あらすじ『この街は、一度慣れてしまったらもう帰れない』東京・歌舞伎町。シーシャバーで働くとなった主人公はるか。新たな世界に足を踏み入れた彼女に夜の街は優しく、友人、先輩、客が彼女のコンプレックスを少しづつ溶かしていく。あの日、あの時までは―― 夜の世界の優しさには理由がある。それをまだ彼女は知らない。エモく美しく、夜のグロテスクさが露わになりはじめる第2巻、発売。
最初は「絵が可愛い〜」と思って読み始めたのですが、 様々な形で承認欲求を持った人達が織り成す物語はドロっとしており、 そのギャップがまた良いなと思います。 私は被写体をしたり、コンセプトカフェでも働いていて、 登場人物ととても近い環境にいるので共感できることもめちゃくちゃありました。 現代はSNSは普及して、コスプレやコンセプトカフェもどんどん活発な界隈になっているため、 承認欲求のモンスターもどんどん増えていると思います。 あまりそのような界隈に縁がない人にも、現代の女の子の闇の一つを覗く感覚で一度読んでみてほしいです。