父の遺したBMX用自転車
「コワい話は≠くだけで。」感想
ホラーと無縁だった漫画家が実話の怪談話を扱うこととなり、毎回体験者やその知人を取材しながらマンガにしていく…というエッセイ的な要素を含んだ一話完結ものだ。原因や結末がハッキリしてない話も多く、それがよりリアルな恐怖となって迫ってくる。やがて一巻最後のエピソードを読んだ時に、思いがけず鳥肌が止まらなくなってしまった。 個人的には、夜に家出した少年が遭遇したエピソードがお気に入り!
命を賭した真理の探究物語 #1巻応援
「スペクタクル・ルネサンス人体解剖(アナトミカル)ロマン」と、なかなかすごい公称が銘打たれた作品。 今でこそ社会的地位の高い医者という職業ですが、理髪外科医の主人公・トトを通して往時の身分の低かった医者のありようを読んで学べる物語です。 多くの人は、医療といえばイメージとして科学的なものを想像するかもしれません。しかし、いわゆるEBM(Evidence-based Medicine:根拠に基づく医学)のようなものが普及してきたのはつい最近のこと。100年も遡らなくとも、世界ではロボトミー手術が行われそれに対してノーベル医学賞が与えられてきたわけです。 それより更に昔の中世において、宗教的な価値観が非常に強かったころには、とんでもない誤解に基づく治療が罷り通っていました。その実例である「瀉血」と「焼灼」の凄惨な様子は、試し読みできる第1話から描かれます。 宗教的な価値観が非常に強い時代背景の中で、常識を超えて圧倒的な正義のようにされている事柄に対して疑いを持ち果敢に挑んでいく様は『チ。ー地球の運動についてー』を髣髴とさせます。 ″「でも」「もしかして」は「可能性」だ!!″ と、真理を探究していくトトや、彼の協力者となるレオナルド・ダ・ヴィンチの狂気じみた熱量が読んでいて快感です。 高城玲さんはこれまでに何篇か短編も描かれていてそれぞれに魅力的でしたが、連載でも遺憾なくパワーを発揮されていると感じます。本作の続きと共に、短編集の発売も楽しみにしたいです。
1巻の頃から推し続け...!
1巻の頃からずっと推し続けて、これはアニメ化するわ!売れると思い、書店時代にも仕入れて展開し続け...アニメ化して2期もやると アニメは見てないんで分かんないけど、何か嬉しい気持ちになった作品の1つ 長瀞さんが主人公にウザ絡みしてイチャイチャしてるのを見るだけだが、ハマるものがあったし結構斬新なラブコメだった 後半の方はラブコメ色が強くなってきて、個人的に好みな展開になってきたが、そこまでがちょっと長かったかなぁってのが残念なところ... ただ、もちろんラブコメとしては面白いので未読のラブコメ好きの方はオススメですよ
やっぱり瀬尾先生の作品はおもしろいわ...!
涼夏や君のいる町の瀬尾先生の最新作 あいかわらず、女の子は可愛いし、ラブコメとして完成されてるので安心して読める 単に男女がイチャコラするだけのラブコメでなく、しっかりしたストーリーがある会もあるなど、飽きずに読めるのも良いところ 今回は一つ屋根のしたで、主人公と5人の女の子が住みながらカフェ経営していくので、ハーレム要素強めだが、どの子もキャラ立ってていいんだわ... 自分は白菊ちゃんと紅葉ちゃん推しです...!
クセ強めで内容も面白い漫画好きな人は垂涎の一作!
