これ描いて死ね

This is「クリエイター讃歌」!!へぐっ……

これ描いて死ね
ナカタニエイト
ナカタニエイト
3ヶ月前

<ログライン> 離島の女子高校生たちが漫画を描き、成長していく話。 <ここがオススメ!> 「マンガ大賞2023」受賞おめでとうございます! 創作する歓びと苦しみの沼にハマったことのある大人と、悩みはあっても愉しさ満載の若者たち。 創作の苦しみは創ることでしか救われない。 創作をしている・したことのある人なら、誰しもが共感できる作品なのではないかと。 本編では描くためにきちんと学ぶ姿勢が常に描かれており、本当に素晴らしい。 巻末に描かれている手嶋先生の過去『ロストワールド』が物凄く心にぶっ刺さる。 そして、作品全体的に表現も凝っていてとても好き。 ちなみに、『マンガのラジオ』というPodcastのとよ田みのる先生の回も聞くと、2倍の面白さがあります。 <この作品が好きなら……> ・映画大好きポンポさん https://manba.co.jp/boards/79903 ・私のジャンルに「神」がいます https://manba.co.jp/boards/125903 ・あくたの死に際 https://manba.co.jp/boards/183978

ねずみロワイアル

かわいいのに、過酷。

ねずみロワイアル
干し芋
干し芋
5ヶ月前

絵柄がとてもかわいいのに殺し合いをするというギャップ。 1人(一匹?)ずつのキャラクター設定がしっかりされていて、名前が見た目とリンクしていて分かりやすい。 自分の短かった人生を振り返りながら死んでいく様は、そのねずみの一番伝えたかったこと。 自分の命を懸けた選択は、どう転ぶのか?

なんくるなんない!

久々に"どストライク"な予感!サイキック小娘!

なんくるなんない!
さいろく
さいろく
5ヶ月前

なんくるなんない! つまり、どうにもならんってことか。 沖縄が舞台でちょいちょい島の言葉が出てきてたりもするのがいいアクセントになっているんだが、それ以前に絵柄とスピード感とアクションシーンの迫力がイイ! キャラもみんな可愛いので(女子orおっさん)癖がわかりやすい! 1巻読み終わって、期待大です。

大きくなったら女の子

「座席」議論に加わっている人に読んで欲しい #1巻応援

大きくなったら女の子
兎来栄寿
兎来栄寿
5ヶ月前

数日前から、新幹線の自由席で横に乗ってきた異性の話を巡ってネット上で大激論が巻き起こっています。 「男性は〜」「女性は〜」という主語で意見を述べている人に1度この作品を読んで欲しいなと思います。 本作は、人間が皆″男性″として生まれてきて、その中の1割が14〜20歳ごろを境に性転換して″女性″になり、声が低くなり乳房が大きくなり子宮が発達し男性器が縮小し筋肉・脂肪が増加していくという世界を描いています。社会は″女性″が主導していくもので、″男性″はそれを支える存在。 ただ、少しややこしいのですがこの作中での″男性″は現実世界の女性的な外見をしており、″女性″は男性的な外見で発達した乳房を持っています。 最後にあとがきで明示されているように、単なる男女の反転ではなくマーブルな状態を描いているのが特徴です。 この作品の中で、それぞれのキャラクターが語る性別ごとの役割の話や、「″女性″は」「″男性″は」という話や異性に対する態度は、読み手に応じてさまざまな感情を引き起こしてくれるであろうと思います。現実世界に照応してある人にとっては何も引っ掛からず、ある人にとってはこの上ないもやもやが生じるであろうことをつぶさに描いています。 男性だから、女性だから、″女性″だから、″男性″だから有利なこともあれば、不都合なこともある。ときにはそれに対して、過去から長い時間大量に蓄積したものも含めた不平不満を述べたくなることもあるのは否定し得ません。 ただ、筆者の御厨さんが ″性別や属性で人の中身ややるべきことをひとくくりにするのは、個人の理解をなまけたいがための単なる省エネモードのおこないだと思っています。  何かを集団でくくって語るとき、「今の自分は省エネモードになっている」という自覚はしていたいと思います″ と述べたあとがきにあるように、より本質的には個々人に依拠するものに対して意識せずに大きい主語で語ってしまいがちな状況はあると思います。 どういったものに対して自分の心はどういった動き方をするのか。その形を改めて把捉しておくのに、この作品はとても優れています。 何も個人としての意見を表出するなという気はまったくありませんが、省エネモードで雑な結論に結びつけて誰も幸せになれない不毛なやり取りに発展する前に、今一度立ち止まって一呼吸を置いて本作を読んでから、改めて熟考した後に言葉を紡いで発しても遅くはないでしょう。

