埼玉ディスが止まらないw
笑いが絶えません!一気読みがサクッとできる!
病気に悲しむも儚くて素敵な高校生二人のお話。
妊娠出産の奇跡を痛感!
ドラマも漫画も、映画もあったっけ? 全部カッコ良い!
読んでくれてありがとうございます。 1人でもこの作品を読んで笑ってくれればいいなと思っています。 Twitterやっているので もしよかったら覗いてねദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ https://mobile.twitter.com/YASUJICOMIC/with_replies
世界を救って死んだ親友の忘れ形見である娘の為に頑張るパパ。 最近流行りの特撮マンガの焼き回しかと思いきや読んでみるとなかなかに芯のある作品だった。 『ヒーロー不在の世界を救うのはヒーローになれなかった男』 もうこの設定だけで体温2度くらいアガる。 登場キャラもなかなかに奇抜でクセになる。 作者の演出がオシャレで絵が上手い。 ただあの被害出しまくってるのに偉そうな長官はどうなんだろうか。 かなり熱くて王道な骨太ストーリーを感じるので次巻にも期待。早く読みたい。
戦略的格闘漫画。 作者の木多康昭先生の事は昔ジャンプでやってたギャグマンガの印象が強かったけどこんなにも面白い戦略的な漫画を描く人だったとは驚いた。 主人公の十兵衛は特別にフィジカルに恵まれていると言うわけではなく(作中キャラの中だと) 、勝つ為に頭脳、ある種卑怯とも言えるような場内外戦略で対戦相手を倒す姿は実に見事だと興奮させてくれる。 陰陽トーナメントの参加者達の壮絶な過去を描き、試合中の非凡な演出力もあいまって誰が勝ち残るのか全く予想できない手腕には脱帽もの。 ただただ続きが読みたい漫画。
なるだろうねこの面白さは。 ジャンプ作品でバトルが無い単行本でも生きたキャラクター達がひとりひとり考えて行動、会話しミッションするものだから、何か起きたら各キャラクターがどんな風に考えるかを読んでいるだけで面白い。 普段マンガ1冊読むのに10分位なのにワールドトリガーはじっくり30分以上かけてゆっくり読む。 25巻時点では遠征選抜試験中だけど、これから誰が遠征するのかが楽しみだし、今後来る遠征編が楽しみでしょうがない。
新井英樹氏の作品といえば傍若無人なキャラクター像が多い印象を持っているが、この作品でも存分に発揮されている。 ある宗教圏の人々には受容と反発の両極端な反応が予想されるが、あくまで漫画でありフィクションであり娯楽として楽しんでほしい作品だ。 言葉にすると荒唐無稽で陳腐な説明しか出来そうもないので、まずは一読されたし。
東京喰種の石田スイ先生の新作、没入感がすごいっ! 何より周りのキャラクター達が面白い、これはフォローしておかねば。楽しみっ٩(*´˘`*)۶♪
ほっこりが、ほっこりが止まりませんっ(`;ω;´)
ダンジョンに雇われる冒険者、そして同僚(モンスター)たちとの心温まる交流とダンジョンの裏事情をゆるやかなリズムで描いた作品です。 久々に読む手が止められなくなる良作に出会えました。今後とも作者さんを応援したいと思います。
魅力的なキャラクター毎のエピソードと環境の変遷を、過去と現在を巧みに絡めて物語を丁寧に紡ぎ続ける稀有な作品です。 伏線回収も素晴らしく、いくつ歳を取っても何度も読み返したくなると確信できます! 何よりシリアスとコメディーのギャップの織り交ぜ方が‥とにかく上手いです( ˙꒳˙ ) きちんとまとめて展開を破綻させない作者さんの技量に憧れます。 私の語彙力ではこの作品の魅力を表現できませんが、皆さんへ少しでも伝われば幸いです。 コミックス待ち遠しいよ〜
いえ私、未婚なんですけどね。 娘の可愛がり方を模索するベクトルがねじ曲がるのがわかりながらも、自分に正直にあけっぴろげな姿を鹿の子に見られまいとする建前が可愛らしくて、父性と娘性(造語)が私の中で葛藤するように生まれました。 これが母性なの…?
