王島家にやってきた犬、彼女の名は“こずえ”
心温まるいい話だった
小田原ドラゴンとはじめての担当との関係を描いた話。この人のマンガは面白いんだがどこがどのように面白いのかを説明すごい難しい。ダメ人間の悲哀だけというわけでもなし皮肉だけでもない。暗い感じの話も多いが読んだ後気分は暗くはならない。また一段と小田原ドラゴンのマンガが好きになったよ
ゾンビを守る弁護士が目指す世界とは
この作品に出てくるゾンビが面白いのは「死んでいる」以外はほとんど人間と変わらないところ。理性もしっかりあるのでコミュニケーションを取ることだって問題なく出来るのですが、気味悪がられたり、労働力として搾取されるなど差別の対象でもあります。 そして主人公・ゴールドはトラブルに巻き込まれがちなゾンビからの相談を受け付ける弁護士という絶妙な設定です。もし「人とほぼ変わらないゾンビ」がいたらこの世界でどんな問題が起こるんだろうというのを想像させるのにピッタリの仕事ですよね。 自分にかけられた生命保険を死んでいるゾンビは受け取れるのか(!)という問題に端を発し、事態はゾンビのありようを問う裁判に発展していきます。生と死の境界、人権と差別、それらを規定する法のあり方、といったテーマを現実の社会とも比べながら読み解いていける構造になっているのが鮮やかです。 エンディングは裁判の決着を経て世界がどう変わったのかがわかるまで。ゴールドの人物像から受けた印象と同様、結末もスマートで素敵でした。 1巻で綺麗にまとまっているとは思うのですが、もう少しこの世界の物語を見ていたかったというのが本音!色んなストーリーが作れそうだなと…。そう思わせてくれる魅力的な世界と人物が描かれていた作品でした。
さすがは「露乃ちゃん」の作者だ。
※ネタバレを含むクチコミです。
オールカラーのBLは初めて読んだので…
※ネタバレを含むクチコミです。
種族の違いを超えたオムニバス連載
BEASTARSが終わって早速新作が読めて嬉しいですね。いつまで連載するかわからないですけどまた単行本が出るくらいは続きますよねきっと。 1話目「ブタとクジャク」はちょっとBLっぽくて良かったです。
ラグビー漫画の新たな扉を開いている
※ネタバレを含むクチコミです。
怪獣デザインの絶妙な気持ち悪さ
怪獣8号の敵は、絶妙に気持ち悪いモンスターが多い。 どこから生まれてどこから来てるのか謎だらけで、ヒト形が多いのも気になる。怨霊めいた不気味さがあるだけに元は人間だったりするのだろうか。 見た目だけで言えば、2巻「相模原討伐戦」に登場するキノコ型の怪獣は「蓮コラ」みたいなブツブツが苦手な私にはきつかった。本体だけでも気持ち悪いのに余獣ウジャウジャ出てきたところで直視できず…。トライポフォビアの自覚がある人は特に閲覧注意。
懐かしくなって読んだ
主人公のネウロが助手の弥子といっしょに様々な事件の謎を解く話。 犯人が豹変するシーンが好き。
デキるOLの、涙を流せる場所。
社会人になったらまた違う感想を持つだろうと思って、読み返してみた。 モモが、ペットとして、スミレちゃんには自分がいないとダメなんだということを表現してるところが良いなと思った。
「命の分配」をする謎の女子高生
漫画喫茶の店にあるのを偶然見つけて読んでみたら面白かった。主人公の女子高生・鈴原が、悪人をスタンガンで気絶させて処刑するシーンが印象に残っている。
読んだ人と話したい!
