鹿野くんは鹿
ファミレスで試験勉強をする学生さんのお話
※ネタバレを含むクチコミです。
タクシー運転手が乗せたお客さんの話
芸人オタクとして登場するお友達のようなテンションのキャラクターが、どうやら私は好きらしい。 学生のころ、お笑いにハマってるクラスメイトっていたなぁ。なんなら一緒に笑ってたなぁ。 しかし、タクシー運転手をする友人父に「芸人を乗せたことがあるか」聞いてもらうなんて、なんと都会っ子な会話! 『いとおかし』は、友人父がタクシーに乗せた一発屋の芸人の人たちが描かれている。 タクシー車内なので会話ベースの物語なのだけど、本当に会話を聞いているかのように、スルスルと読めてしまう。 テンポがよいというか、なんというか。 まあ、落ち目といえども芸人の会話だもの、そりゃおもしろいよね。と思ったあとに、ふと考え直す。 いや、作者は芸人ではないぞ。 ノンフィクションではないぞ。 頭が情報処理を誤ってしまった。 疲れた一発屋の芸人と、キャイキャイしている学生ふたり、タクシー運転手のお父さん。 みんなのその後をチラッと見てみたくなる。
削られた心で生きていく子供たち #1巻応援
″毎日ご飯が食べれるとか 明日も学校に行けるとか 突然どなられることを気にしなくていいとか そういうのわたし ここに来るまで知らなかった………″ それらが決して当たり前のことではなく、感謝すべき幸運なのだと心から思える人はどれくらいいるでしょうか。 本作は児童養護施設での暮らし、そこで生活する子たちの思考や感情を非常に解像度高く描いた作品です。 何よりも、虐待を受けていた主人公・夜(よる)の心情の吐露がリアルで胸を刺します。 ″私たちは心のどこかで 「自分の価値」に自信がない″ ″たった1%の幸せな記憶に生かされてるんだ″ etc... 多くの人が与えられるものを与えられずにむしろ傷つけられて生きてきた少女の癒えない渇望と、(作中の設定により2018年当時の制度として)18歳になったら施設を出て暮らして行かねばならないというタイムリミットのある現実への不安、スマホを持てる同年代のクラスメイトへの羨望と深い所では決して解り合えない断絶などが入り混じって吐露される言葉が強く響きます。 幼い頃から憧れを抱き続けて大きくなった、夜と同じ施設の少年・天雀(てんじゃく)との関係性も見どころです。他の同世代の子と解り合えない部分も、天雀となら分かち合える。ただ、そこには危うさも存在しています。タイトルが掛かる2話ラストのモノローグを含む美しい1ページも好きなのですが、どこか物語の行く末を暗示しているようでもあります。零れてしまう夜があることは避けられないとしても、いつか掬われる朝が訪れることを願わずにはいられません。 デリケートなテーマですが、しっかり取材をした上で覚悟を持って丁寧に取り組まれているのが伝わってきます。難しい題材に挑み続ける有賀リエさんを応援しています。
ひさびさに
連載して欲しい!と思った 作者の年齢に驚き
天才~~~!!??