未読の君、まだ読んでないなんてもったいすぎるぜ…!! 読んでる奴らとはダチになれそうだ!! なぜなら俺たちはルークさんを知っているから!! 俺たちの救世主!!ルークさん!!はわわ……! と、読んだあとちょっと変なノリをしてみたくなるほどにこの漫画は魅力的です。 時代設定は我々の地球でいうどのへんか分かりませんが、17、18世紀あたりの技術レベルでしょうか?もっと前なのかな? ヴィクトニア帝国という大国があり主人公はその帝国に搾取される側の植民地に住む少数民族で、金貨や経済などあるもののわりと原始的な生活を送っていた。 幼少期に両親が奴隷狩りに殺害されてから7年後、12歳になったルークは奴隷狩りに対抗すべく知恵を使い騙したり工夫して帝国と商売しお金で安全を買おうとしていた。 しかし、その矢先に再び奴隷狩りにあってしまい、自らも捕まり大好きな姉を連れ去られてオークションにかけられてしまうことになり、殴られ朦朧とした意識の中で神にあい、とある能力を授かる。 本来、年頃の人間が当たり前のように享受しているのが「生殖能力」だが、神はその代わりにルークに授けたのが「金を生み出す能力」だった。 しかも、まだもろもろ不明だけど帝国の紙幣、しかも全て通し番号が同じ偽札…。この能力と知恵を武器にルークはどう戦っていくのか! お姉ちゃんを取り戻すことはできるのか!? という話です。 第1話→https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331749163174 話の設定や展開、ハッタリや知恵比べのようなギャンブル的な部分はもちろん面白いのですが、合わせて注目してほしいのはこの作品の根底に流れるセリフ運びのテンションやリズムとキャラたちのノリ!! 初期のジョジョを彷彿とさせる! そこにシビれる!あこがれるゥ!!的な香りがするゥ!! みんな大真面目なので最初は真剣に読んでたんですが、途中からもしかしてこれって笑って読んでもいいんじゃないか?というシリアスな笑いに思えてきますし、実際そこはかなり意識されてるんじゃないでしょうか。 生殖能力の代わりに授かった能力なので、金を生み出す時にドクッドクッってなるのや、頬を赤らめてちょっと汗かいてはぁはぁしているのもおもしろい…。 そのクセの強さに、やみつきになってしまう自分が愛おしいです。 画像:第1話57pより
言葉を100連ねるより、読んだほうが理解が早いタイプの漫画
アニメ化するのかー!とアニメ公式ホームページを見てみたものの、イントロダクションを読んでもおもしろさがさっぱりわからない。 PVを見たらますますわからない。 というわけで、原作をあたって読んでみた次第です。 すっごくわけわからなくて、おもしろかったです。 こういうの、好きです。 イントロダクションでは書き表せない、ぶっ飛び筋力。 強すぎる力を前にすると、現実がギャグになるみたいなことを、「創竜伝」の龍堂兄弟がヘリコプターをコーラか何かで撃ち落としたときに言っていた気がします。うろ覚えですが。 「マッシュル」では、ヘリコプターじゃなくて、魔法使いを相手にマッシュがマッスルします。 私はハリーポッターを真っ当に見たことがないので、パロディ度合いがわからないのですが、きっと相当にパロディなんだと思います。 服装は、言われてみたらパロディだという気がしました。 アニメ放送が楽しみですね。
作品タイトルが長い
酷いことをした人が因果応報で酷い目に合うという、ザマァ系なろう小説のコミカライズ。 主人公のアリアケが強すぎて、いまいちザマァになっていない気がするけど、ザマァ系でいいんだと思う‥。 何話か読んでちょっとおもしろかったので、原作を読んだら展開がひどい!ひどすぎる!! 原作を思い出すと、「え、これ全部コミカライズしちゃうんですか?」と思わず敬語になるレベル。 ガンガンオンラインで読める分だと、順調に原作をなぞっているので、いっちゃうんだろうな。 そしてもちろん、ザマァ系なので、ストーリー展開の都合、ザマァさせられても仕方がない、しょーもない性格の人柱が必要となる。 ザマァが起きる程度のバランスを取っているというか、崩壊させている原因はやっぱりアリアケ。 主人公が隠れハイスペックであるがゆえに、感覚がいろいろズレているので、仕方ない。 がんばれ、勇者パーティーと巻き込まれた人たち。
