あらすじ「暗闇を見ずに帰れば、アンタはただのネズミや!」――女房が離婚を要求し、横領上司が自殺した夜。カネに執着を感じないエリートサラリーマン・篁(たかむら)は、風変わりな“痴女”に導かれ、雑居ビルに隠された賭場へと足を踏み入れる。“GodisNowhere”……神なき場所で、ギャンブルネーム「マウス」の、絶頂を目指す旅が始まった!“女体盛り”表現が伝説となった「インドまぐろ子18歳」も登場して、衝撃尽くしの第1巻!
初めは、マウスという男が、妻に離婚を迫られ電車で遭遇した痴女につまらない男と罵られた恨みのようなものから違法賭博の世界に足を踏み入れ、限界ギリギリのギャンブルで勝っていく漫画だった。 それが左遷されて帰ってきた中盤あたりから、ギャンブルで負けそうになると、すかさずインドまぐろ子(二十歳の美人)が自分の体に様々な料理を盛り付けて食わせることで、マウスに勝負のツキを呼び寄せる漫画になっていく。 なので、後半になると、勝負の駆け引きよりも「今回はどんな女体盛りなのかな」っていう楽しみの方が勝っている。が、しかし、意外と人情的な話もちらほらあり、最終的なインドまぐろ子とマウスの行く末などはなかなか感動的なものもあり漫画としても面白かった。