良かった点 ・1巻のシデムシの回が良すぎた 総評 昔は鳥居勘三郎と部下の女性の関係がいかにもおじさんが好きそうな組み合わせだったが今回はそうでもなかった。
よかった点 ・あらゆるところに加齢に絡むギャグが入って面白い 総評 ・自分も近い年齢になってきているがここまではひどくないとは思ってる
よかった点 ・人を選ぶと思うがギャグがむちゃくちゃ面白い ・銀河英雄伝説と無双OROCHIのネタは何回読んでも笑う 総評 ・だいたいこのマンガの話を見ると「何で俺が平野綾と結婚できねーんだよ!!なんとかしろよ!!お前ら!!平野って名字なんだから歴史的に見ても俺の嫁だろ!?」のことが取り上げられるがそれ以外も面白い。では冒険デショデショ。
よかった点 ・90年代のゲームを知らないとかなりきついが俺はリアルタイムでやっていたので楽しめた ・懐かしのウォーザードとかもネタになってる ・「以下略」のノリが好きな人なら楽しめると思う 総評 ・確かプレイステーションの雑誌で連載していたが、ほとんどプレイステーションのゲームは登場せず、ファミコンのゲームや当時でも昔のマンガなどがネタにされていて今の「ドリフターズ」ファンの人が読んでも全くわからないんじゃないかな
よかった点 ・前半の武道専門学校校長・内藤と龍のあたりがむちゃくちゃ好き ・中盤から後半の紫禁城の秘法「黄龍玉璧」をめぐる話も面白い 総評 ・これに登場する男塾みたいな武道専門学校がすごい好きなので他に扱っているマンガがあれば知りたい
よかった点 ・幕末の感じと小山ゆうの人間臭い描写があっていて好き ・以蔵の最後は何回読んでもいい 総評 ・1から3巻が苦手で読み返す時はいつも4巻以降から読むが傑作だと思う ・「武田鉄矢」が嫌いだから読まないというのは勿体無い
よかった点 ・鈴木央の好きなものを見せつけられている感じがいい 総評 ・チャンピオン向きかと言われてたら向いていないな。鈴木央のマンガはほとんど読んでいるがこれと「Ultra Red」にほとんど触れる人がいないのは寂しい
よかった点 ・オーガニックまみれの母性 オーガニックにハマった母親が家庭不和を起こして最終的にオーガニックな野菜をつくる団体に入り家に野菜を売りつける話 ・私ファーストな女~子供より私が優先ですがなにか?~ 最後のオチだけすごい好き ・育児の常識~ジェネレーションギャップ~ あんまり記憶ない 総評 ・全くすっきりしない結末ばかりだけど気軽に読めるし面白い。こういうシリーズ人気あるのがなんとなくわかった。
良かった点 ・この漫画ほど酷くはないが、どの会社にでもいそうな人間をすごいうまい感じで表現している。 ・各話に印象的な人物が登場が単純なダメなやつでなく、社内でなんかしらの理由があり現在の至ると言う部分もありただのギャグではない 総評 ・サラリーマン漫画の最低到達点とも言われているが、世の中にあるサラリーマン漫画の一つとしてはすごい高い完成度があり実は傑作なのではないかとずっと思ってる
良かった点 ・会社とはこういうものなのかというのがなんとなく理解できる要素になってた ・営業の緒方/片岡/久米がいい 総評 ・初期のころは会社内でのトラブルを六平太がいい感じで解決していたが、後半は六平太が絡むとなんかすべてうまくいく感じになって、ちょっとゴルゴ13っぽくなっていた。
とても面白かったです。
