かつては国民的スター歌手だった、七星新也。今は、すっかり薄くなった頭髪を隠しながら 地方の温泉地の小さなステージで歌う日々を送っている。営業先の温泉旅館で、住み込みの仲居・京と恋仲になる七星だが、彼女は「暴力夫から逃げている」というワケありの身で…!? 落ちぶれても元スター・七星、愛する人を守るため、今こそヒーローになるべき時は来た!! 時の移ろいと共に落ちぶれてしまった男とその新しい人生への再起とを描く表題作『君こそ星(スター)だ』と、俳句によって結びついた男女の熱烈な情愛を描く 『星光耿耿』の2編を収録! どちらも、「もう自分の身に恋など降ってこないはず」と 思っている男の“まさか”の物語です。恋はやっぱり、人生の必要十分条件だ! と感じさせてくれるときめきの詰まった一冊です。
ようやく、こういう漫画の良さがわかるようになった。 渋い感じね。 昔は、手から波動のようなものが出て敵を倒したり、最強の武器を振り回したり、絶世の美女と付き合うまでの運命的なラブストーリーだったりが漫画の醍醐味でしたが、年齢を重ねて、渋い漫画の良さもわかってきましたね。 40代からも恋愛はできるし、50代もドキドキしている。そして60代になっても元気でいるんだ。