先日読んだ読切の阿久津さんが最高過ぎて白川すみれ先生の過去作順に読もうってなったんだけど、白川先生天才では~~!!!??? 阿久津さんでも思ったけど女の子たちの何気ない日常を描くのが上手いな~可愛いな尊いな~こういうやりとりしたな懐かしいな~とかほんわかしてたら!!!うわーーー!!!思わず何度も読み返しました。すごいな…全然気づかなかった…。 そしてやっぱり二人の関係性が最高に良い。いきなり始めても成り立ってるし、本当に仲良くて信頼している親友同士だというのがめちゃくちゃ伝わってきてマジで最高。愛おしい。サラッと読めるので何を言ってるか気になる方はぜひ読んでみてほしい。
ストレスフリーなラブコメ
芸能事務所のマネージャーを姉にもつ主人公。 そこに所属する女性の1人が、酒飲みにやってくるという話。 年上女性×年下男性。 大きなくくりではそうなのですが、女性のほうが大酒飲みでウザ絡みをしてくるというのが本作の設定。 そして、ラノベ原作ではもはや様式美の、第3者の幼馴染がそのシチュエーションにヤキモキすると言った感じ。 年上のお姉さんが大酒飲みで泥酔がてら絡んでくるなんて、現実ならワンチャン期待しちゃうものですが、そこもラノベの主人公。 謎の貞操観念で、この状況でも何も起きない。 ひたすらダベって、たまにイチャコラして、それに嫉妬したりなんやりしするも、関係性にあまり進展はしない。 だが、それがいい!不思議とそれがいいのです。 この何も起きないヌルくて、ゆるい展開が、無駄にドギマギしなくて逆に良いのです。 ストレスフリーにペラペラと読める。 また、男女であっても上記のような関係が続くのって、今っぽい関係性の作品だなと思います。 ラブコメ作品ですが、ラブは少な目、というか主人公が安定の鈍感系なのであまり全面にでないのも個人的には良かったです。
蟲師の好きなエピソード
蟲師で特に好きなエピソード選んでみた 「筆の海」 「日照る雨」 「瞼の光」
四姉妹
四姉妹の日常。 末っ子の周囲の人間関係が主軸になってる。 中学生とは思えない、考え方・言うこと・表情・気の使い方・恋愛感情… 君たち本当に中学生?とつっこみつつ読みました。 とはいえそんなこと気にならないくらい素晴らしい漫画だと思います。ストーリーも、登場人物たちの心の動きも。こんな心情描写を描けるなんて、漫画家ってすごいなぁなんて思ってしまいました。
くだらないけどおもしろい
両思いのはずなのに、性格と立場が邪魔をして、どうやって相手に告らせるのかという考えになってしまう2人のやりとりが最高におもしろいです。最高に頭がいいはずの2人なのに、心底あほくさい。笑 告るまで、付き合うまでを斬新な視点で描かれています。ドキドキだけじゃなくて笑えるシーンも満載で楽しいです。 さっさと言っちゃえばいいのにプライドが邪魔して言えないのがもどかしいけど面白い!
良かったです。
子どもの雑誌の整理中に読みました。 子どもの雑誌だけではなく、大人にも読んでもらいたいから、大人向けの雑誌に、載せてもらいたい良い作品です。
ディーラーが主人公
カジノ漫画。 主人公は賭ける方じゃなくてディーラー。 スピード感ある展開でサクサク読める。 闇カジノの内側から見た話とか、実際にあることなのかはわからないけど、すごーくちゃんと取材とかしてるんだろうなという印象。 奪えばいつか自分も奪われる。悲しいけど、みんな幸せになりたくて生きてるんだよね。 だけど悪いことは悪いのです。
昔はよかったの感想
※ネタバレを含むクチコミです。
多感な小学生のイチローの変化を応援したくなる。
シン仮面ライダーを読んでいないけど、イチロー家族の苦悩から生まれた仮面ライダーの話は、分かりやすいし、こちらを読んで、、シン仮面ライダーに興味を持つ人もいるかもしれない。 小学生のイチローは、かなりの頑張り屋さん。 いじめられても、母がなくなっても、父が変化しても、特殊な施設で暮らすようになっても、折れない心を持っている。 その、真っ直ぐな性格から命の危険もあるが、今後きっとそれが生かされるはず。 1話読了。
子供向けだけど大人も面白い
