これ描いて死ね

「創作」のはじまり

これ描いて死ね
Nano
Nano
1年以上前

裏表紙見て「コミティアってがっつり書いてある!?」と思って読んでみたけど、良いですね…。コミティアが協力されてるのね…。 島暮らしの女子高生相ちゃん。漫画好きといっても私とは年齢も環境も違うし、共感することはないかなぁなんて最初は思ってたんですが、大好きな作家さんの10年ぶりの新刊、しかも先生の手売り、行くしかない!!そして会場に入って「こんなにたくさんの人が自分の作った本やグッズを売っているのか…!!」と圧倒される。わかりみしかない…!! 憧れの対象だった漫画が自分でも描けるんだと分かる瞬間、たまらないです。こうやって人は創作を始めるんだなあ…。自分と重ね合わせて、懐かしい気持ちになりました。推し作家さんが神にしか見えなくて言うこと聞いちゃうのもめちゃくちゃ分かる。本当に神だもんね…! 相ちゃんの初めて描いた漫画。粗削りだしツッコミどころも多いし、いいところなんて…。けど読ませる力がある。一週間でノート一冊分描き切る力がある。純粋に好きだという気持ちで描きあげている。そういうのが私にも伝わってきて、先生と一緒に泣きそうになりました。 2話まで読んだだけだけど、良さしかなかった。とりあえず現在出てる単行本まで追いつこうと思います。創作っていいな~~。

鳥葬のバベル

ガンニバルの前作

鳥葬のバベル
かしこ
かしこ
1年以上前

ディズニープラスで実写化されてからガンニバルの知名度が高まってるので「私は鳥葬のバベルも読んでますけど?」をやろうと思って読みました(笑)。 ずっと前に読んでるんですがストーリーをほとんど忘れていたので新鮮な気持ちで楽しめましたね。当時も「ラストが駆け足なのが残念だな」「打ち切りなのかもな」と思ったんですが、その感想は今回も変わらずでした。 ただこの時からすでにめっちゃ絵は上手いし、異様な不気味さの表現力が抜群で、この人がガンニバルで跳ねるのは必然だったんだな〜と思いました。 ちなみに麻薬探知犬より鼻が利くキモい鑑識が一番好きなキャラです。

どうぞごじゆうに~クミコの発酵暮らし~【電子単行本】

自由に好きに生きる。ぬかと共に。#1巻応援

どうぞごじゆうに~クミコの発酵暮らし~
Pom
Pom
1年以上前

50代独身のクミコさんのぬか床生活、とっても素敵でした。 ぬかは、私も簡易的のですがやったことがあったけれど、結構すぐやめてしまって。。 毎度この様な漫画読む度に思いますが、、自分の生活を何事も楽しむ工夫している人は輝いて見えますね。 この漫画読んで、またぬかをやってみようかなぁ何て思いました。何よりも美味しそうだし身体にも良い。 クミコさんの、ぬかと向き合う可愛い姿が魅力的な漫画です。 1巻で終わりですかね、もう少し読んでみたいな。

下足痕踏んじゃいました

読みやすかった警察もの。

下足痕踏んじゃいました
Pom
Pom
1年以上前

シリアスかつユーモアもあって面白かった。 宙くんと工藤花ちゃんのコンビは抜群だな。 事件の結末がほぼ毎回、え、そうなの?!って終わり方で、(宙くん時々のツッコミが的確で、二人の掛け合いのテンポ感も絵越しに伝わって良かった。) この二人ずっと見ていたい気持ちになりました。 花さんの逞しさは当たり前にかっこいい。 警察ものはあまり読まないのですが、締める所と緩める所、物語にしっかりとメリハリがあり読みやすかったです。

