あらすじ巣鴨の路地裏に棲息する一対(いっつい)の小仏(こぼとけ)。かと思ったらバカ姉弟(きょうだい)!彼らの面倒を見るシズラーの策略により、24時間安眠させられてしまったバカ姉弟。おねいの謎のパワーと神々しいまでのおでこの光を利用して、一攫千金を企(たくら)む悪人たち。自分の孫よりもバカ姉弟をかわいがるヘンクツ爺(じじい)。町の皆もやられっぱなしではありません。ご町内の楽しくかわいい暮らしは続く。オールカラー下町ファンタジー。
作者がダークサイドを突き抜けると、ここまであったかい話になるモノかと。 『さくらの唄』やら『お天気お姉さん』やら、少年のトラウマになりやすいような、ある意味名作と呼べる話から一転、同じ作者が描いたとは思えないような良い意味での名作。 投稿者は、実社会で立ち直れない程の大きなダメージを負った時によく読みます。