私のせいだ。それでももう止まらない。私の価値はそこにあるから。自分自身の「かわいい」を知ったはるか、彼女の初参戦コスプレイベントが迫る。平凡で自信のなかった一人の少女が変わっていく。承認欲求の波に飲まれかわいくなっていく。その結果、一体何が起こるのか。「東京深夜少女」クライマックス。
最初は「絵が可愛い〜」と思って読み始めたのですが、 様々な形で承認欲求を持った人達が織り成す物語はドロっとしており、 そのギャップがまた良いなと思います。 私は被写体をしたり、コンセプトカフェでも働いていて、 登場人物ととても近い環境にいるので共感できることもめちゃくちゃありました。 現代はSNSは普及して、コスプレやコンセプトカフェもどんどん活発な界隈になっているため、 承認欲求のモンスターもどんどん増えていると思います。 あまりそのような界隈に縁がない人にも、現代の女の子の闇の一つを覗く感覚で一度読んでみてほしいです。