読まない本屋の世間内くん
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本屋で働く世間内くんは本を読まない!? けど推しのためなら頑張ります!!
世間内清武22歳。叔父が経営する「くるす書店」の書店員である。
働き始めて2年経つ世間内だが、まだ胸には研修中のバッジがぶら下がっている。それは…彼が本を「読まない」書店員だから…？
そんな不思議な彼にも「推し」が存在する。フォロワー40万人・大人気セクシー女優のラブカである。なのに突然「ラブカ引退」のお知らせが!?放心状態の世間内がフラフラと店の外から帰ろうとすると、入ってきた女性とぶつかる。見覚えのあるネイル、聞き覚えのある声、もしかして彼女は…推し……!?
読まない（？）書店員と元セクシー女優作家が送る奇妙なオタ活×ラブストーリー!!
試し読み
読切 お茶挽いて 文書いて
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大正時代、吉原。かつて看板娘だった朝顔花魁と夕顔花魁は共に30歳に近づき“売れ残り”となってしまっていた。ただ一つ違ったことは、夕顔花魁には毎日手紙を書くほど熱心な人がいるものの、朝顔花魁には浮いた話ひとつ無いことだけ。そんなある日、朝顔花魁に舞い込んだ身請け話。年齢的にはラストチャンス。この縁談に賭けていた朝顔花魁だが、あえなく撃沈してしまい…。
まるでスターチスのように
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「私、ドライフラワーになりたいの」そう言ったのは、上品でお淑やかなクラスメイトの星名さんだった――。
立花は突然そんな風に話しかけられ戸惑いつつも、家が営業する花屋に彼女を連れて行く。そして、その言葉の真意が徐々に明らかになり…
