あらすじ直江津の有名駅弁『鱈めし』の旨さの秘密を探るべく、老舗駅弁屋の調理場を訪れた大介たちが見たものは、驚きの製造方法だった――!予約必須の人気駅弁『するてん』他、7年に1度の激レア限定駅弁『御柱祭弁当』や、東西料亭の競作で生まれた豪華2段重『元気甲斐』、信州牛がドカッと盛られた『牛めし弁当』などが登場する「甲信越冬の逸品駅弁編」いざ、出発進行!
鉄道による日本一周で、各地域の駅弁を食べて弁当作りに活かすという、壮大なのか矮小なのか分からない理由で旅をする。そしてひとり旅と言いつつ何故か行く先々で同行者が出現して、だいたい2人旅になっている(弁当の種類を多く紹介できるからだろうが)。でもこういう突っ込みがいのある作品はいい作品が多い。溢れ出る熱量が天然の面白みを生む。 電車にも弁当にもその土地の歴史や文化が反映されていて勉強になるし、地元民は少し誇らしい気持ちにもなると思う。廃線になってしまったり、終売してしまった弁当もあるが、こういう形で記録に残るのは非常に素晴らしいことではないだろうか。 自分の地元の駅弁も出てくるが、住んでいた頃はそれほど電車に乗らなかったし、最寄りでもなくわざわざ行くところでもなかったので、全く知らなかった。次に帰省する時は寄ってみたい。