影風魔 ハヤセの感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだがやはり森田信吾のバイオレンス漫画はいい。初期のイブニングはこれが一番の楽しみだった。 ・特に好きなところは? 影風魔の三人と明智光秀。登場する明智光秀がカッコ良すぎるね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 俺は大好きだから全く気にならないが正直ちょっと読みにくい面があるとは思うがおすすめです
懐かしさのあまり思い出があふれる
思春期にドはまりした夜麻みゆき先生のオッツ・キィムシリーズの第一作品。 思春期に読み、ラストでグスグス泣いた漫画である。 古い作品ゆえ絵柄も古い印象を受けるが、それも味である。 基本はギャグありほのぼの漫画だが、多様性を問うたりもする。 なお、冒険譚なのでラスボスに向かうにつれて、展開はどんどんシリアスになっていく。 読み終えた当時、最終回のその先気になって気になって仕方なかった。 しばらくして、この後どうなったのかは次作「刻の大地」を読むべし! と道標は経ったが、「刻の大地」は諸事情により未完となり、四半世紀近く経った最近、クラウドファンディングで続きが描かれ始めたところ。 Kindle Unlimitedで全3巻読めるので、懐かしさに浸りたい同志はぜひ。
『シガテラ』ドラマ化!4月7日よりテレビ東京「ドラマ24」で放送
※ネタバレを含むクチコミです。
令和のホラー漫画にふさわしい鹿賀ミツルの最新作 #完結応援
※ネタバレを含むクチコミです。
期待しかない
※ネタバレを含むクチコミです。
またガルバーニに会いたくなる
世界にはこういう読切が必要。意味わかんなくて意味なくていいんです。 生物部のチエリがでっかいカエルみたいなミュータント・ガルバーニと出会い、なんか困ってそうだったので学校に連れていくお話。 見た目以上に多才で社交性もあり、見た目通りカエルらしさもあり、だんだんガルバーニがいる世界に違和感を覚えなくなってきます。 最終的には友情努力勝利もあり、ガルバーニの正体に驚きもあり。 連載にはならなくてもいいけどまたガルバーニに会いたい気はします。
『テルマエ・ロマエ』の好きなシーン雑談【面白い・ためになる】
※ネタバレを含むクチコミです。
おかざき真里作品が好き💓
渋谷区円山町桜を読んだ。 おかざき真里の作品に出てくる男性は、背が高くて爽やかで髪が風に吹かれててかっこいい。そして、とてもクール。 そして、女性は、助けてあげたくなるくらい危なっかしい。 それが魅力で読み進めてしまう。 お洒落な感じも素敵だし・・・。 結局、全部好きな感じ💓
きゅんだけど切ない
三角関係っぽいところがほんとにたまらん これから3人がどうなるのか楽しみだ~ どっちもイケメンだけど兄、弟、2人のタイプが違うのがめちゃいい! お兄ちゃんの大和が元カレなんて展開が複雑やけど・・・頑張れ和泉‼️ 学生生活を懐かしく思い出すと共に、私もこんな恋愛したかったなあとキュンキュンしながら読んでいます。何年前だよーーww
理想の青春
一話読んだらどんどん止まらなくなりました…こっちまできゅんきゅん こんなドキドキ、わくわくする部活だったら毎日が楽しくて、いい想い出が出来たんだろうなぁって、学生時代に戻りたい!!!(笑) 高校生の頃の、成瀬の片思い時代のふたりの攻防が面白かったので、付き合いだしたら変わっちゃうのかな〜と少し残念な思いでしたが、いやいや、変わらんかったwww それに加え、時々素直な由希が可愛かった! 諏訪さんと宇佐見さんカップルのお話も好きです。 イケメンでモテるのに一途に思う所やそこに彼女も惹かれて遂に両思い!羨ましい!
衝撃…
タイトルを見て気になっている人たちいっぱいいるのではないか。 半年間の失踪を経て、それ以前の記憶の全てを失ってしまった主人公。実感のないまま、身に覚えのない“復讐”と向き合うことに。 現在の記憶のない悠介に『自身が犯した罪』が覆いかぶさってきます。 とても考えさせられる作品でした。 1話から凄く引き込まれます!!