少年漫画しか読まない若年層にはコミック的ではないかもしれないけど、骨太なドラマエンタメでよかった。 みみこちゃんがこの年齢である限り葛藤を語らせたり自主的に抵抗をさせては作品はリアリティを失くしてロック性もなくなる。この年頃は親がどんなでも健気に愛を求め続けてしまうもの。それと同じで本質でギターや音に魅かれて求めてしまう個性を、父へ憧れる必然性ともして、外からもらったチャンスに素直に乗っかってく感じとか、幼い子供に語らせず、その抗えない欲求、衝動、ロックをどう表現するのか、その描き方が愚直で渋くて最高。もしレコード屋で古き良き名盤に出会ってしまったらこんな気持ちになるのかなと思った。自分がこの歳の頃よりまだ前の昭和の匂いを残す世界観もまたテーマにハマってて良い。ライトさが好まれる今のネット上のマンガ需要の流れや掲載媒体のイメージ色に染まらず、今後もこのまま芯の太いアナログな作風を貫いてほしい。読めて嬉しい。スルメみたいでいい。大変な傑作ご馳走様でした。
どんな作品かはタイトルの通りです! …で、8割方紹介終わってしまいそうな当作 ヒロインは才色兼備な優等生ながら 考えてる事はシンプルにエロス! 仮面を被って積極的に優等生を演じてるタイプでなく周囲が良いように捉えてしまう勘違い系 ド下ネタ満載でありながら適度にコミカルな描き方も相まってドエロい感じにはならずにライトに楽しめるタイプの下ネタ漫画となっております この説明文と画像見て好きそうだなって思った方は多分好きなタイプだと思いますので一読あれ
どんな漫画か簡単に言うと 付喪神と共に闘う現代ファンタジー(肌色成分多め) です つぐももは作者さんが 『登場する女性キャラ全て裸にする』を目標としてるなんて明言してる作品なので、そらもう脱げるし脱ぐし破けます 全裸が第2のユニフォーム、まであるかも でもそれだけじゃなくてバトルファンタジー面もシッカリあるんです そこでまず 主人公母の存在が出てきます 形見を持ってるくらいですし亡くなってますが、このママさんは位の高い神様と殴りあって勝てるくらい強い 第1話時点で故人である母が最新28巻時点でも未だ最強格として揺るがない 強いがゆえの悩みなんかも持ってたりしてたんですけどね 亡くなってからもその強さと存在感は作中1位のスーパーママンです ファンタジーとしてのつぐももは 母を超える事が大きなカギにもなっています。母は強し!(物理)です いやホントつぐももは技の多様さとか描き方も良い(語彙力…)んですよ あとは、武装もGood 主人公の相棒兼メインウェポンがまず着物の帯で、後半、他の子の力も借りるようになっていきますがソチラも主人公の武装としては珍しいとこなのが良きです。
特殊性癖持ちがてんこ盛りのエロコメディ 『新人警官の但木心(ただしき こころ)が配属されたのは性犯罪を取り締まる特殊対策チームだった!?』 的な導入で始まるこちらのマンガ 主人公の適度な流されやすさがGood! 体術的な意味ではシンプル強い超人側の人間なのに、抵抗弱めで流された結果毎話毎話きわどい姿を見せてくれる不憫な子 良いキャラを核に置きましたね 他にも体育会系褐色娘にオカルト娘に男の娘と魅力的なキャラぞろい! ついでに言うと昨今の漫画業界の中では珍しく比較的ちっちゃめ多めです(何がとは言わぬ) 対するは性癖を拗らせた強者が集う犯罪組織! 敵の具体例は書かんときますが、代表的な所からニッチな所まで多種多様な性癖持ちのワンダーランドです きっと貴方の好みも見つかるはず!? ダイレクトに言うと 本番無いけどフェチ色強くてエロス満載! …なのでそういうのが好きな紳士にオススメです!
