思ったより難しかった
女に怒られる理由が分からない、と言う男に女がイライラする理由 #1巻応援
『アフターアワーズ』『水野と茶山』と百合マンガを描いてこられた西尾雄太先生が、今なぜ男性主人公を?と思われるかもしれませんが、読めば納得の内容でした。 本作の主人公は古着屋の店主にして、大の服マニア。 古着屋稼業・店舗経営の裏側を見せ、古着への拘りを開陳しながら、主人公が出ていった彼女とヨリを戻すヒントを得るために、昔の彼女たちに会う物語が展開します……さあ、ダメな感じがしてまいりました笑 よく、人柄は悪くなさそうな男性が、パートナー女性にものすごい怒りを買っていて不思議に思う経験、ありませんか?本作の主人公も一見まともなので、「趣味に夢中になりすぎると愛想尽かされるのかなぁ」と、同じ趣味人としては不安になりかけますが、次第に彼の「本当に悪いところ」が見えてきます。なかなかに胸が痛い内容。 男性から女性へのDV、モラハラ、マンスプレイニングやマイクロアグレッションなどには、実はかなり根が深く、複雑で言語化しにくい「悪さ」があります。 そういった「悪さ」が作品のあちこちに描かれて(時にそれは従業員にも向く)2巻末までにその一部はかなりはっきりと言語化され、ハッとさせられます。 服のストーリーと目上の人の言葉は聞けるのにher storyに耳を傾ける気のない主人公と彼にうんざりしている彼女の物語は、恐らくあらゆる男性と女性に普遍的な物語。今後も自分ごととして、丁寧に読みたいと思います。 (1、2巻同時発売ですので1巻応援とします)
南モンゴル(内モンゴル自治区)の民族弾圧を知る
ウイグル民族への弾圧を描いた「私の身に起きたこと」は、以前に読んでいて知ってたけれど、内モンゴルにも激しい弾圧の歴史と現在も同化政策が取られていることは、恥ずかしながらこの漫画を読むまで知らなかった。 作中では、文革の時代にモンゴルで起こったこと、現在進行系で起きていることが強いメッセージ性で描かれる。文革時代に起こったことについて詳しい描写はなされてない。気になったので、ネットで検索していくつかのニュース記事を読んでみたけど、あまりの残酷さに言葉を失うほどだった。 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/65762 「私の身に起きたこと ~とあるウイグル人女性の証言~」と共に、世界に広まってほしい漫画である。 ちなみに「マンガを買ってる余裕はない!」という人は、マンガ図書館Zで広告付き無料で読めるのでどうぞ。 https://www.mangaz.com/book/fin/209271
宇宙が舞台のサスペンス兼ミステリー兼SF
独特の絵柄が何とも言えない不穏な雰囲気。 書き込みによる黒々とした絵柄は好みが別れそう。絵が上手いことに間違いはないんだけど、苦手な人は読めないかも。ストーリーとしては、バトルロワイアル系が好きならオススメできます。 時系列が変わりながら進んで行くので飽きずに読める。サスペンスとミステリーとSF…いろんな要素が詰まってます。たぶん小説でもいけると思う!
登場人物の名前は温泉地
これは、ぶっ飛んだ登場人物たちによる、ぶっ飛んだ人のための、ぶっ飛んだストーリー。これで語弊はないと読んだことある人ならわかるはず。 殺し屋の婚活を結婚詐欺師がアドバイスしていくって、その設定だけで面白いよね? バトルシーンはすごく迫力があるし、登場人物はみんな魅力的だし、とにかく絵が上手い(語彙力)。 このトリッキーな婚活はちゃんと上手くいくのか今後が気になります! 他にないギャグも好き!