はなうたレコード

吟遊詩人「山川直人」が描く、二人の日常。温かく、時にビター

はなうたレコード
名無し
10ヶ月前

一話完結。基本、温々の空気。時にチクリと刺さる暗さも ここで↓数話読めます。 ウェブ平凡 https://mt.webheibon.jp/hanauta-record/ (著者の作品を全て所有してる)私がこの作品をおすすめする理由は 「最近・読みやすい・入手しやすい」 から。 (紙は絶版作品が多い。でもやっぱり、代表作は『コーヒーもう一杯』 全5巻) ちなみに、価格が一般的な漫画より高めなのは、いつも少部数しか売れてないからだそうです。 みんな、山川直人はいいぞ! 特に「紙の」単行本。 (その作風から、コーヒーの匂い、カップの湯気まで伝わってきます。)

数字であそぼ。

「大学への数学」と「大学での数学」は違うと聞く

数字であそぼ。
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

twitterで以前紹介されているのを見て、気になってた漫画が3巻無料なので手を出しました。 ちなみに登場する先生は、モデルになった先生がいるらしく、京大理学部に通う(った)方々には、「あ、あの先生かな」となるそうです。twitterの紹介を読んだときに知りました。 さて自分が学生だったころ、物理の先生がしばしば使う公式を、方程式から生み出してみせてくれました。 似たような文字を使うのに、さっぱり共通点が見えなかった物理と数学。 漫画「レヴァリアース」のシオンが言っていた、「すべての学問は繋がっている」という言葉が理解できた瞬間でした。 そしてさらに先生が「こんなのは数学の○○先生からしたら、子供の手習いのようなもの。あの人たちは次元が違う」みたいなことを言ったのも覚えています。 物理と数学をつなげる公式をすらすら書いた先生ですら、敵わない次元。 あのころ、ドラマ「古畑任三郎」で、とある公式の証明をめぐる数学者のストーリーを取り扱っていましたが、あのノホホンとした数学教師はそういう次元の方だったんでしょう。 数学をやっていると思ったら、哲学だったりする次元。 本作はそんな次元が違う世界に身を落とすことにした若者たちの物語です。 

カテナチオ

凡才が醜く天才を屠る異色サッカー譚 #1巻応援

カテナチオ
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

『ヤンジャン』で最近始まった2つのスポーツマンガが「天才」と「凡才」を描いた物語として対をなしており、どちらも非常に面白いです。 片方は『ダイヤモンドの功罪』。そして、もう片方が昨日1巻発売となったこの『カテナチオ』です。『ダイヤモンドの功罪』は既にSNSでもかなりバズっていますが、『カテナチオ』も単行本発売を機にもっともっと盛り上がって行って欲しい作品です。 圧倒的な天才を描く『ダイヤモンドの功罪』に対して、『カテナチオ』の主人公・嵐木八咫郎(あらきやたろう)は1P目から ″才能とは、美しさだ 才能のない俺は、醜い それでいい″ と吐露する圧倒的な凡才です。いくら努力しても、「天才」と呼ばれる人種には届かないと自覚しています。それでも、八咫郎は尋常ではない勝利への執着心と「10年以内に欧州のビッグクラブに移籍して欧州の頂点を獲るために人生を捧げる」という高過ぎる目標を持っており、またそれを実現するために1秒も無駄にしないように必要なすべての努力を断行する狂気的な精神力も持っていました。 そんな彼が、元々のポジションであるトップ下から ″CB(センターバック)とは サッカーの神に愛されなかった凡人が 持てる「すべて」で 才能を握りつぶす場所を言う″ と定義されるセンターバックにコンバートされ、躍動していく物語となっています。 面白いのは、『ダイヤモンドの功罪』では主人公がただ楽しみたいのに天才であるが故に勝利に拘る環境に身を置かせられてしまい周りを狂わせ孤立していくのですが、この『カテナチオ』においては八咫郎は凡才ではあるものの勝利に拘りすぎるあまり周りに理解されず孤立していくという、非常に対照的でありながら相似の構造になっているところです。八咫郎もサッカーセンスは並ではあっても、目標に向かって努力を続ける才能で言えばある意味で突出していて天才的なので軋轢が生じてしまうのは必然ではあります。 ともあれ、弛まぬ努力に加えてダーティな手段をも厭わず天才に抗っていく凡才主人公というのは珍しく、そもそもサッカーマンガで守備的なポジションの選手が主人公である作品も少ないので、数多のサッカーマンガがある中でも新鮮な楽しみを覚えられます。弱者が圧倒的な強者を倒すのは純粋にワクワクしますしね。 また、上手く行う反則はプロの間でも当然のテクニックであることや、観戦を前提としたスポーツとして抱える難点などサッカーという競技の本質的な部分にも肉薄していくところも面白いです。これが他のもう少しクリーンなスポーツだと違うと思うのですが、ある程度のダーティさが第一線でも許容されているサッカーであるからこそ、そこまで主人公へのヘイトも溜まらず成立する内容です。 昨年のワールドカップ開催中から推していたのですが、1巻発売を機に今後ブレイクしていって欲しい作品です。 読切版と1話を読み比べるのも乙です。 https://tonarinoyj.jp/episode/3269754496708401682