木根さんの1人でキネマ

映画”マニア”のお話

木根さんの1人でキネマ
宮っしぃ
宮っしぃ
5ヶ月前

映画マニアの主人公はアラサーOLで彼氏もいなく、ひたすら映画を見てブログをつける生活をしている 友達同士で映画みたり、アニメを勧められてみたらハマり、趣味趣向に偏りまくった映画ラインナップや話しは個人的にはかなり楽しめました 自分も映画好きでかなり雑食偏りで、自分の面白いと思った物が面白いタイプなので、結構共感できる部分も... 「観たい映画が多すぎて観たい映画がない」これがマジで激しく同意です 好みは分かれますが、個人的には楽しめた良コメディです

変な家

斬新なミステリー

変な家
宮っしぃ
宮っしぃ
5ヶ月前

主人公がとある事情で家の購入を相談され、間取りがおかしいことに気づき、その間取りからどんどんと謎が生まれていくホラーミステリー これめちゃくちゃ面白いですね! ネタバレになるので詳しくは言えないが、かなりハマりました たまたま映画の広告見て、漫画があったら気になって読んでみて、続きが気になりすぎて原作小説読みました ど小説・マンガどちらも面白いですよ 原作もサクサク読めるのでオススメです

ただ大きな猫になりたい

恋愛できない猫好きふたりと保護猫2匹の新生活 #1巻応援

ただ大きな猫になりたい
兎来栄寿
兎来栄寿
6日前

恋愛関係でない男女の描き方と、愛を持って描かれる猫にまつわる諸々がとても良いなと感じさせてくれる作品です。 男性からの恋愛や性愛に応えられないという悩みを持ち、両親が残してくれた一軒家に女友達のみおと二人暮らししていたものの、そのみおも3年で彼氏ができて出ていき独りになってしまった公務員の黒木里香。 彼女が保護猫をお迎えしようとするもの、譲渡会で単身者で一緒に世話できる家族も近くにおらず、自分の仕事が大変なときや体調を崩したときに責任が持てないようでは厳しいと断られてしまうところから始まる物語です。 猫が好きだからこそ、ペットショップで買うのは嫌で不幸な子をひとりでも減らしたいという里香の気持ち、同じように保護犬を迎えた身としてとても好感が持てます。しかし、ボランティアの言うことも至極もっとも。命に対して責任を負うということはそれだけ重いものですから。しかし、その後に譲渡会で出会った男性と共に助けた猫を育てていくこととなります。 恋愛関係ではなく一緒に暮らし始める男女の関係を描いた作品としても秀逸です。 互いに異性として恋慕することはできない。でも、日常の些細なことを共にして共感したり、「おかえり」「ただいま」と言える相手がいると安心できるという気持ちは確かに存在する。何より、互いのライフスタイルによって猫のサポートを補い合える。 そうした利害の一致から始まる共同生活の様子もいいです。理想的な部分だけでなく、赤の他人と一つ屋根の下で暮らすことの大変さもしっかり描かれます。それでも、猫たちの存在が潤滑油となり新生活が少しずつ回っていく様子を見ていると、世の中にはこういう形があっても良いと思わせてくれます。 私自身、結婚はするまで微塵も考えていませんでしたが、最近骨折した際にはとても助けられて独り身のままだったら相当大変だっただろうなと思いました。保護犬を迎える際も夫婦であるからと安心された部分もありました。何だかんだで共同生活は助かる部分が多いというのは身に沁みます。 また、猫の育て方や猫との暮らし、保護猫への解像度の高さも本作の美点です。原作者の筒井テツさんは実際にボランティア活動をしているそうで、幕間では保護猫をお迎えしたいと思っている担当編集のFさんとの実録保護猫マンガも描かれます。 作中で保護される要介くんと要美ちゃんはそれぞれの個性と共にとてもかわいく描かれ、このまま何事もなく元気で成長してほしいと願うばかりです。