政治 × ヤクザまんが
柔道部物語の史村六段のモデルでおなじみの史村翔先生(別名義:武論尊)さんの原作に、絵がうまいことでお馴染みの池上遼一先生が作画したまんがです。面白くないはずがないです。すぐ読んでください。 少しだけ浪花節的なじめっぽさがなくもないですが、基本的には良いスパイス程度で、登場人物は皆良い男です。カッコ良す。 欲を言えば、もう少し続いても良かったかもしれないですね。わからないですが。 ■好きになった点 登場人物が魅力的(生き方がカッコ良い) 敵キャラが強キャ(魅力あり) 夢があり、ワクワクする じめじめしてない 絵がうまい 話が面白い(どういう展開になるのか気になる) 一話目から引き込まれる 展開がサクサク進んで小気味良い ■良かったエピソード 一話のラストで、一話の中盤で敵として出てきた人物が「目がピカァ」という感じで味方だったことが判明したシーン。ちなみに光っていたのはメガネと思われます。 敵のボスが絶体絶命のピンチに陥ってなお社民党との連立を拒む点。これは絶対にやってはいけないことですからね。しっかりと矜持を保っている点が良かったです。 政治の解説員として舛添さんっぽい方が出てきて時代を感じる。 敵ボスの散り際(流石すぎる散り際。敵といえどあっぱれ、流石の見識です。敵ボスの格がググっと上がるので、それに勝利した主人公チームの強さも際立ちます) 最後のBLシーン(個人的にはなくても良かったですが、なんとなく見せ場っぽかったので一応ランクイン)
モブ子ちゃん♡心温まる
これはかわいすぎる。好き!!モブ子も入江くんも目立たないタイプだけど丁寧に重ねていく日々とその関係性がいい。 普通の大人しくて地味めな女の子でも恋をするととっても可愛くなるしそこがまたよくて身近にありそうな恋物語だけに、とってもきゅんきゅんします 不安なこともちゃんと言葉にして伝え合う二人が素敵だと思いました。 スーパーという身近な場所での何気ない日常の中で、私の中にも思い当たるような場面たちにドキドキしました、面白かった。
ただの入れ替えじゃ終わらない
入れ替わりものは好きなのですが、こんな面白い展開になるとは想像もしていませんでした。 どんな事態が起きてもポジティブに受け入れて前に突き進んでいく主人公の姿が、読んでいてとても気持ちよく、ぐんぐん話に惹き込まれていきます。 とっても面白かったです!何回読んでもワクワクします!主人公のタフさに元気をもらいました! 美人で賢く才能豊かでもやっぱり体が資本ですね。丈夫に生んでくれた親に感謝。
こんな素敵な子がいたら学校楽しい!
授業中でもたくさんからかわれるのに、可愛くて憎めない高木さん 技のレパートリーがありすぎて、ワクワクします。高木さんが隣にいる学校生活をおくってみたいな~絶対楽しいだろう~と思いながら読んじゃいました。 すごく可愛らしくて微笑ましくてキュンとします まだ大人じゃないから変にがつがつしてないし、淡い青春て感じで好き。 ほのぼのしてて中学生らしい、カワイイ
名作!!ドタバタラブコメディー
主人公がどんなことでもポジティブに変換してくれるので、読んでてめっちゃ前向きになれるマンガです。 当たり前な日常の些細なことでもいつも感謝しながら精一杯楽しもうとするし、どんな境遇にもポジティブにすぐ行動するユメコちゃんがめちゃくちゃ羨ましい。デブになってもいいから、中身がユメコちゃんみたいになれたらな〜〜ネガティブな私にパワーをください!(笑)
「いやはや熱海くん」感想
コレはかなり好きだな。登場人物いいキャラ揃いだし、全体的にゆる~い空気感でありながら、実は繊細な心理描写もサラッと描かれていたりする。このやり過ぎない絶妙な感じがクセになる。とりあえず熱海くんの恋の行方はめっちゃ気になるわ(笑)
いい作品!!
転生ものはなかなかいい作品に出会うことが少ないですが、私の中ではヒットです。 万能農具を使ってる時は誰も勝てないくらい最強ですが、基本的には戦ったりなんだりしないのでチートさは薄いです。集まった村人達がそれぞれの役割を果たしていて優秀なので、なるべくしてなった成長の村という感じ。農業をして暮らしたいという最初の望みからブレることなく6巻まできているので安心して読めます。 文字が多いので、小説など読むのが苦手ならお試しを読んでから雰囲気を確認してからの購入を勧めます!!
