あらすじ夜の街で初めてできた友達…その彼氏と寝てしまった… そのことを友達に打ち明けることもできず、相談できる相手もいないはるかは秘密を抱えたまま追い詰められていく。見るものすべてが新しく、ただ楽しかっただけの黄昏は終わりを告げ本当の夜が来る。今ならまだ引き返せる。すべてを思い出にして元の生活に戻れる。昼と夜を秤にかけ思い悩むはるかの選んだ選択とは――
最初は「絵が可愛い〜」と思って読み始めたのですが、 様々な形で承認欲求を持った人達が織り成す物語はドロっとしており、 そのギャップがまた良いなと思います。 私は被写体をしたり、コンセプトカフェでも働いていて、 登場人物ととても近い環境にいるので共感できることもめちゃくちゃありました。 現代はSNSは普及して、コスプレやコンセプトカフェもどんどん活発な界隈になっているため、 承認欲求のモンスターもどんどん増えていると思います。 あまりそのような界隈に縁がない人にも、現代の女の子の闇の一つを覗く感覚で一度読んでみてほしいです。