あらすじひとつの歪な恋物語が終わりを迎え、二人の女の子が夜の街を走った。はたから見れば滑稽で愚かなことだとしても彼女達にとってはとても大事で、光り輝いていた一夜。そしてまた物語ははるかへと戻る。彼女は己の価値を見出すため新たなる世界へ… かわいくないと誰も私を見てくれない、かわいくないと誰も私を助けてくれない。だったら…かわいくなるしかない。『東京深夜少女』コスプレイベント編始まる
最初は「絵が可愛い〜」と思って読み始めたのですが、 様々な形で承認欲求を持った人達が織り成す物語はドロっとしており、 そのギャップがまた良いなと思います。 私は被写体をしたり、コンセプトカフェでも働いていて、 登場人物ととても近い環境にいるので共感できることもめちゃくちゃありました。 現代はSNSは普及して、コスプレやコンセプトカフェもどんどん活発な界隈になっているため、 承認欲求のモンスターもどんどん増えていると思います。 あまりそのような界隈に縁がない人にも、現代の女の子の闇の一つを覗く感覚で一度読んでみてほしいです。