都会で働きながらも田舎にマイホームを購入し、妻と娘とともに移住してきた百木田(からきた)。しかし、なりゆきで自治会に入会させられた上、有無を言わさずドブ掃除当番まで任されてしまう。仕事の都合もあまり配慮してくれない様子で、都会での生活のギャップに戸惑う百木田。さらには秋祭りの準備に伴い、地元神社の氏子になってほしいと迫られ、高額の寄進を要求されてしまう。これにはさすがに納得できず固辞するが、その後も執拗な要請があり、我慢の限界に達した百木田は自治会脱退を宣言する! PTA問題も併発して、百木田一家は四面楚歌。田舎と都会、それぞれの文化や意識の違いによる軋轢が生んだ移住トラブルを、法律で丸く収めることはできるのか…!!
事務所の大ボス・大野ですらも大苦戦! あれば嬉しいはずの財産が、まさかの疫病神に――負の不動産相続編! とある自治会で問題になっている、朽ちかけた空き家。崩壊の危険もあり、修理するなり取り壊すなり、なんとかしたいところだが、家主はずいぶん前に他界し、この空き家も誰に相続されたのかがまったく不明! そこで田村と金田が相談を受け、相続人を探すことになったが…。一方、大野は別件で一人で暮らす老婆から相談を受けていた。聞けば相続した山にたびたび補修工事が必要となり、その費用を支払うにも限界がきているという。しかし、山は買い手もおらず、所有権の放棄もできず、ただただ補修費用だけがかさんでゆくばかり。悲嘆にくれる老婆を、大野は救うことができるのか!? もしもコストがかかる家屋や土地を、相続することになってしまったら…あなたなら、どうする?
※ネタバレを含むクチコミです。