青年誌初連載
脳が処理落ちしちゃう狂ったグルメ
不条理ギャグもグルメ漫画も好きだけど、合わさると理解の追いつかなさが凄い。読み終わってちょっとだけフリーズしちゃう。 ごく普通のOL・福沢諭貴子が会社の昼休みや休日に奇妙なグルメを求めて彷徨うお話。 奇妙なグルメというのは単純に美味い不味いのレベルではなく、概念ごと破壊してくるようなヤバい現象も込みで奇妙なグルメというかなんというか……。 狂った牧場とか狂った駄菓子屋とか狂った実家とか狂ったカッパとかが出てきます。たしかに奇妙ではあります。 読む時間帯と体調によってはめちゃくちゃよかったりします。
元・女子校に足を踏み入れた唯一の男子…!
「元・女子校に男子が1人(少数)」という設定自体は監獄学園を始め(例がこれでいいのか?)よくあるテーマですが、こんなふうに真摯に、丁寧に、元・女子校という世界に馴染もうとしているフツーの男の子を描いた作品は初めて読みました。 オタクでも陰キャでもない男の子が、挨拶が「ごきげんよう」の世界で「……あ(お辞儀)」としかできないのはそりゃあそう。でも初等部の生徒に挨拶されたら…というのはすごく説得力のある展開でキュンとしました。 滑らかで繊細な絵で描かれる柔らかい表情が本当に素敵で好きです! 遠野くんのことを応援してます…!
ドッペルゲンガーならぬ…
スペリオールめくってたら目に入って、ハラストレーションが連載再開したのかと思ってしまった マスクのやつはナイスアイデアですね!
『幽★遊★白書』のベストバウトはどれだろう
※ネタバレを含むクチコミです。
潔いくらいにかっこつけててかっこいい
全台詞がキラーワードで世界観ゴリゴリ、絵もワードも徹底的にかっこつけててかっこいい。 読みづらいと言えば読みづらいけれど、ここまで貫いているとだんだん気持ちよくなってくる。 90年代をパンク少女として生きたキョンシーとモーリン。 スリーピースバンド・彼岸花を結成し青春を捧げたけれど、ボーカルの愛は22歳で死んでしまった。 2018年、専業主婦のキョンシー、未だ処女で派遣社員のモーリンは、世紀末を引き摺ったまま空虚な日々を過ごしている。 彼岸花を失って40代になっても、世界に中指を立てて生きる2人がかっこいい。痛くてヤバくて貫いててかっこいい。 ファミレスの喫煙席で拳合わせて、じゃ次に会うときは「墓場で」ってかっこよすぎる。次に会うのはマジで愛の墓場の前なのもいい。 かっこつけ続けるかっこよさに向き合いましょう。ノーフューチャー。
ゾクッとする?酒呑み話
清野とおるの怪奇酒、ゾクッ(2巻)が出てたのを知らず読んでたら自分にも縁のあるとこが出てきてちょっと嬉しかった。 行動力が物を言う彼の漫画は謎の魅力に満ちている。 壇蜜との結婚を「ラッキー」の一言でまとめてて笑った。
THEショートショート
内容はオチまでわかるようなショートショートなのだが、クオリティ高めでかつめちゃ短いのでサクサク進んでそのまま読み終えてしまうタイプのやつ。 絵も良くて、トーンを使わず描いているためか温かさと素朴さみたいなものが感じられる。
「あなたがわたしにくれたもの」感想
岡藤真依さんの作品ってふわ〜っとした絵柄なのにすごい生々しさがあってドキッとしますよね。今作は「最後のセックス」のオムニバスということで感情的にも生々しさが乗っかってすごい作品になりそうだなと思いました。 恋人達それぞれに色んな「最後」があると思いますが、第一話目のカップルは別れることが決まってるのに思い出として彼女の希望で…ってシュチュエーションはなかなかパンチがありましたね。お互いにスッキリしなくなりそうだけど…。それが狙いなのか?? こういうモヤモヤも含めて感想を書いていきたいです。
たまらんガール・ミーツ・ガールだ
美人講師・アオイ先生は自分の容姿を巡るトラブルから自信が持てないこともしばしば。そんな中偶然出会った役者をやっている山田ちゃんの堂々とした態度に惹かれてお近づきになることに! アオイ先生の憂いを帯びた表情もよすぎるし、山田ちゃんの感情がコロコロ変わるのもかわいいしで、いきなり二人の虜になってしまいました。 演技の話もテーマになってくるのかな、楽しみ!
