あらすじ桜木をかばったため、石原の命を受けた一舎八房の者たちにヤキを入れられたマリオは病棟に送られていた。二舎六房の仲間のもとに戻ってきた桜木から、そのことを知らされたヘイタイたちは、改めて石原の汚いやり方に憤りを感じる。一方、その石原たちは、出所までの間に桜木の命を奪おうと策を練っていた。このことを知ってしまった看守の熊谷は…。
戦後の貧しく荒れた日本。生きる為やむなく悪事に手を染め、少年院で生活を共にすることになった7人の少年達。彼らに人権はない。自由はない。でも夢がある。待っている家族がいる。彼らはシャバに出ることを目標に助け合い、絆を深めていくが…。 高校生の時初めて読んで、こんな暗い漫画あるんだ…と衝撃を受けました。子供を守るべき大人の、看守や里親からの暴力や性的虐待・売春・私刑等…現代では考えられないことばかりだけど、これで普通だったんだよなぁと思うと産まれた時代に感謝しかなくなりますね。