あらすじ日比谷公園の街頭テレビ。そこにはプロレスラーとしてリングに上がるキャベツの姿が映し出されていた。3週間前、自分の組へ殴り込みに来たヤクザを、持ち前の怪力で一蹴したキャベツだが、重症を負った兄貴分のために救急車を呼んでしまう。当然それは警察も招くことになり、事務所中をガサ入れされたことに怒った組長は、大ドジを踏んだキャベツを斬り捨てようと…。
戦後の貧しく荒れた日本。生きる為やむなく悪事に手を染め、少年院で生活を共にすることになった7人の少年達。彼らに人権はない。自由はない。でも夢がある。待っている家族がいる。彼らはシャバに出ることを目標に助け合い、絆を深めていくが…。 高校生の時初めて読んで、こんな暗い漫画あるんだ…と衝撃を受けました。子供を守るべき大人の、看守や里親からの暴力や性的虐待・売春・私刑等…現代では考えられないことばかりだけど、これで普通だったんだよなぁと思うと産まれた時代に感謝しかなくなりますね。