安藤花夏、高校一年生、身長142cm。中学まで園芸部だった花夏は、「格闘技は強い人だけのものじゃなくて、誰でもできて誰でも強くなるためにある」という誘い文句に憧れ、総合格闘技の世界へと足を踏み入れる。花夏と仲間達“女子格ガールズ”の果てなき挑戦が始まる――。
一肌脱ぎます、戦います!!芸能界の生き残りを賭けて戦うセクシーアイドル伝説、ここに開幕!!己の肉体を武器に、沖縄少女はどこまでセクシーバイオレンスになれるのか!?笑いあり、お下品満載で贈る超問題作!!
▼第1話/ばけもん現る ▼第2話/秘めた思い ▼第3話/守るべきもの ▼第4話/凍てついた眼 ▼第5話/死闘のゴング ▼第6話/明かされた秘密 ▼第7話/本当の強さ ▼第8話/最後の一撃 ▼第9話/父の姿 ▼第10話/父の言葉 ●主な登場人物/原田太陽(プロレス愛好会に所属する高校1年生。パワーと素質は超高校級。父を尊敬し、自分も格闘家になることを夢見ている)、原田太(太陽の父。「新世紀プロレス」を脱退し、新格闘技団体「ヘラクレス」を旗揚げ。バーリ・トゥードに挑む。リングネームは、モンスター原田) ●あらすじ/2000年、夏。全国高校総体のレスリング会場では、フリースタイル85kg級の決勝戦が行われようとしていた。この決勝に駒を進めた1人は、アテネオリンピックに出場することは間違いないと言われている鯨岡と、原田太陽である。ところがこの太陽、本来はプロレス愛好会のメンバーで、選手が足りないレスリング部に頼まれての助っ人参加だった…(第1話)。 ●本巻の特徴/バーリ・トゥードの世界へ乗り出した原田太陽の父・モンスター原田の第1戦の相手は、彼の高校時代からの親友であり、国内最強の柔道家である砦一馬。しかし試合に臨む砦の胸には、恐るべき計画が潜んでいた…。元NWA世界統一ヘビー級チャンピオンで、20世紀最強レスラーともいわれるルー・テーズ氏の監修による、本格格闘技コミックがスタート! ●その他の登場人物/砦一馬(国民的英雄といわれる柔道選手。次のオリンピックで悲願の金メダルを目指す。34歳)、原田陽子(太陽の母。息子と夫を心から愛し、応援している)
過去に虐められる親友を救えなかった後悔から「強くなりたい」と願う女子高生は、とある同級生女子に憧れて総合格闘技の門を叩く。 弱い私は身長142cmの主人公に同調し、強い総合格闘家たちのちょっとブッ飛んだ生態を面白く眺めつつ、迫力ある戦いの描写に魅せられる。 弱さを自覚して少しずつ成長する主人公は、格闘家の次元へ踏み込んでゆく。殴られ折られ、ボロボロになりながらも熱狂の果てに何かを掴みに行く。その果てには、彼女を総合格闘技にいざなった同級生が待っている。 少し前までこちら側の住人だった主人公が、あちら側に……ちょっとブッ飛んだ格闘家の世界に行ってしまった事を寂しく思いつつも、その凛々しさに身震いする、そんな喜びが全4巻で味わえる。 #マンバ読書会 #5巻くらいのマンガ