昭和11年、海軍の夫といきなり結婚生活スタート!
※ネタバレを含むクチコミです。
お笑いって頭をかなり使うのでは。
畦道くん、あんな大勢の人前に出て、逃げたくないって言って頑張っているの尊敬する。 かっこいい。 漫画でお笑いかと思いきや、ちゃんと面白さが伝わってくるし、すごい漫画だ。 若者が頑張る姿は心揺さぶられる。 笑いが起こるまでの流れを絵で伝えるのってすごく難しいと素人ながら思うけど、とても分かりやすいです。 正直、お笑いに詳しくない私の様な人でも、楽しく読めました。 人を笑わせるって簡単なことじゃないんだなぁ〜。
過激なシュールさ
かつて友人だったゾンビに散歩させられてる奴の話。ディックやニーハイなどおよそ少年ジャンプとは思えない卑猥ワードが飛び交っていた笑。狙いは何となく分かるけど、雑誌では浮いてる感じがしたかなあ。個人的な好みで言えば、以前の読切「スキン」で発揮していたシュール&バイオレンスな作風の方が好きである。
アメコミライター杉山すぴ豊初のマンガ原作 #読切応援
ヤングアニマルで連載しているアメコミ男道の100回記念の回。アメコミ映画ファンの方ならパンフレットなどでアメコミライターの杉山すぴ豊さんの名前も目にしたことがあるのではないか。自分の知る限りではマンガの原作をやられるのはこれが初めてだと思う、すごい。 劇中にはスタン・リーがモデルのコミック作家ボブ・リーが登場するのだが、主人公のゼンが彼の遺志を継ぐシーンでは本物のスタン・リーのことを思って少しウルっときてしまった。 さまざまなアメコミ作品へのオマージュが捧げられた杉山さんならではの読み切りだった。
読み終わったあとなぜかすごく笑ってしまった
※ネタバレを含むクチコミです。
ゲーム内アイテム目当てではあったものの・・・
こちらの作品は、ドラゴンクエスト初のオンラインMMOであるドラゴンクエストⅩをモチーフにした4コマ作品となります! 当時、ドラクエⅩわたしめちゃくちゃやっていて、仕事すらもやめてどっぷり浸かる勢いだったのですが、ちょっとプライベートでありまして、なんとか社会人として復帰することができました。それで、当時こちらの書籍についていたゲーム内アイテムがどうしても欲しく、近所の山下書店で購入した次第です。 それで当時は寝る以外の時間は全てドラクエⅩに注ぎ込んでいましたので、こちらの本は買ったままほぼ読まずに置きっぱなしだったのですが、ある日大型アプデのダウンロード待ちの時間に読了。面白か!!! いや、本当に面白かったです。買ってよかった!絵も結構スッキリしていて読みやすく、あと4コマですので、サクサク読めてすごく楽しかったです!! ゲーム内アイテムが不要な人でも買って損はない作品かと思います!
映画になりそうな作品。
詩織と山田は、会うべくしてあった二人。 今の日本の縮図を丁寧に描いている作品。 読んでいて、何度も目頭が熱くなった。 片親で育った詩織は、母親の虐待で家出を繰り返しながら、JKビジネスで体を売り、泊るところは都度SNSで発信して連絡をしてきたところに泊まる。 そんな、すさんだ生活をしていた。 刑事の山田は、風俗店のガさ入れで、詩織と出会う。 そして、自分の亡くなった娘に似ている詩織が気にかかる。 この物語は、今、現在、日本で起こっている現実が、重なり合って起こった実際にあり得る話。 このような、現実に目を背けてはいけない話である。 誰が、良くて、誰が悪いのか? 法律は、杓子定規で良いのか? 人として、どのように対応すればいいのか? 色々なことを考えさせられる作品です。 是非、多くの方に読んでもらいたい!!