MADK

自由度の高い作品が出てくるからBL漫画は辞めれない

MADK
生卵
生卵
5ヶ月前

多分昔で言うところのガロ(僕は1997年生まれなのであまり詳しくない) のように規制が緩いような場所でしか出てこない作品があると思っていて 現代においてBLは少年誌とか青年誌とかと比べてかなり表現の幅に自由があるように感じる。 この漫画はBL漫画である必要は特にないんだけどもBLという自由に描ける土壌のある世界だからこそ世に出た漫画の1つだと思う。 だから僕はBLを読むのをやめれない。 物語としては生きたまま生物の肉を食べてみたい欲求のある男子高校生が人を殺してしまうかもしれないという恐怖から悪魔を呼び出し その悪魔の肉を食べ、その代償に悪魔として魔界に転生することになってしまうという物語だ。 この漫画には人体改造 獣人 リョナ カニバリズム などかなり禁忌的な要素がてんこ盛りで読む人を選ぶ作品ではあるが本質としては 愛ゆえにその人を傷つけたい その人の心に残り続けたい認められたいといった執着とかそういった感情の揺れ動きを描いている。 特に下級の悪魔は上級悪魔の名前を呼ぶと 魂が砕けて消滅してしまうという設定がこの漫画の舞台装置として上手く機能していて この設定があるからこそ活きるシーンが多い。BLにおけるオメガバースとかドムサムとかに匹敵するような発明になるんじゃね?とさえ思う マジで描写の凄さに面食らってしまうかもしれないけど これは凄い漫画です。 刺激の強い漫画が読みたい人はぜひ読んで

兎と鷹の巣

「兎と鷹の巣」感想

兎と鷹の巣
ニーナ
ニーナ
5ヶ月前

トラック運転手の父と高校生の息子。関西の下町で暮らす仲良し父子の日常を描いたホッコリ飯テロ漫画。2人とも実に気持ちがいい食べっぷりで、読んでるコチラまで何だか爽快な気分になる。 ところで…父(おとん)のダダ漏れ過ぎる色気にうっかりときめいているのは私だけ? 久々に会った息子を豪快にハグする姿や、風呂上がりに首にタオルを掛け、上半身ハダカで料理を作る姿は、フェロモン過多でヤバ過ぎ(笑) そして息子は、そんな父の愛情を受けながら、まっすぐ健やかな(美)少年へと成長中! 父がずっと言えずにいる秘密についても先の展開が気になるし、ますますこの父子から目が離せないな(笑)

夜さん

物語の雰囲気がとにかく良い。

夜さん
Pom
Pom
5ヶ月前

絵も名前もセンスが抜群だと思う。全て好きだった。 素敵。 美術教師の夜(いつや)さん(美術教師で絵がそんなに上手でないのも何か良かった〜)、中学生の晨(とき)、昏(こん)ちゃん。 晨はおばあちゃんが施設に行くとのとこで、夜先生の所に下宿することに。 晨のおばあちゃんの言葉は深みがあって刺さった。 夜先生は、ほんわかしていてちょっと不思議な能力持ってて最後の展開に少し驚いたけれど、あぁやっぱりそうだったのか。と納得した自分もいた。 柔らかいアンニュイな雰囲気で、優しさ溢れる作品だと思いました。

アイドリバティ

最推しグループは激アツ「セルフプロデュースアイドル」!

アイドリバティ
ナカタニエイト
ナカタニエイト
5ヶ月前

<ログライン> セルフプロデュースで再起するアイドルの物語。 <ここがオススメ!> めちゃくちゃ熱いハートを待つキャラクターたちの超絶胸熱展開! アイドルなのにヒールな笑顔すら似合うアイドルグループ「アイドリバティ」 漫画クラスタ、アイドルクラスタ、はたまたロック音楽クラスタの皆様まで、誰もがどこかで琴線に触れる作品と言っても過言ではないでしょう! 歌って踊る彼女たちに会うためにも、今一番アニメ化に期待してる作品の一つ。 <この作品が好きなら……> ・ラプソディ・イン・レッド https://manba.co.jp/boards/152279 ・三十路病の唄 https://manba.co.jp/boards/144823 ・ヒーローは中にいる! https://manba.co.jp/boards/166526

ぬらりひょんの棲む家【合冊版】

良い意味で思ったのと違うサスペンス

ぬらりひょんの棲む家【合冊版】
六文銭
六文銭
5ヶ月前

ぬらりひょんの棲む家というタイトルと、表紙の絵から 妖怪の話かな? と思ったら、全然違くておったまげた。 内容は、大学生の主人公が不眠を理由に療養がてら実家へ帰省すると、両親の異変に気づく。 その原因は、とある理由で実家に棲み着いた男「沼尻」 この男のせいで、両親は洗脳され家族が崩壊の危機に・・・という展開。 と思ったら、最後の最後でどんでん返しがあり、さらに予想の斜め上の展開になります。(ネタバレなので控えますが) 家族が外部の人間に弱みを握られ、脅迫から洗脳。 そして全員がおかしなことになってしまう現象、それを称して「ぬらりひょん」かと思いましたが、まったく異なった衝撃をうけました。 まだ未完ですが、ぬらりひょんとは本当は何なのか?見届けていきたいと思います。

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