三十歳バツイチ無職、酒場はじめます。

ノリで酒場をはじめたら

三十歳バツイチ無職、酒場はじめます。
野愛
野愛
1年以上前

飲み屋跡地の格安物件を借りたらお客さんが入ってきちゃったから、そのままノリで居酒屋はじめました!というお話。 いやいやなんか法律とかあるんじゃないの、保健所とか役所とか届け出さないといけないんじゃないのと不安になりますが、次話で無事回収。 そんな宅飲みみたいなおつまみとお酒でやっていけるのという不安も無事回収。 問題提起→解決の流れが自然なのでとっても読みやすいです。 飲食経営ハウツーとまではいかないけど、入門の入門くらいの感覚で読んでみるのもいいかもしれません。 運よく激安物件を借りられて宣伝費ゼロで客が入ってお手伝いしてくれる人やアドバイスくれる人が現れて…なんて、ここまでラッキーな人はいないでしょうけど。 簡単おつまみレシピ漫画として参考にするのがいちばん良さそうです。

あたしンち

あたしンちで好きな話

あたしンち
かしこ
かしこ
1年以上前

あたしンちで好きな話はたくさんあるんですけど、一番は何かと言われたら私はこれかな…? 16巻、みかんが「うちのお母さんのオニギリはミョーにおいしい…」と子どもの頃を回想を始めます。ある日、立花家にクラスメイト数人が宿題をしにきて、そこで母が差し入れにオニギリを出したところ美味しいと大絶賛されます。後日PTAでも他のお母さんにオニギリを握るコツを聞かれたわ〜と母が誇らしげにしていました。ふと思い出してあの時になんて答えたのか母に聞くと「あたしは手からい〜い油が出てんです」という衝撃の答えにみかんが吹き出すという話。 母の握ったオニギリがめちゃくちゃ美味しそうで好き。なんか油ってのが謎の説得力あるんだよね〜。あと注目はオニギリ向きの母のまるい手!

YAWARA! 完全版 デジタル Ver.