平家物語の世界へ!タイムスリップ・ラブコメ
※ネタバレを含むクチコミです。
金持ち 亀持ち いたらき持ち
子供のころ死ぬほどおぼっちゃまくんで笑わせていただいたと思います。最高でした。 いかんせんこどもだったので、大人目線の評価はわからないのですが、子供心に「とんでもないエポックメイキングな作品が出てきたものだ・・・」と思ったものです。とにかく、それまでに読んだマンガとは、何もかもが違うと思いました。 当時、わたしはジャンプ(週刊)とボンボンを購読していたのですが、コロコロはなんかボンボンに比べてちょっと優等生的な感じがあって、あまり気にしてはいなかったのですが、とにかくおぼっちゃまくんが読みたくて購読をはじめました。 その代わり、3誌購読は贅沢だということで、泣く泣くボンボンを辞めさせられた思い出があります。確かその後まもなくコロコロでかっとばせキヨハラ君も始まって、個人的には手放せないマンガ誌になった記憶があります。 いずれにしましても人生に影響を与えたマンガを10作えらべと言われたら、入ってしまう作品であることは間違いないです。ヘケケ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
アニメ版とは少し違います!
そう思って少しweb等で確認したら、ベルトーチカチルドレンという小説が先にあり、そちらのコミカライズとのことでした。ですので、微妙にストーリーがアニメ版とは異なります。 まぁ大筋は違わないので、バリエーションといった感じで楽しめました!クェスにイライラされる方もいらっしゃるようですが、わたしはまぁ天才児がゆえのトンガリなのかな、とあまり深く考えずに受け入れることができました。 面白かったです。閃光のハサウェイのコミカライズに続いていくようで、そちらも楽しみにしたいと思います。
ウラ話第二弾!!
同じ作者の「機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのレポートより-」の第二弾です。 えぐいくらいタイトルが似ているので、購入の際はお気をつけください。 さて、前作はZガンダムの時代をカイさんの視点で、という趣向でしたが、本作は時代を少し遡り、ファーストガンダムの時代のウラ話です。前作は少し大人になったカイさんが主人公だったので、結構重厚なお話が多かったですが、こちらにつきましては、ファーストガンダムの頃の、少しひょうきんめなカイさんが語り部となっているので、それに合わせて、作風も少しライト感が出て読みやすくなっていると思います。 話の内容は、想像をすごく膨らませられるもので、ファーストガンダムを骨の髄までしゃぶりつくしたい!!!!という諸兄には、まさにうってつけかと思います。私も楽しませていただきました。ご馳走様でした。
重厚なウラ話!!
一年戦争時代、ホワイトベースの乗務員としてがんばり、おもにガンキャノンのパイロットとしてご活躍の、カイ・シデンさんの視点から見たZガンダムとなっております!! Zガンダム自体はもうすでにアニメでしっかりとしたストーリーが決まってしまっているのですが、その範疇で、歴史の裏側をカイさんの視点で辿っており、原作を知っていればニヤリとするシーンや、「へ〜そんなことが裏側で・・」など感心するシーンが盛りだくさんです! 後半かなり重厚で難解なテーマが話されたりするので(ガンダム全般そういった部分がありますが)、ライトに読むにはしんどい部分が出てくるかもです。見せ方としても、コマ割りは4コマっぽくすごくシンプルになっていき、キャラの動きもそこまでではないので、主役は文章という趣になってきます。 ただ、そういう部分が好き!という方(私も体調が良ければそういうの好きです!)には、うってつけの本であるといえようかと思います。 めちゃおしゃべりなミライさんも見れます。
オチが好き
笑顔が苦手という子に無理やり笑わせようとしないところがよかった!付き合ってからもあくまでもツーショがほしいという主人公の気持ちが全面に出てるオチが素晴らしかった。
手フェチ読切
人の体の一部のフェチになるとそこばっかり見ちゃうのめちゃくちゃわかりますね。自分は手フェチではないですけど、もう少し手の描き方が上手いともっとグッときたかなと思いました。
※ネタバレを含むクチコミです。