あらすじ全国の駅弁を食べ続ける大介が、松阪で衝撃の駅弁に遭遇!感激の中身は旨みたっぷりの黒毛和牛、そして女将の情熱が詰まっていて…。さらに、三河産の極上うなぎを3度楽しめる『抹茶ひつまぶし日本一弁当』やB級グルメの覇者を味わえる逸品『極富士宮やきそば弁当』が登場!秘境を走る大井川鐡道、富士山絶景地、ガンダム等々、駅弁も内容も盛り沢山の『東海めちゃウマ駅弁目白押し編』!!
鉄道による日本一周で、各地域の駅弁を食べて弁当作りに活かすという、壮大なのか矮小なのか分からない理由で旅をする。そしてひとり旅と言いつつ何故か行く先々で同行者が出現して、だいたい2人旅になっている(弁当の種類を多く紹介できるからだろうが)。でもこういう突っ込みがいのある作品はいい作品が多い。溢れ出る熱量が天然の面白みを生む。 電車にも弁当にもその土地の歴史や文化が反映されていて勉強になるし、地元民は少し誇らしい気持ちにもなると思う。廃線になってしまったり、終売してしまった弁当もあるが、こういう形で記録に残るのは非常に素晴らしいことではないだろうか。 自分の地元の駅弁も出てくるが、住んでいた頃はそれほど電車に乗らなかったし、最寄りでもなくわざわざ行くところでもなかったので、全く知らなかった。次に帰省する時は寄ってみたい。