あらすじどこまで行けば、自分の漫画に出会えるか。肩書きを失った編集者が漫画家を訪ねる。自信を失った漫画家が旧知の編集者と会う。進むべき道に迷った若者が本当の自己を見つめる。東京の空の下、漫画が生まれる。確かなものが何もない時代に人は何かに人生を懸けることができるのだろうか。
マンガから訣別した人、マンガが上手く描けなくなった人、自分のマンガが認められない人。それぞれ事情はあるものの、皆命懸けでマンガと対峙していました。作り手にとってのマンガの魔力のようなものを感じる作品です。これからマンガを読むときの姿勢にも影響しそうな。余韻がすごいです。