あらすじ巣鴨の町で、野良猫のように伸び伸びと暮らしてきたバカ姉弟(きょうだい)。両親の仕事に区切りがついて、ついに親子一緒に暮らせる日が来ました。そのため、住み慣れたこの町を離れることに!!町の皆が別れを惜しむなか、引っ越し先は――隣町!?数奇なる運命、時を駆ける15年後の姉弟も一挙収録!子供は町とともに育っていく。大人になるって悪くない。安達哲が贈る、幸せな幸せな物語。
作者がダークサイドを突き抜けると、ここまであったかい話になるモノかと。 『さくらの唄』やら『お天気お姉さん』やら、少年のトラウマになりやすいような、ある意味名作と呼べる話から一転、同じ作者が描いたとは思えないような良い意味での名作。 投稿者は、実社会で立ち直れない程の大きなダメージを負った時によく読みます。