ランド

村のしきたりはいつから始まったのだろう

ランド
ママ子
ママ子
1年以上前

50歳を超えると人は死ぬと伝えられてきた村人たち。 「あの世」だからと山を越えてはならぬの掟。 元気なのに死ななければならないって、しきたりでも逃げ出す人はいなかったのだろうか。 今の日本でも、村社会ってどうしてこうも陰鬱としてんだろうってところが似ています。 不思議な世界観といくつも謎がはりめぐらされていて、何が起こるかわからない展開にドキドキしました。 キャラクターも生き生きしてて◎ 最終的にどうなるのか全く分からないところ、期待しちゃいます。

みどりのマキバオー

見た目はかわいいけど競走馬

みどりのマキバオー
motomi
motomi
1年以上前

絵はほんわか癒し系、見た目は他の馬のようなシュッとしたスタイルではないけど、速い!ギャグはゲスな漫画と思いきや、ストーリーは涙を誘うシーンもあったり最高に感動する競馬漫画です。 馬を育てる話や競馬の事情が書き込まれていたり、主人公の成長とライバル達の戦いも面白かったです!! のんびり楽しめる漫画だと思います。

赤いペガサス

面白すぎるF1マンガ

赤いペガサス
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

私ごとなのですが、一時期F1が大好きすぎて、F1を題材にしたファミコン&スパファミのソフトは全部持っていたくらいなのですが、こちらのマンガは大人になるまで知りませんでした。 超面白いです!!! 主人公がF1ドライバーとして転戦する物語なのですが、1977年のシーズンを舞台としていて、マリオ・アンドレッティ、ニキ・ラウダ、ジェームス・ハント、エマーソン・フィッティパルディ、リカルド・パトレーゼなどなど実在のF1ドライバーが多数登場します!!!大興奮です!!!! 作風は、70年代特有の重さ・暗さ・シリアスさが充満しているのですが、それがすごく良いです!あと何よりすごいなと思ったのが、異常なまでのテンポの良さです!まじで読んでいると時間を忘れます!! 本作品は14巻あるのですが、これぐらいの長さだと後半引き伸ばしがあったり、飽きてきたりでラストしんどくなってくることもあったりするのですが、本作品は全くそんなことなく、読んでてあっという間で、最終巻では終わってほしくないとすら思いながら読んでました!描くべきところは丁寧に描写し、それほどでもないところは大胆に端折る、そのメリハリの付け方のおかげですごく引き込まれます! 私はどちらかというとスポ根ものが好きで、最初は弱かった主人公ががんばりながら成長していくものが大好きなのですが、この作品は、最初から割と才能も実力もある主人公が、さまざまな苦難やライバルとの激闘の末栄冠をつかむタイプの作品です。こういうのもシビレる展開が続出で良いなと思いました!!

ヲタクに恋は難しい

最高!!素敵です!!

ヲタクに恋は難しい
motomi
motomi
1年以上前

題名が気になり読みました。 タイトル通り、趣味と恋愛は切り離さなきゃなあ。って思っていましたが、こんな恋愛、人間関係あったらいいなあって感じます。 ゲームやネットやBLの専門用語や知らない漫画・アニメのネタが満載で 何のことかわからない会話も多々ありながらもそれでも楽しめます。

花より男子

漫画もアニメもドラマも面白い

花より男子
motomi
motomi
1年以上前

名作です。貧乏な主人公つくしと大金持ちの道明寺との話 最初は嫌な奴がどんどん気になる存在に、気づいたら好きになっていた。の展開はドキドキ花沢類にもドキドキ、道明寺が純粋でかわいく見える時もあればつくしを守る為にかっこいい事したり色んな障害があって乗り越えていくストーリーは本当に面白いです。

おしえて! ギャル子ちゃん

みんなキャラ立ってる

おしえて! ギャル子ちゃん
名無し
1年以上前

このマンガ、ギャル子ちゃんの強烈なビジュアルがまず先行してイメージが作られてるのではと思ってたけど、実は周りのキャラたちとのバランスがキモになってる。 イジりが本業のオタ子とのギャルオタクコンビをベースに天然のお嬢。男子チームも女子チームと対照になるように組まれていて安定感がある。アニメだとCVも豪華だしね。 シモネタはそこそこ癖があるので人を選ぶ気はするけど、学園モノとしては意外にかなり王道なのかもしれないなとふと思った次第です。

「うついくん、」

心に深く刺さる破滅的な愛の物語 #1巻応援

「うついくん、」
sogor25
sogor25
1年以上前

男子高校生の宇津井静にはいれずみの彫師になりたいという夢がありましたが、親にも理解されず、学校でもその夢を秘密にしていました。 ある日彼は、クラスメイトの女子・福永幸にその秘密を知られてしまうのですが、秘密を共有する仲となったことで、静と幸は少しずつ親密になっていき、そして、幸の言葉によって静は自分の夢に向かって真っすぐ進む覚悟を決めることになります。 この作品はそんな静と幸、2人の“始まり”から“終わり”までを描く1冊です。 この物語がどういう“終わり”を迎えるのか、この破滅的な愛の結末は刺さる人には深く刺さる作品だと思います! 巻末ではその後を描く続編の制作も予告されていて、そちらも楽しみです!

