あらすじ逮捕されたマリオの拘留期間はあと11日。少年審判ではなく刑事事件として裁かれるため、検事の起訴をなんとか阻止しなければ刑務所行きは確実である。とはいえ、すでに接見禁止の命令まで下されたマリオを救出することは難しく、早川の店で作戦を練るスッポンたち4人は頭を抱えていた。するとそこに、「マリオ放免までの道」と題された作戦書を書き上げたバレモトが現れて…。
戦後の貧しく荒れた日本。生きる為やむなく悪事に手を染め、少年院で生活を共にすることになった7人の少年達。彼らに人権はない。自由はない。でも夢がある。待っている家族がいる。彼らはシャバに出ることを目標に助け合い、絆を深めていくが…。 高校生の時初めて読んで、こんな暗い漫画あるんだ…と衝撃を受けました。子供を守るべき大人の、看守や里親からの暴力や性的虐待・売春・私刑等…現代では考えられないことばかりだけど、これで普通だったんだよなぁと思うと産まれた時代に感謝しかなくなりますね。