あらすじ

エイホン家の居候イギリス人、ヘンリー・スミス。彼は長らく滞在した土地をはなれ、カラザそしてアンカラへと旅に出かけた。カラザでは珍しい外国人であるスミスは、町の人並みにもまれ、気がつくと、馬も、荷物も、盗まれてしまっていた!そして、もう1名、愛馬を盗まれたのが第2の『乙嫁』タラスさん!今、スミスは運命の女性に出会う……!中央アジアの生活文化を、丁寧な筆致で描き上げる、人気絶好調シリーズ第3巻!!
乙嫁語り 1巻

美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……?『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!

乙嫁語り 2巻

遠くからやってきた騎兵の群れは、アミルのお兄様と、おじ様たち。結婚式以来のなつかしい顔ぶれに、大きな笑顔を見せるアミル!しかし馬上から見下ろしたまま、おじはこう言った「逆らうつもりか、村へ帰るんだアミル」……!!!悠久の大地を舞台に描かれる、20歳のヨメと12歳のムコとの恋愛、そして……。人気絶好調、第2巻!

乙嫁語り 3巻

エイホン家の居候イギリス人、ヘンリー・スミス。彼は長らく滞在した土地をはなれ、カラザそしてアンカラへと旅に出かけた。カラザでは珍しい外国人であるスミスは、町の人並みにもまれ、気がつくと、馬も、荷物も、盗まれてしまっていた!そして、もう1名、愛馬を盗まれたのが第2の『乙嫁』タラスさん!今、スミスは運命の女性に出会う……!中央アジアの生活文化を、丁寧な筆致で描き上げる、人気絶好調シリーズ第3巻!!

乙嫁語り 4巻

イギリスからの旅行者スミスは、案内人のアリとともに目的地への旅を続けていく。馬の上で居眠りをしたため、湖に落ちたスミス。彼を助けに向かった少女たちは、元気が大爆発している双子の少女・ライラとレイリであった!!現在のウズベキスタンにある巨大な塩湖“アラル海”。その近郊に暮らす人々の生活と文化を描き上げる『乙嫁語り』第3シーズンは作者・森薫の新たな魅力が楽しめる一冊です。

乙嫁語り 5巻

やんちゃな双子のライラ&レイリにも、ついに結婚相手が見つかった。この巻では彼ら4人の結婚式を描いた前中後編「祝宴」を一挙に収録!ドタバタにぎやかで、楽しくて、笑顔と涙に満ちた結婚式へようこそ。番外篇としてFellows!(Q)に収録されたショート短篇「岩山の女王」を併録。

乙嫁語り 6巻

英国人スミスと案内人アリが、アンカラへの旅を続ける頃、アミルの兄・アゼルは苦悩していた。生き残るために、カルルクの村を略奪すると決めた親族たち。その背後には、つぶし合いを狙うロシアの思惑が見え隠れする。一族への忠誠心と、妹アミルへの愛情、ふたつの板挟みのなかで、アゼルが決めた「正しい選択」とは……?前巻までのラブ・コメディーから一転、全編に渡ってアクション描写が冴え渡る、戦闘群像の『乙嫁語り』第6巻!

乙嫁語り 7巻

旅を続ける英国人スミスと案内人アリ。アラル海にある双子の村から山を越えて南下し、たどり着いた場所はペルシア。逗留先の主人から歓迎を受けるふたりであったが、そのウラでは第4の乙嫁アニスが、誰にも打ち明けられない悩みを抱えていた……! 姉妹妻と呼ばれるこの地域の習慣を題材に、いま描き出される真の友情の物語。人気絶好調のシリーズ第7巻!

乙嫁語り 8巻

アミルの友人パリヤにとって、目下のところ気になるのは結婚相手。率直すぎる性格が災いしてか、なかなか縁談がまとまらない日々。そんなパリヤにも最近、気になる相手ができたようで……。第5の乙嫁(おとよめ)は人気の高いパリヤさんの物語! 果たしてパリヤは結婚できるのか!? 暗黒期から抜け出せるのか!? 悠久の大地・中央アジアを舞台に描くブライド・ストーリー『乙嫁語り』、抱腹絶倒の第8巻!

乙嫁語り 9巻

アミルの友人パリヤの恋模様を描く、好評コミカル第5シーズン! 布支度は進まないし、友達も少なく、自分の気持ちは上手に伝えられない。八方ふさがりのパリヤだが、お遣いの案内役をウマルが申し出たことにより物語は一気に急展開する!

乙嫁語り 10巻

4ヵ月の充電期間を終えて、連載再開した『乙嫁語り』! 第10巻の前半はカルルクが“男”になるべく修業をする“男修業”編。アミルの兄が暮らす冬の野営地へ行き、アゼル・ジョルク・バイマトの3人から鷹狩りを学びます。後半はアンカラへの旅を続けるスミスへ視点が移り、案内人アリとともに旅の様子が描かれていきます。お楽しみに!

乙嫁語り 11巻

中央アジアを舞台に、さまざまな結婚物語を描き連ねていく『乙嫁語り』。英国人の旅行者スミスは、旅の目的地アンカラでタラスと再会したあと、ふたたび旅を始めることに。それは、もう一度アミルとカルルクの住む地域へ戻る旅……。新たに手に入れたアイテム「写真機」とともに、スミスとタラスと、案内人アリの旅路が始まる!

乙嫁語り 12巻

中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描き連ねていく『乙嫁語り』。撮影の旅を続けるスミス一行は、アニスとシーリーンが暮らす町へと戻ってきました。「何もやることがない一日」を描いた前後編、「猫」や「髪」、「風呂」に「手紙」の漫画など、大小さまざまな9篇の作品を収録。ロシア軍の南下がうわさされるなか、スミスの旅路に幸あらんことを!

乙嫁語り 13巻

中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描き連ねていく『乙嫁語り』。カメラを手に、旅を続けるスミスたち。やがてたどり着いたのは、アラル海周辺の漁村。そこは褐色の双子乙嫁、ライラとレイリが暮らす村であった!懐かしき再会もつかの間、新婚ほやほやの双子によるおもてなしの宴が始まる!

乙嫁語り 14巻

中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描く『乙嫁語り』。アミルの兄、アゼルとその仲間たちは、草原の民どうしの結束を果たすために「馬競(うまくら)べ」へ参加することに! 新たな乙嫁も多数登場!

乙嫁語り 15巻

中央アジアを訪れていた英国人のスミスは、現地で恋した薄幸の乙嫁・タラスを連れてイギリスへ帰った。父や母や兄弟に、スミスはタラスを紹介する。果たして家族の反応は……?