『卒業までにお前ら全員と愛し合うことだ!』 と生徒に名言する熱血教師と、女子高生3人娘を中心に繰り広げられるエロコメディ。 まず、この作品 佐倉先生のキャラ設定が絶妙です。 コイツは基本熱血で生徒思いの教師ですが人並みにエロい。部屋にはジャンル偏ったエロ本もあるし。 でも、生徒に欲情なんてしたらアカンのや!って倫理観ももってる。 ヘタに聖人度100%だったりエロ脳100%だったりしない丁度良い人間らしさです。 あとはメインの女子高生キャラは3人 ・パンチラ担当 ・人妻のオーラを持つ魔王系百合 ・慎ましやかな胸部装甲の元気系空手娘 ストーリーは日常系の基本1話完結構成です。 画力の高さがあり、ギャグ調の絵柄とリアル寄りの絵柄を使い分け、要所要所でシッカリと画力の無駄遣いをしていくスタイル!良いゾもっとやれっと思えました。 『愛すべきバカ』とか『もっと評価されるべき』タグつけたい漫画でした。 女子高生 + ブリーフ 人妻女教師 + 鹿の剥製 新任教師 + 特注エロエロメイドビキニ このあたりのワードに可能性を感じる紳士にもオススメの漫画です! 以下、最終回についてのあさ~~いネタバレ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 最終回のタイトルは『卒業』です! しかしながら『○年後~』のような展開ではなく、生徒達が3年生になっていたりしない CHERRY TEACHERは 変わらず1年の担任である ではナニからの卒業なのか? それは実際に読んで確かめて欲しい
『サイコミステリー』という名称で紹介されてる事が多いようです。 夢中になれるものが何もなく『恋愛とかわかんない』なんて言ってる美少女大学生こころちゃん。 大学の講義を切っ掛けにココロに強く興味を持ちます。 興味を持てる事が出来て上の空な所に、ド緊張で心臓バックバクな夏川くんからの不意打ちの告白! 胸に手を添えて赤面するこころちゃんの姿が艶やかです。 帰ってからは 『これが、「恋」なのかなァ…』 なんて呟いてみたり… 1度自覚してしまったら後は、恋する乙女パワーで徐々に積極的になっていくこころちゃんです。 イケメンな先輩に家に押しかけられたり、夜の学校に忍びこんだり いろんなハプニングもありましたが… 結果! 【 麻薬組織 vs こころ様 】 になっていきます。 スピード感ある展開で最後までダレる事なく読みおえる事が出来ました。 終わり方も変に皆がハッピーなエンドに落ち着く事なく良きです。 こころ様にとってはベストとまではいかなくてもベターなエンドだったのでは? (注1:感じ方には個人差があります) ちょっと人を選ぶ漫画かもしれませんが、5巻完結と手を出しやすい漫画なのでご興味があればっ。 ・個人的に好きなサブキャラ 【くち先輩】が一押しです。 100%善意の天然系。 残念ながら1巻以降はほぼ出番ないですが、3巻では過激な姿で再登場っ! 画像は 幼女時代のくち先輩添付。 おばあちゃんの教えのまま良い子に育ってます。 (注2:本作は微グロにつき苦手な方はご注意を)
*読みはじめ数ページで「お食事中の方 大変申し訳ございません」の文字が出ます *主人公は突如「体内の不要なものをエネルギーとして爆発物を生成、体外に排出」できる異能に目覚めるバトルものです *さくさく人が死に、最後には「漫画誕生以来の糞END No1」なんてオビに書かれる最終回を向かえますのでネタ系好きな方は読んで見ても良いかもしれない なんとなくで添付画像は僕が好きな4話の扉絵つけときます
・妹が突然神様になってお兄ちゃんは大変です系で勿論お兄ちゃんは覚醒持ちです ・ツッコミセンスが好きでこれは良い!って思いましたが掲載紙が休刊になり続巻出てません ・続巻お待ちしてます(2回目)!