完結!もっともっと読んでいたかった
亜人ちゃん完結かーーーー ってなった。 ちなみに「オカルトちゃんは語れない」の方も完結。 最終巻も同日発売。 そして、オカルトちゃんを後から読まないとわからないけどめっちゃリンクさせてきていて、亜人ちゃん本編→オカルトちゃんという順で最終巻を読むことをオススメします。 本作はデミヒューマンJK、亜人ちゃん達の高校生活が主題。 主人公は高橋先生なのかな、多分。 非常に優しく、亜人の問題や悩みを解決させたい!という気持ちでいっぱいの伝承大好き先生。 様々な亜人が出てくるけど、どれも温厚というか普通にニンゲンの両親から生まれているケースが多く、最初はニンゲンだったけど途中で発覚する事も多い。 現代社会らしい複雑な問題も起きるし、人ん家に乗り込んで文句を言いまくり責め立てるだけのモンクレもやっぱりいる。 彼女たちが幸せに過ごせるように、と穏やかな気持ちで読めるマンガです。 画像はスカッとした印象に残る名シーン。
まさかのクズ。なのに何でこんなにかっこいいの・・・
今までにない感じだけどキュンキュンする漫画で面白いです! こんな執事は現実には居ないだろうけど、本当に存在したら素敵!! イケメンなのでクズでもいいと思ってしまうww ギャップといえば椿の和巳に対するワガママぶりと歳三の前での健気さもピュアで可愛らしい。幼い頃から離婚した両親の前では気兼ねして淋しいのを我慢してきた椿にとってワガママ言えるのは唯一和巳だけなんだろうなぁと思うと少し不憫ですが、きっと和巳もそう思っているのでしょうね。
不器用な大人の恋
前にドラマを見ていて、今回偶然見つけたので読んでみました。 溺愛ものが好きな人にはたまらない、ぐいぐい引き込まれました。 2人の価値観や、気持ちとかたくさんのすれ違いをしても、お互いに離れられない。 理解したり出来なかったりしながらも、ちゃんとお互いを思い合っていて・・・そんなところが羨ましく思えました。 周りの恋愛事情も様々で楽しかったです。
はぁ~よかった~
テンポの良い会話でサクサクとストーリーが進むので、9巻まであっという間に読み終わりました! 結婚の価値観て、自分が理想としてることだったり、ほんと人それぞれだと思うけど、付き合う相手でいくらでも変わるんだなと思った。 結婚したくないリュウが、あすかと過ごすうちに、あすかと一緒に居たい理由=結婚に結びつき、 結婚したいあすかが、リュウと過ごすうちに、リュウの仕事を応援したい、足枷になりたくない=別れを決断。 どちらもホント相手を思って考えてこその気持ちの変化。 ホントに素敵なお話でした。
ある意味1番可愛そうなのは三木涼太
元々施設育ちで、母親の愛情というものに飢えている三木涼太。 一見したら賢くて良い子の彼ですが、 彼が先々で出会う「母親」を採点して、見切りをつけたら殺そうとするなど、大分歪んでいます。 作中に出てくる「母親」達も各々に歪んでいて、(まともな人もいますが) 「本当に良い母親とは?」ということも考えさせられます。 主人公の三木涼太は、 自分が優位に立って相手 (母親) を選んでいると思っていると思うのですが、 本当は寂しくて愛情に飢えている1番可哀想な子だなと思います。 形は違いますが、 プライドが高く愛情に飢えている三木涼太に共感する部分もあったり。 少しやりすぎな設定というか描写もありますが、 親子のあり方などについて共感したり、色々なことを考えながら読める、 読み応えのある作品だと思います。
藍さんと凪沙くんの距離感が好きです