なかよしで連載されていて、子供向けといいつつ、大人も十分楽しめる漫画です。 とにかく主人公の二人がかわいい。おしゃれ。さすが安野モヨコ。読んでいて元気になれます。 どれだけモテることができるかというストーリーも面白いです。 暴走しやすいショコラと、大人しくて慎重な性格のバニラの、二人とものハートの集め方や人との接し方を見ていると応援したくなります。時につっこみたくなります。はたまた感動して涙してしまうときもあります。
男女逆転
男女逆転大奥、すごい発想! でもそこがクローズアップされすぎているけど、歴史ものとしてもすごくちゃんとしています。 読みながら気になったところを調べてみると事実の部分も織り交ぜられている。 フィクションと事実の混ぜ方が絶妙です。 歴史ものなので仕方ないけど着物や髪型のバリエーションがない分、キャラクターの見分けがつきにくいのと、文字数が多いのでちょっと疲れますが、面白いです。
サバイバル
絵柄からは想像できないサバイバル漫画。 昔見たドラマ「漂流教室」を思い出しました。 スピード感ある展開で、でもキャラクターの個性がちゃんと立っていて、それぞれの設定や伏線の回収も細かいところまで描いてくれてます。 過去エピソードは涙なしでは読めません。 読んでるわたしもチームの一員になったような気持ちでハラハラドキドキしながら読んでいます。
タイトルからは想像できないほっこり感
ほっこり男子と骨好き女子のラブコメ。 こんなことあるんか?と思いつつ、あやめくんが可愛いので読み進めてしまいます。 読み進めていくと、ラブコメ!っていうよりも、恐竜についての詳しい話や、理系院生ならではの悩み(好きでやってる研究だけど将来を考えると不安)、学会の様子なども描かれています。 理系とは縁がない人生のわたしですが、多分リアルなんだろうなーと思いながら読んでます。
ロマンチックインソムニア
ほのぼのラブコメ。 インソムニア(不眠症)に悩んでるけど、お互いに寄り添うとなぜか眠れる…なんてもどかしい設定なんでしょう。 読んでてニヤニヤがとまらなくなります。 わたしはインソムニアではないけど、たまーにある眠れない夜はつらい。朝になるとなおさらつらい。何も考えない!って思うほど眠れなくなる。 そんな時にこんな人がいたら安心できそう。
気軽には読めないけど面白い
言ってることが難しいので個人的には「よし、読むぞ!」って意気込まないと読めないお話です。 これが小説とか文章だったらすぐギブアップですが、マンガなのでなんとかなる。 実際に地動説を唱えている人が処刑されてたのか?本当の歴史も調べたくなりました。 今生きていることに感動したし、天体について興味が湧きました。
落語
女子高生か落語家を目指す物語。 それだけ聞くとジャンプっぽくないけど、読めばわかる王道ジャンプ。仲間がいてライバルがいてラスボス(っぽい人)がいて…。 落語を漫画にするってすごく難しそうだけど、落語の表現方法がすごいです。 なにより主人公のキャラクターがとても好き。 才能も志しも両方持ってて、さらに努力を重ねていく。応援したいです!
番外編
ドカベンでいうところの、プロ野球編です。 先輩達が大学に進学して、それぞれ自転車部に所属する物語。 東堂が、自転車部のない大学に入学して、新しく自転車部を設立するのは胸が熱くなった。 やっぱこの漫画はすげぇな。
天才とは
2巻まで読みました。 芸術やアートとは無縁の世界で生きてきたわたしにとって知らないことだらけでとても面白いです。 ブルーピリオドを読むまでは、最初の八虎と同じように、アートって天才が描きたいように描いたものが(よくわからないけど)評価されているんだと思ってました。でも違くて、絵にも公式みたいな物があるんだ。目から鱗でした。絵を学んでみたいと思いました。
食べ物オムニバス
友達のお姉ちゃんの部屋にあって読んだのを覚えています。 食べ物を軸として、それにまつわる人間模様を描いたオムニバス。 めちゃくちゃリアルであるあるネタです。 大人になったら、こういう味のある漫画が好きになってくのですね。 戦いはないし、手からビームみたいなの出ないけど、楽しいんですよね。 なんだからほっこりする漫画です。
※ネタバレを含むクチコミです。