・タケノコで煩悩退散させる巫女ちゃんとけしからんチチのドジッ子と黒幕不思議系少女と変態オッサンズのコラボレーションが魅力 ・表紙詐欺の類いですので、お好きな方は悦んでひっかかるが吉 ・穴があったら入れてしまえ的な性的な描写も ※ただし対象はオッ△%に限る
まず初めに 『この作品は「男子高校生の日常」では無い!』 いや、男子高校生の日常でもあるけどアニメ化とかしてる男子高校生の日常とは似て非なるものである!非なるものである! その上でこの漫画をヒトコトで評すると 「アブノーマルを身近に感じさせる良作」です 何気ない会話の中に、だいぶ頭おかしい擬人化妄想ぶちこんでくる名護くんが、まず良い味出してるわけですが、この漫画はそれに留まらず相方橘くんがある程度の形にしちゃうのが芸術点(?)高めです。 「ある程度」なのもポイント(笑) 身近にあるものからその発想力、いやお前らホント天才か!?って思います。 添付画像のノリがお好きな方は読んでみては? 名護と橘ペアについて触れましたが この漫画基本的にはいくつかの2名セットでの掛け合いで構成されています(※2つ名は作中の表現まま)。 【妄想の天才:名護 と 具現化王:橘】 【金持ちお嬢様:草加 と ツッコミ王:照井】 【勘違い少女:後藤 と モノ作り王:氷川】 【ベテラン教師:仁藤 と 新任教師:加賀美】 【残念な不良:秋山 と ひよっこ不良:桜井】 好みのペアがきっとあるはず 男子同士の掛け合いだけじゃなくて女の子も適度にぷにっと感ある絵柄とキャラ性で可愛いのでそちらも是非(僕は女の子だと後藤さんが好きです)。 作者のウチなる変態性を見せながらも読みクチ軽めなこちらの漫画、オススメです。 全4巻完結済みなのも手を出しやすい所。 「#もっと評価されるべき」とか 「#才能の無駄遣い」タグつけたいタイプの漫画です
『パラフィリア ~人間椅子奇譚~』 この漫画のタイトルと一巻の表紙見て 気になる!読みたい! と思うような変態さんにオススメです 会長に救われた少女は 会長の椅子を羨み その魅力に魅了されていく… そんな感じの始まりですね そして物語は ヤバい事をやってるうちに ヤバい事件が起きて 会長を救うべく主人公が暗躍! なんて予想外の方向へ進みます そもそもの発想のイカれっぷりに反して現実的思考で実行に移そうとする主人公のアンバランス感がよきです 内容にあまり触れずにこの漫画のザックリした見所をお伝えすると ・主人公の思考と実行力 ・喜怒哀楽の表情の描写 ・露出狂多めな世界観 このあたりですかねー クチコミのタイトルに ラブストーリーって書いたけど ラブストーリー(?)です 歪な愛の行く末を見よっ
※ネタバレを含むクチコミです。
専業主婦の上野舞子は、同居の実父母の分も含めた家事を一手に引き受け、忙殺される毎日です。 夫の高男との間にふたりの子どもにも恵まれ、幸せなはずなのに、どこかが、何かが、満たされない。 そんなある日、疎遠にしていた中学生時代の友人、水島麻子に連絡を取ったことから物語は動き始めます。 「好きな人、いるわよ。 男の人ではないけれど」 独身のイラストレーターである麻子の恋愛事情を問うと、返ってきたのはこんなカミングアウトでした。戸惑いながらもそれを受け入れる舞子と麻子は頻繁に会うようになります。 麻子の想いびとは舞子ではなく、ふたりの間に恋愛感情は生まれません。 けれど会うたびにふたりの会話は深いものになっていき、心をえぐるような言葉を投げかけ合う時さえあります。立場が違うからこその優越感、または相手への嫉妬心もあるようです。ここまでズケズケ言い合える友だちがいたら心強いような…いや、恐ろしいような。 そんな丁々発止とも言えるやり取りの中で、ふたりは自分の心の奥底に潜む知らない方が幸せだった真実に気づきます。舞子は、資産家の母に建ててもらった広い家に暮らす自分は、ひとりの自立した人間ではなく、「母親の娘」でしかないことに。そして麻子は、望むように愛してくれなかった母への想いから、女性を求めてしまうという自分の幼児性に。彼女もまた、母という存在に囚われたままの「母親の娘」だったのですね。 1984年連載の作品ですが、舞子と麻子の会話は「専業主婦VS独身キャリアウーマン」の典型のような、今でも十分に通じるものもあります。 昔から人の言うことに大した変化はないということなのか、樹村みのりさんがとても新しい目を持つひとなのか。 さて、舞子と麻子は「母親の娘」だけの自分から脱却できるのでしょうか。 この人間臭いふたりの結末を、是非見届けていただきたいと思います。 (正直、舞子の選ぶ道は共感できないのですが…)
