高座で噺の最中に、客席の文士に「まずい!」と言われた左楽は、レアリスムの芸を磨こうと試練を重ねる『レアリスムの左楽』。なまりのひどい田舎者が、噺はダメだが踊りを覚えようと工夫を重ねる『電気踊りの又蔵』など13話。古谷三敏が話芸の世界をリアルに描いた名作集!
巨匠漫画家×グルメ秘話! 『味いちもんめ』シリーズ、番外編にして新境地! 巨匠漫画家の「食」にまつわる秘話を、『味いち』キャラの伊橋&ボンさんがインタビュー!! 日本が誇る超有名漫画家達の駆け出し時代の苦労話や、漫画界に燦然と輝く名作の裏話を、“食”の面からじっくり伺いました。【登場漫画家】ビッグ錠 川崎のぼる 谷口ジロー モンキー・パンチ うえやまとち 矢口高雄 池上遼一 ちばてつや 小山ゆう 浦沢直樹 土山しげる(登場順。敬称略)
伊橋は新宿の料亭『藤村』に入ったばかりの新米料理人。料理学校を首席で卒業した自信から、洗い物やゴミ捨てなど雑用ばかりやらされる「追い回し(アヒル)」に飽き飽きしていた。伊橋の不満を聞いた立板の横川は、その腕前がどの程度のものなのか、追い回し歴三年の谷沢と「桂剥き」をやらせてみるが…。板前の世界を描く異色の「食」コミック!!
超人気シリーズ、待望の新章第1集! 全国での修業を経て銀座の『紀乃家』で活躍していた伊橋に、独立の話が。しかし同じ頃、心の店『藤村』の親父さんが倒れたとの報が… かつての仲間を助けるため、そしてさらなる修業のため、『藤村』に伊橋が帰ってきた! 新たに加わった3人の追い回しと懐かしの店で紡ぐ、板前人情物語!
いつの世も変わらぬ伊橋の板前人情物語! スペリオール創刊から続く最長連載作品「味いちもんめ」最新シリーズ!日本各所で修業を積んだ伊橋が新天地へ!今度の舞台は日本きっての高級街、銀座!外国人も多くいる銀座の見せ『紀乃家』で無形文化遺産にも登録された「和食」の真髄を探す修業が始まります!
日本各所で修業をしていた伊橋悟が新天地で修業再開!! 新たな舞台は高級店が軒を連ねる街、銀座! 神楽坂のお店「楽庵」をたたんでまで挑戦する日本料理の再発見の修業! 外人のお客さんの多さに戸惑いつつ、世界的視点で見た日本料理とはなんなのか、その真髄に迫らんと四苦八苦する伊橋の努力は必見です!
東京の『藤村』『桜花楼』『SAKURA』『割烹飯塚』、京都の『さんたか』…様々な店での修業を経て、今は神楽坂の料理店『楽庵』の雇われ店長の伊橋悟。しかし、料理の道に終わり無し!料理評論家の山賀、『楽庵』オーナー・拝島に後押しされ、未だ見ぬ食文化に触れるべく、全国行脚に出ることに!!美味しいものを見つけたら『楽庵』へ送るという「愛の美食宅配人」の使命を背負い、伊橋が最初に向かった地は、北陸最大の街・金沢!
熟考の末、大幡が持ちかけた独立話を受けることにした伊橋は、いよいよ自分が板長として働く神楽坂の店を見に行く日を迎える。兄からの激励の手紙と、父からのプレゼントも受け取り、気持ちも新たに神楽坂へと繰り出した伊橋は、そこで一緒に店を見てくれるという大幡と三松の到着を待つ…。
「藤村」から西新橋の料亭「桜花楼」に移った伊橋。合理主義を唱える副社長兼“立板”のやり方に戸惑いと憤りを感じつつも“起爆剤”として奮闘中。ある日のこと、仕事を終えた伊橋は、熊野の部屋に呼び出された。熊野によると、彼が修行時代に世話になった西新橋の老舗料亭「桜花楼」が、腕の立つ板前を助っ人に求めているという。先代への義理もあり、また、伊橋に頼りきりの渡辺をひとりだちさせたいとも思っていた熊野は、伊橋に“助”に行くよう持ちかける。話を聞いた伊橋は、これも修行のうち、と「桜花楼」に行くことを決意するが、その「桜花楼」の板場は、イビツな構図が支配していて……?
原爆、子ども、銃後等のテーマ毎に戦争漫画を収載。手塚治虫、ちばてつや、赤塚不二夫、水木しげる等の巨匠から、『社長 島耕作』の弘兼憲史、『シティハンター』の北条司など第一線の作家、気鋭の若手まで内容も年代も幅広く収録。“こち亀”の秋本治の作品など出版社や掲載誌の枠を超えて収載した奇跡的なシリーズです。今こそ漫画で平和と戦争について考えてみませんか。 激戦地ラバウルで左腕を失った戦場体験のある唯一の現役漫画家・水木しげるが描く本物の戦場/出版社の枠を超え「こち亀」秋本治の作品を収録―― 【収録作品】 水木しげる『白い旗』 手塚治虫『大将軍 森へ行く』 楳図かずお『死者の行進』 古谷三敏『寄席芸人伝 噺家戦記 柳亭円治』(脚本協力・あべ善太) 松本零士『戦場交響曲』 比嘉慂『母について』 白土三平『戦争 その恐怖の記録』 秋本治『5人の軍隊』
地方競馬で5戦5勝、全レースぶっちぎりの強さを誇る4歳馬・ミチノクボーイに中央競馬への転籍の話が持ち上がった。どうやら地上げ馬主と呼ばれる胡散臭い男が絡んでいるらしい。何より地方競馬のスター馬の転籍に、周囲は大反対する。しかし不遇な青年時代を過ごした馬主の「一度、中央で勝負させたい」という強い思いから、ついには転籍が決まってしまう。そして中央デビュー戦の日。地方での戦績が買われ、中央でもぶっちぎりの一番人気となったミチノクボーイ。様々な人々の夢を乗せゲートが開くが……。篠原とおる先生&あべ善太先生がお贈りする、競馬を愛する様々な人々を温かい視点で描いた人間ドラマ! 馬にたずさわり、そして馬を愛する人々の生き様を描いた傑作、第1巻!
銀行の支店長を勤め上げ、晴れて定年退職の身となった小田柿真一。退職の日から早10日。朝からアルバムを眺める日々を送っていた。家族はその急にしぼんだ姿に少し心配気味。仕事一筋だった父。何か趣味でも見つけてくれれば……。一方の真一はアルバムを眺めながら考えていた。とある本の「死んだら写真しか残らない人生なんてつまらん」という文言が突き刺さる。自分が残す写真はアルバム3冊分……少な過ぎる、と。退職仲間は次々と第二の人生を有意義に過ごすため動き始めている。自分は……そうだカメラはどうだろうか!? そして真一は動き始めた! 篠原とおる先生&あべ善太先生がお贈りするヒューマンドラマの傑作! 定年という第二の人生のスタートラインに立った男がファインダーを通して見た様々な人間模様とは!? 定年された方、そして何より現役世代にも手にとっていただきたい感動の応援歌、第1巻!!