肉食はきゅんとする
のんびりした雰囲気なのに、でもやっぱり肉食なところにキュンとします アヤメくんの不可解な言動の謎が解けてすっきりしました。天真爛漫なところがかわいい。 本当に、この研究室楽しそうですよね。 そして、みんな可笑しい。 アヤメくんって、ちょっとずれてるし、だけど素直だし、、、 本当に天然だけど憎めない。
お気に入りの作家さん
ヴァンパイアなどのファンタジーものが好きなので読んでみましたが、控えめに言ってめっちゃ好みでした。 絵もきれいで読みやすいし、吸血シーンはエロくて最高に良かったです。 ただ、個人的にもう少しヴァンパイアっぽい話が欲しかったです。
あたしンちを通して時の流れと己の成長を感じます
日常の些細なことを取り上げていて、一話完結なので 気軽に楽しく読むことができます。 昔から読んでいる漫画なのですが、 当時読んだ感想と今読んだ感想が全く違います。 当時は子供だったということと、リアルタイムで読んでいたので あまり違和感を感じず純粋に楽しく読んでいたのですが、 今読むとみかん達の生活や使っているもの、話題から時代を感じますし、 それに加えてみかんの両親って自己中心的な上に毒親じゃない?って思ったりもします。 今は親子や夫婦関係のあり方が昔と変わっていたり、毒親の概念が大分普及したということと 私自身が大人になったからそう思うだけで、 私含め当時の人達はそのような目では見ていなかったとは思います。 少しマイナスな表現になってしまいましたが、 何度も読みたくなる思い出の作品には変わりありません! 読んだことがない人にも、読んだことがある人にも読んでもらいたい おすすめの作品です。
悩み多き子供たちに寄り添う仕事 #1巻応援
少子高齢化により子供の数は年々減っているにも関わらず、不登校の児童数は年々増加しており昨年には過去最多の24万人になったといいます。 原因は様々で一口にはまとめることはできず複合的な要因があるとは思いますが、少なくとも子供たちに掛かるストレスが大きくなっていることは確かであり、それは解決していかねばならない社会課題でしょう。その方策のひとつとして、スクールカウンセラーが存在します。私の子供の頃にはいませんでしたが、今は9割ほどの学校に配置されているようです。 本作は、そんなスクールカウンセラーの仕事模様を子供の苦悩にフォーカスしながら描いた作品です。重めですが、現代社会においては普遍的なその重みをしっかり捉え受け止めて前へと進もうとする良いお話です。 スクールカウンセラーである五加木先生は、週に1回小学校で児童たちの相談役を務めています。1巻では、大畑くんと石動さんのふたりのエピソードが描かれます。ふたりの抱える悩みは、自分一人で処理するには大きく、そうした時に五加木先生がいるかいないか差は甚大だなと感じます。ただ、スクールカウンセラーが学校にいられる時限やキャパシティにより救えないケースの示唆もされており、現実的にも難しい課題です。 カウンセラーにとっては基本ではあるでしょうけど、五加木先生が偉いのは児童の話すことに対して一切の否定をしないこと。石動さんのある言動などは、担任教師のようにヒステリックな反応をしてしまいがちですがそうはしない。大人は経験を踏まえた考え方で、子供の思考を未熟と断じて否定したくなってしまったり実際に遮ったり押し付けたりしまいがちですが、そういったことは一切せずに子供の放つメッセージを掬い取ろうとする姿勢が素晴らしいです。 また、石動さんのエピソードでは、石動さんが好きなアーティストを教えるとそのアーティストをがっつりと聴き込んで語らう様子もありしましたが、そういうことで子供の信頼感は少しずつ得られるんですよね。私も、心の悩みを持った難しい年頃の女の子と荒野行動や少女マンガを糸口に話したことを思い出しました。 子供は、しっかり文章で話せるようになってはいても、実はまだ思っていることを上手く言語化はできなくて想いをきちんと伝えられない、むしろ下手に伝えて誤解させ悪化してしまうこともままあります。そうした部分を加味して、大人は言葉尻に反応したり、論理の飛躍に困惑したりせず寄り添わねばならないなと思います。 私も小中高の間、誰にも話せない家庭の悩みを抱えて生きていたので、もしこんな良いスクールカウンセラーの先生がいたらもう少し楽に生きられていたかもしれません。この作品を読んだ悩みを抱える子供が、誰かに相談して少しでも楽になるという選択肢が生まれたら良いなと思います。 個人的には、子供に対する教師もあまりにもストレスフルで人道にもとる働き方を強要されがちな面があるので、教師のためのカウンセラーも学校にいて欲しいくらいです。
ポンコツラブコメっていいよね
ヒロインのどろぼうちゃんが、主人公の家に侵入して盗みを働こうとするが、ポンコツすぎて盗めず、さらに同じクラスの子で〜と、ラブコメの題材としては結構面白い ポンコツっぷりも可愛いらしくて、絵も個人的に好み 物語はすげー面白いとかではないけど... 頭からっぽにして読めるので、ただほっこりしたいだけな時に読むとなお良い作品
※ネタバレを含むクチコミです。