母との関係が上手くいっていない展子が新しい街で出会ったのは、おひとりさま女性デザイナーの佐野さん。年上の女性への憧れのような淡い気持ちが、いつしか… 打ち寄せては引いていく波のように、静かにこころを寄せていくふたりの女性の様子が淡々と描かれます。 百合作品に何を求めるか、は読者によって様々だと思います。私が求めるのはズバリ「悩む女性」。 女だからこその生きづらさを抱え、茨の道と知っても自分と同じ身体を持つ女性を愛してしまう。その懊悩に胸を熱くさせているひとりです。 お互いのこと、親のこと、仕事のこと。展子も佐野さんも悩みます(いや、佐野さんも悩んだんだと思うんですよ…)。だから私はこの作品をとても上質な百合作品だと感じていますが、百合が主題ではなく、ジェンダーに悩む少女が自分を受け入れていく話なので、いつの時代でも「刺さる」ひとはいるのでは? ふたりの結末は苦いもので、男性も多少話に絡んできます。 けれど、読後感は海風のように爽やか。(人によって違うかも…) 奥付を確認してみたら、発表年は1980年! これを40年以上前に描いた樹村みのりさんは凄すぎる! 展子が自分と自分の身体を愛せるようになっていれば良いな、と心から願います。
野球の青春漫画。 学生時代はこんな青春はあまり無かったが、思い出したような気がする作品。
とても贅沢な漫画です。 味のある妖たちと人間のふれあいは読み応えがあり、それだけでもおもしろいのに、その上に、実在する(していた)京都の食べ物屋さんが紹介されているので、その気になれば巡ることが出来るなんて…!よだれが…。 私はあまり食にこだわりがないタイプだけど、こんなにも幸せそうに愉しんで食べる彼らを目にすると…もう行くしかないなと。 マップに登録したので少しずつ味わいたいです。 キャラ全員好きですが、特にたかひこさんとたぬきの絡みが描かれた49話、50話、56話はたまらんかったです。
要々舎のA DAY IN THE LIFE で高妍さんを知り、この上下巻は予約注文しました。 期待を上回る作品で、とても上質なひとコマひとコマにうっとりしました。 心を動かす素敵な音楽や文化、人に出逢って、それらに触れているときの感情の機微がとても繊細に描かれていて、あぁ…好き!ってなりました。 作中の本棚に出てくる、自分も好きな作家さんの作品やアルバムを見つけては嬉しくなり、プレイリスト作ってみたりして音楽を味わいつつ読みました。 台詞のないコマからも、人物の表情やしぐさが豊かなので想像がふくらんで、その隙間に思いを馳せることができるし、今後も読み続けていきたいです。 すき。 NO SMOKING観直してみます。
帯の近藤よう子さんの言葉を見て購入。 共感する葛藤や呪いがたくさんあった。
眼福です。やまもり三香先生、ますます画力に磨きがかかってて、ひとつひとつの仕草とか表情の表現が繊細で、グッときます。たまらん。 おばさんになって少女漫画を読む機会はどんどん減りつつあるけど、やまもり先生の漫画は潤うので毎回読んじゃう。
昔、南Q太を読んだときのような、何気ない場面の切り取り方がすごい好きって思ったのと同じ印象をいだきました。 とくに「るすばん」が好きです。 専門的なこと分からないからうまく言えないけど、子供視点、頭の中と俯瞰の混ぜ方が好きです。 子供がちゃんと子供で、豊かな支離滅裂さと弱さとたくましさがあって、懐かしく思い、またこの頃のように自由で夢中になれたらいいのにと思わせてくれるお話だった。
有一の女の人との関わり方、自分の保ち方、母親との距離の取り方など、私も母子家庭で育ち、愛着障害を抱えているので共感する部分が多く、 唯衣子の投影や執着から解放されて、自分を取り戻していく様子にも、読んでいるこちらの心が救われるような気持ちになりました。 ひとつひとつの言葉も深くて、サッと流して読めるものではなく、かけてきた呪いが解けるような、本当はもっと別の道でもいいのかもと、肩の荷が下りるような、頭と心に留めておきたい言葉がたくさんで、読んで良かったです。 エーリッヒフロムの「愛するということ」読んでみます。
11巻の崩壊していく東京の様子を絵だけで魅せる素晴らしさに圧倒された。 半端ない熱量にただただひれ伏し、一気にすべてが終わるなら素敵だとさえ思ってしまう。 次の展開も楽しみです。
埼玉ディスが止まらないw