あらすじ「インドまぐろ子20歳です。こんなに大きくなりました」――会社のウラ金を使った、あの事件から2年。降格人事を経て、みなぎる精力やギャンブル・センスを捨てたサラリーマン・ギャンブラーの「マウス」。彼をふたたび発奮させるべく、インドまぐろ子が考案した新しい“女体盛り”のメニューとは……!?彼のヤル気が爆発すると、「日本一後腐れのない女」、別れた元女房・亜希子までもがしなだれかかって……。凄絶極まる、第2巻。
初めは、マウスという男が、妻に離婚を迫られ電車で遭遇した痴女につまらない男と罵られた恨みのようなものから違法賭博の世界に足を踏み入れ、限界ギリギリのギャンブルで勝っていく漫画だった。 それが左遷されて帰ってきた中盤あたりから、ギャンブルで負けそうになると、すかさずインドまぐろ子(二十歳の美人)が自分の体に様々な料理を盛り付けて食わせることで、マウスに勝負のツキを呼び寄せる漫画になっていく。 なので、後半になると、勝負の駆け引きよりも「今回はどんな女体盛りなのかな」っていう楽しみの方が勝っている。が、しかし、意外と人情的な話もちらほらあり、最終的なインドまぐろ子とマウスの行く末などはなかなか感動的なものもあり漫画としても面白かった。