あらすじ幽霊塔の秘密を知る小説家・不変木は、沙都子の実の母だった。丸部に性的虐待を受けてきた沙都子は、丸部家を出て、実母と暮らす道を選択する。実母は、共産主義を信奉する活動家で、同胞を日本から北朝鮮に移住させる計画を進めていた。何もかもが違う生活に戸惑う沙都子…冷めたごはん、ぬるくなった味噌汁、暗い家。そして……そこにもまた「死番虫」が現れる。天野、テツオ、活動家グループ、「死番虫」、バトルロイヤルの幕が切って落とされる!!
ずいぶん前に読んだが、今も鮮明に記憶に残るホラー。時代背景が昭和ということもあり、どこかノスタルジックな雰囲気が漂う。しかしながら怖さは一級品!ゾクゾクとハラハラとワクワクが同時に楽しめること間違いない。