やばい!! めっっちゃくちゃ面白いんだけど読んだ人いる? 前編だけでこんなに面白いってすごくない? 後編どうなっちゃうの? イケメンが告白されたら全員と付き合っちゃう無抵抗な主義で、その一人から刺されちゃって退院後から始まるんだけど、それ治そうよって言って友だちと魔女ってあだ名の人のところ行くんだけど、あーもうとにかく読んでって感じ! 絵がきれいなのはもちろん、友だちのキャラ設定(幼馴染で同性愛者の女の子)とか、魔女の性格とか、無抵抗主義にならざるをえなくなってしまったトラウマとか、話に奥行きがあって展開も読めなくてすごい! めちゃくちゃ好きだ!
来月号のフィーヤンからシリーズ化すると知って
2017年に掲載された一話限りの読切が電子単行本になったものなんですね。知らなかったので読んでみた。 厳しい労働環境の職場を辞めようとしたら、上司も一緒に辞めてしまうところから始まり、それからその元上司とその弟と不思議な絆が生まれる話です。 これぞ海野つなみという感じの会話劇。読んでて気持ちいい。 新作もこの3人が出てくるみたいなので今から読むのが楽しみです!!
「龍宮殿」読んでみた
松永豊和の漫画を初めて読みました。恥ずかしながら最近まで存在を知らなかったのですが、マンバの書き込みでバクネヤングが面白いというのを見かけて気になりました。先に手に入ったのが龍宮殿だったのでこちらから読んでみた次第です。失礼になっちゃうけど…知識も期待もゼロの状態で読んだので、読み進めていくごとに「お、思っていたより面白いぞ…!」となりました。傑作というにはあと少し何か物足りないような気がしますが、また読みたい作品であるのは間違いないです。 タイトルと表紙で「あ〜男の子が竜宮城に行くんだろうな」というのは分かっていましたが、深海の遊郭「龍宮殿」ではメスは人間の姿で産まれるけど、オスは頭が魚の形をしている魚人の姿で産まれて、ある事情でオスは産まれたらすぐに殺されることになっている…という事が判明してから一気に面白くなりました。ちなみに主人公兄弟がうさぎの着ぐるみを着てますがストーリーとあまり関係なかったです。 作者さんがホームページで公開してくださってるので、次は「パペラキュウ」を読んでみようかな。自伝小説?「邪宗まんが道」も気になったので早速kindleもダウンロードしました。
キンチョ〜ル ハイッ
※ネタバレを含むクチコミです。
発想がいい
『群青のバトロ』古田静蘭の読切。自分を普通の人間扱いしてくれるアンチコメ(と歌うこと)が好きな主人公っていう発想がすごくよかった。やっぱ面白いなこの人のマンガ
男前女子に惚れそう💕
主人公のハイスペック男子、芸能事務所のマネージャー北方くん、 32歳。 しかし、実際は、転職24回目。 仕事が長続きしない男子。 新しく見つけた原石、塁ちゃん。 かなりの男前女子、だが、恋愛が長続きしない。 今後、この塁ちゃんのサクセスストーリーが楽しみな作品。 塁ちゃんは、人に依存しないタイプなので、今後、色んな名言が出てくる予感💕 目ヂカラも魅力です。 楽しみ♬楽しみ♬
螺旋最高
1巻発売でまさかのしれっと全5話公開してたので読んだ。神田ユウ in NO.6って感じの作品でどっちの作品も好きな自分にはツボだった。 「これ作者螺旋が描きたかっただけなんじゃないかな」っていうくらい螺旋の美しさがすごい。 『コロニーの最下層のゴミ処理場に落ちてきた黒髪ポニーテールのアンドロイド』ってヤバいでしょ。 というか自分の感想として、螺旋以外のキャラとかストーリーとか正直全部イマイチで流し読みしてしまった…でも螺旋の顔がいいから全部オッケーです!!って感じ。 5話は螺旋の美しさが全開でアンドロイドとして滅びていく姿が最高だった。目玉が鍵とか最高に厨ニで大好き。 右目を取り出すところの白黒の陰影だけで描かれた見開き最高だったし、そのあとの四肢がもがれて配線剥き出して落ちていく螺旋のシーンも美しかった(崩れ落ちる瓦礫が画面に立体感だしてるところ好き)。 この3ページが無茶苦茶良かったので単行本買いました。 やっぱこれ螺旋が美しいマンガだわ…。 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_CB01201836010000_68/