漫身創痍

互いが創作論をぶつけ合う、果てしない熱量のマンガ家マンガ #1巻応援

漫身創痍
sogor25
sogor25
1年以上前

編集者やアシスタント先の先生からは技術の高さを評価されているものの、マンガ家としてはなかなか芽が出ずくすぶっている西風時生(ならい ときお)。 彼がマンガの持ち込みをした出版社で偶然出会ったのは、類稀なる才能を持ちながら自分を曲げることを知らず、そのせいで表舞台から遠ざかっていた星衛明日馬(ほしえ あすま)という男でした。 マンガは「読者のもの」であると考え、読者に楽しんでもらってこそ作品に価値が生まれると考える時生と、マンガはあくまで「作者のもの」と豪語し、誰が面白いと言っても自分が気に入らなければ原稿を捨てることすら厭わない明日馬。 この作品はそんな2人が創作論を激しくぶつけ合い、原稿を進めるたびに衝突し、お互い妥協など一切しないまま、それでも2人で作品を生み出していく様子を描く、ページの端々からとてつもない熱量をぶちまけながら駆け抜けていくマンガ家マンガです! 1巻まで読了

本を葬送る

2022年読切TOP5に入る上質な「古書ドラマ」

本を葬送る
たか
たか
1年以上前

脱サラして6年目の古書店・十月堂の店主が主人公。店の写真撮りに来ただけの客にイラッとし、趣味の合う読書家のお客さんと交流し、そして人知れず不良在庫を古紙回収に捨てる。 ある日買取の仕事が来て家に向かうと、そこは生前読書家だった80代の男性が住んでいた家だった。 グラシン紙で保護された小説、ラノベ、絶版となった漫画、ホビー・フィギュア。 年齢を感じさせない選書、大切に保管された本、個人の蔵書印。 2つの書庫だけでなく居間までが本に埋もれた部屋をみて「ゾクッ」とした店主は、約束の時間までにと査定を済ましていく。 古書店主というのは、蔵書を通じて持ち主の人柄に触れ続け、その愛おしい空間が壊される最後の瞬間を看取る人間なんだと、否が応でも感じさせられた読切でした。今までがそんなこと全く考えたこともありませんでしたが、本が好きであればあるほど辛い仕事ですね…。 タイトルを読まずに読んでも「この作品のタイトルはこれしかない」と思えるほど、テーマを克明に描いた素晴らしいお話でした。 アフリカ文学の『やし酒飲み』、読んでみようと思います。 https://www.iwanami.co.jp/book/b248495.html

THE ONION

玉ねぎアクションハードボイルドとかいう謎ジャンル #読切応援

THE ONION
名無し
1年以上前

サムネイルで頭が玉ねぎの男が目に入ったとして気になって開くか開かないかにすべてを賭けていると言っていいマンガ。 要所で展開を締めるために玉ねぎ豆知識が出てくるのだが(展開を締めるために玉ねぎ豆知識を出してくるのがまず意味がわからない)、これがエビデンスのある情報をしっかりと伝えてくるのでツボに入ってしまった。こんなに玉ねぎの話でカッコつけてくることってあるんだ。 とにかく実験的なはずなのにめちゃくちゃ王道なのがすごいです。出オチで終わらず、本当にちゃんとしている。

きみの絵を見ていた

1ページ目で全部持ってかれた

きみの絵を見ていた
野愛
野愛
1年以上前

心のやわらかいところを容赦なく刺激してくる作品。でも嫌じゃない。とても爽やかな作品。 まず1ページ目でグッと心を掴まれる。 小学生らしいとは言えない暗いタッチの奇妙な絵。絵の説明の欄には小学生らしい夏休みの思い出が綴られている。 絵を見上げているのは、絵の作者ではない少年。 自分の手の届かない、理解の及ばないものと出会ってしまった衝撃がこの1ページから伝わってくる。 大人が思う以上に子どもはゲロみたいな世界をちゃんと見てるんだよな、とか わかってほしいとわかるわけないの境目を彷徨いながら大人になっていくんだよな、とか わかったようなことを言いたくなってしまうのは自分が摩耗してしまった証拠なんだと思う。 わかんないけどすげえとかびっくりしたとか悔しいとかちゃんと言える人間でありたい。

もっとみる