あらすじ昭和32年8月。特少を出たマリオたち6人は一緒に生活しながら、佐々木と石原への復讐の機会を狙っていた。他の5人が食いぶちを稼ぐなか、独り「絵図」を描き続けてきたバレモトは、佐々木が出馬した市長選挙の演説会を攻撃目標にすると宣言。そして、マリオだけをこの計画から外し、静岡県沼津にいることが分かった石原とサシで決着をつけるよう勧める…。
戦後の貧しく荒れた日本。生きる為やむなく悪事に手を染め、少年院で生活を共にすることになった7人の少年達。彼らに人権はない。自由はない。でも夢がある。待っている家族がいる。彼らはシャバに出ることを目標に助け合い、絆を深めていくが…。 高校生の時初めて読んで、こんな暗い漫画あるんだ…と衝撃を受けました。子供を守るべき大人の、看守や里親からの暴力や性的虐待・売春・私刑等…現代では考えられないことばかりだけど、これで普通だったんだよなぁと思うと産まれた時代に感謝しかなくなりますね。