あらすじ俺は、もう中学生やなかもん――心からおらんだとです。穴見さんやら姉ちゃんのことは、もうきっぱり忘れるばい。なして人は死ぬ、なして俺は生きとる、なして俺は高校ば行く……こげな悩むうちに、石堂高校の入学試験の日が来たとです。泣いても笑うても、俺の運命が決まる日が……!?六平十五春残し
福岡在住なのに、長谷川法世さんの作品を初めて読みました。今では聞き慣れないような博多弁や、ご近所文化。福岡博多の一大行事の山笠も、場末の雰囲気も博多づくしですが今では様変わりしたなあ、と。男子中学生のアホ可愛さも満載です(笑) 観光に訪れる前に読んでみてもらいたいなあ。