頭を空にして楽しめる5コマ漫画
マジで頭使わないで読めるのが最高。キャラごとに微妙にシリーズ化してて、「漫画家とアシスタント」のやつと「女の子と白人間(この作者のデフォルトの某人間みたいなキャラ)」のやつが好き。
表紙とあらすじで即買い
したけど思ってたのとちょっと違った。カイニスの金の鳥とかエマみたいな落ち着いたストーリーかと思ったら、田舎から出てきた元気な新米記者ジョーのドタバタ劇だった。 絵も、表紙は繊細な感じだけど中の絵は線が太めでハッキリくっきりデジタルで描いてますって感じ。 服装や建物、「フラッパー」という社会進出する女性たちなど、1920年代のニューヨークの雰囲気はバッチリ! (ただ自分は「頼み事をする西洋人が頭を下げる」とか「リンゴの皮を剥く」描写が気になってしまって話に集中出来なかった)
デスゲームを運営する方だって色々大変なのだ
人間の魂を死神が管理している世界。デスゲームは魂を効率的に確保するための手段なのですが、ポンコツ死神のメイちゃんはデスゲームの運営が下手すぎて目をつけた氷見くんの魂をなかなか奪うことが出来ません。 メイちゃんの日々の業務を見ているとアイテムをリースしたり異世界をレンタルしたり、デスゲームってこうやって作ってるんだ…というのがわかって勉強になりますね。ためになるお仕事マンガです。 途中からメイちゃんの方が現世に転送されてきて氷見くんの会社に派遣されて働くことに。この辺りからラブコメ度が増すのも面白かったです。みんなかわいい。「仕事つれ〜」というところから始まる作品ではありますが、読んだらしっかり癒やされると思います。
妻とのなれそめを見るならはこれ!
ストーカー扱い→妻の流れが面白い。分かるようでなぜそうなるか分からないなれそめだけど、味わい深いなぁ。ストーカーなのではと母に心配されている旨を綴った手紙が本物のコピーなのも含めて、最高によかった。
勇気ある人 信頼する人
じみへんのなかで、トイレのあとに、トイレットペーパーを確認せずにパンツはける人が勇気ある人で、ウォッシュレット使って、確認せずにパンツはける人は、信頼する人、ってネタがあった気がするんだけど、何巻かわからない。 久しぶりに読みたくなった。
つっこみどころも多いけど、わが身を省みて読みたい
幸い今の職場環境においてモンスターはいないので、むしろ自分がモンスター側なのではないかと怖れながら読んだ。 「こういう人にはこう返す」的なマニュアルや、「こんな風になるのはこういうことが原因」という事例が挙げられていて参考になるが、だからといってすぐに解決するのは難しそう。割とナチュラルに思いっきり偏見みたいな言動が差しはさまれているのも気になる。 それでも自分ではなかなか気づけない振る舞いを見つめ直すいいきっかけにはなると思うので、会社に限らず人間関係すべてに役立つと思う。
小さいおばさん(おじさん?)に見えなくもない一匹の犬が、ペットに縁がない王島家へやってきた。 最初は飼うのではなく預かるつもりだったものの、あっという間に正式な一家の一員になり“こずえ”(母命名)といういい名前をもらう。 実はこずえ、脱走して高台から海を見渡したり、相手によって振る舞いを変えたり(母には絶対逆らわない)、うんちを坂の上から転がしたいがためにわざわざ数日間我慢して硬いコロコロうんちをするような、天才犬でした。 いわゆる犬の愛らしさは殆どないけど、人生何回目?的な落ち着きがある。 そんな雰囲気が王島家にぴったりだと思う。