名無し

ウイグル民族への弾圧を描いた「私の身に起きたこと」は、以前に読んでいて知ってたけれど、内モンゴルにも激しい弾圧の歴史と現在も同化政策が取られていることは、恥ずかしながらこの漫画を読むまで知らなかった。

作中では、文革の時代にモンゴルで起こったこと、現在進行系で起きていることが強いメッセージ性で描かれる。文革時代に起こったことについて詳しい描写はなされてない。気になったので、ネットで検索していくつかのニュース記事を読んでみたけど、あまりの残酷さに言葉を失うほどだった。

中国の内モンゴル自治区の小中学校で、昨秋から「教育改革」と称して、モンゴル語の授業が大幅に削減されて、標準語(漢語)教育が強制されている。中国政府は、「教育改革」の表向きの理由として(1/3)

私の身に起きたこと ~とあるウイグル人女性の証言~」と共に、世界に広まってほしい漫画である。

ちなみに「マンガを買ってる余裕はない!」という人は、マンガ図書館Zで広告付き無料で読めるのでどうぞ。

【モンゴリアンメッセージ二〇二〇】南モンゴルをご存知ですか。北にあるモンゴル国とは別の、中国にあるいわゆる「内モンゴル自治区」のことです。戦後、この場所で起きたことは、日本と深く関りがありながら、何故か教えられることもなく、知られていませんでした。モンゴル人の人口は全体の一割、消えようとしてい...

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パラオと日本 トクベツな国

パラオと日本 トクベツな国

パラオという国を知っていますか?パラオと日本の間には、深くあたたかい繋がりがありました。オールカラー20ページ。内容はパラオ大使館、パラオ本国教育省にご確認いただいております。小冊子として、東京江東ロータリークラブが無料で配布もしており、学校教育現場でも使われています。必要な方は、koto.rc@sweet.ocn.ne.jp までお問合せ下さい。

その國の名を誰も言わない

その國の名を誰も言わない

新疆ウィグル自治区。中国にそう呼ばれる場所があります。そこに何故か、ほとんどマスコミに取り上げられない報道されない現実があります。だから、ひとりでも多くの日本人に知ってほしい。そして、想像してほしいです。最後に主人公が語る「言葉の意味」を。

What Has Happened to Me ~A Testimony of an Uyghur Woman Living in Japan~

What Has Happened to Me ~A Testimony of an Uyghur Woman Living in Japan~

Testimony of a Uyghur woman who lived in Japan and became a naturalized citizen. If her young brother is captured and accuses her of too much horrific oppression in her homeland in Japan, not only herself but also her relatives are interrogated on her behalf. There is no contact with his family. Even in Japan, the Chinese Communist Party continues to monitor and threaten me every day. Unthinkable human rights violations are occurring in our neighboring country. I want as many people as possible to know about this. And these women, who are being invaded and oppressed by China, are also sounding the alarm to us, Japanese people.

墓標なき草原

墓標なき草原

楊海英原作「墓標なき草原 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録」(岩波現代文庫)の漫画化。日本の敗戦後、中国に支配された内モンゴル自治区。ウイグル、チベットより前に、いち早く侵略され大量の漢人の中で、中華民族になることを強いられながら、モンゴル人であるということを理由に弾圧を受けています。民族を、伝統を、破壊しつづける中国は今も手段を変えながら、破壊を繰り返しています。

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