マイペースで表情があまり読めない凪沙くんですが、 着実に藍さんに心を開いていくのが可愛くて、 家族ドラマとしても恋愛マンガとしても温かい気持ちで読める作品です。 歳の差や立場から、 恋愛に発展しそうで中々しない2人の距離感がもどかしくも、 ちゃんとそこに家族愛もあって個人的に好きです。 更新を楽しみに待っている作品の一つです。
みんなみんな生きていたんだ(過去形) #1巻応援
「名著『わけあって絶滅しました。』をコミカライズってのはわかる…スゲーよくわかる いろんな生き物が絶滅したエピソードは マンガで読んでも絶対面白いに決まっとるからな… だが『×美少年』って部分はどういう事だああ〜〜〜ッッ!? あらゆる生物を擬人化して美少年にするっつーのかよーーーッ! 行徒先生の作画でェ〜〜〜ッ!? どういう事だ! どういう事だよッ! クソッ! ナメやがってこのコミカライズゥゥゥ〜〜〜!! 超最高じゃねーか クソッ! クソッ!」 と、心の中のギアッチョが猛りだしました。この企画を立案して通した方は最高だと思います。 私が特に好きなのはオドントケリスの回だったのですが、まさにその回を作画担当の行徒さんがTwitterで上げていたのでぜひ読んでみてください。 https://twitter.com/yukit0o0/status/1630391315635802112?s=46&t=aPYURLk7MwHKhx8tFWOvzQ このような形で、さまざまな生物の絶滅に至ったまでの物語が1種数ページで描かれます。中高生がこれを読めば生物の成績が良くなること間違いなしなので、ぜひ学校にも置いて欲しいです。 また、小学生の頃から美少年が大好きな私は行徒さんの美少年がたくさん見られて二度美味しかったです。 しかし、『学園革命伝ミツルギ』に出逢ったときからずっと河田雄志さん×行徒さんが大好きなのですが、『ミツルギ』が再来年で20周年というのは人を宇宙猫のようにするのに十分な事実ですね……。 『誰が奥寺翔を殺したのか?』も始まりましたが、今後も末長いご活躍をして欲しいです。
「ジャンル、ギリ近未来SF」
体験をデータ化してシェアするボディシェアリングがアツい時代。 若者はボディシェアリングで承認欲求を満たす。 袋(マスク)を被って再生すれば、ほら様々な感覚の体験ができちゃう。 今日も若者は、手持ちのデータでボディシェアリングして遊ぶ。 という、あらすじ。 10ページとは思えない濃さの漫画だった。 なんだコレと読み直して、最後のページに小さく書かれた「ジャンル、ギリ近未来SF」の煽りにクスッときてしまった。 あらすじは15文字もいらなかった。 そして横田くん。君の名前ラベルはネームプレートなのか、どうなのか。教えてほしい。 あと、うつぎくん。嘔吐が多い。
可愛いカップルににこにこしちゃいます
彼女の京花さんも彼氏の岬くんも一見クールなのですが、 中身は全然クールじゃなくてデレデレしまくり (特に京花さん) なところや、 岬くんがさりげなく甘えたり独占欲を見せてきたりするのがとっても可愛くて、 年の差カップルも良いなぁと思えます。 お互いパートナーのことになると冷静でいられないところや、 京花さんが岬くんの言動が尊すぎて荒ぶっちゃうところなども可愛くて、 ほっこりしながら読んでいます。
誰にとって、「公平で楽しい学校生活」なんだろう
※ネタバレを含むクチコミです。
自分を自分として生きるための救いと恋
※ネタバレを含むクチコミです。
思考に基づく感情の流れを描… #読切応援
思考に基づく感情の流れを描く能力が優れている。 良くも悪くも決して都合の良くない話。
絵だけ見てると勢いがあって突飛で切なさもユーモアもありで面白そうなんだけど、ストーリーそのものの理解という点ではできなかったと思う。最後のプロロは別に人間になったわけじゃなくて、周りに馴染むために黒髪に染めてバイトを始めたプロロってこと…?