カワイイと強いを両立させる「一途」な姿勢

YAWARA! 完全版 デジタル Ver.
名無し
約2ヶ月前

カワイイと強いは普通は両立しない。 カワイイってのはカヨワイとかケナゲに近いし、 強い、とは対極ともいえる存在だと思う。 カワイイ、と思う感情は 守ってあげたい、と思う気持ちに通じるだろうし。 柔道という体力や体重が強さに大きく関わる競技では 強くなるには筋肉質にならざるを得ないし、 筋肉質になればなるほどカワイイとは遠ざかると思う。 そう考えるならYAWARA!も所詮は漫画ドリームだ。 漫画の中だからこそ、見た目が綺麗で可愛くて、 ナイスバディとまではいえなくてもスタイルも良い けれど強い、が成立する。 筋肉質のガッチリした体型でもない女の子。 それでいてメチャクチャ強い。 そんな猪熊柔(主人公)は漫画の中だからこそ存在出来ている。 猪熊柔はけして「柔道大好き」を前面に出していない。 本質的には好きだろうし誇りもあるのだろうが、 最初のうちは、人生の優先事項の第一位は柔道ではない。 むしろ普通の女の子として普通の生活、 普通な恋愛に憧れている。 そんな猪熊柔がストーリの進行と共に 自分が柔道を好きなこと、楽しみたいこと、 柔道をすることで自分が出来ることを考えていくようになる。 なので話の前半では一歩間違えたら 「才能があるのに贅沢言っている勘違い女」 と、カワイイとはまさに真逆な 反感買い捲りキャラになりかねなかったかもしれない。 実際、そのへんを勘違いしたスター誕生物語漫画も 他にはけっこうあると思う。 また、現実の世界でもよく 強くて才能があって見た目が綺麗な女子アスリートを 「柔道漫画のYAWARAちゃんみたいに」と形容するのを 見ることがある。 だが、それは違うと思う。 猪熊柔のカワイイし強い、とは 心が一途だからであって、 強い弱い抜きに、その一途さがカワイイし、 その一途さが、自身の強さと更なる努力で 自分も周囲も幸せにしていくから 「カワイイし強い、凄い!」 という漫画になっているのだと思う。 父母と普通に楽しく暮らしたい。 好きな人と普通の恋愛がしたい。 そして自分は柔道が好きだからしたい。 そういう一途さが実は一貫している。 だからカワイイし強いと読者は感じるのだと思う。 また、猪熊柔を勝手に?ライバル視する敵キャラ 「本阿弥さやか」も、一見、勘違いギャグキャラだが (実際、かなりの勘違いキャラではあるが) 一途さでは猪熊柔を超える面もあってカワイイ。 猪熊柔の親友「富士子」さんも、 やはり一途な部分があってカワイイ。 その上で柔道の試合のシーンとかも凄く良いし、 カワイイと強いが両立した良い面白柔道漫画だと思う。

ワニの初恋

ワニの初恋の感想 #推しを3行で推す

ワニの初恋
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 何でモーニング単行本版と電子書籍版は内容がかなり違うんだ?個人的には単行本版の方が圧倒的にいいと思う。表題作のワニシリーズもだが「次男のブルース」「オヤジのオヤジ」「あの人のトランペット」がものすごくいい。福本伸行自撰短編集でも少し読めます ・特に好きなところは? ワニの初恋とのり子の実家に帰るだな。俺の好きなハードボイルドな感じもあり人情話もありでよかった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 福本伸行ファンでこれから買うなら正直単行本を探して買った方が満足度は高いと思う。なんせ単行本版には福本伸行が漫画家になるまでの自伝漫画があり、アシスタント時代の師匠であるかざま鋭二に言われた有名な「福ちゃんは性格がガサツだから、トラック運転手なんかが向いてるんじゃないかなあ」が読めます

やせましょう 40歳漫画家が半年で15kg本気(マジ)ダイエットした記録

やせましょう 40歳漫画家が半年で15kg本気(マジ)ダイエットした記録の感想 #推しを3行で推す

やせましょう 40歳漫画家が半年で15kg本気(マジ)ダイエットした記録
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ダイエットへのアプローチの仕方は面白いしライザップへの対して視点はよかった ・特に好きなところは? 後書き ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 『めしにしましょう』のような内容を求めている方にはお勧めしないです。あとスクワットが115kgまで上がるようになったと書かれていたがフルスクワットなのかハーフスクワットなのかが一番気になったな

テンカイチ 日本最強武芸者決定戦

血湧き肉躍るタイマンバトル

テンカイチ 日本最強武芸者決定戦
宮っしぃ
宮っしぃ
1年以上前

終末のワルキューレの日本版 日本の正史とは外れた世界で、歴代の侍、武士や達人が集いタイマンバトルを繰り広げ、勝者が天下を取るという内容 登場キャラは様々で、宮本武蔵、風魔小太郎、上泉伊勢守なとなど、時代の剣豪や達人のオンパレード 漢と漢のバトルは高画力で迫力もあり、終末のワルキューレ好きは確実にハマる パクリといえばそれまでだが、楽しければそれで良いじゃない!と思える熱いマンガの1つ ワルキューレ好きならこれは読んでおくべき

山中貞雄物語 沙堂やん

山中貞雄物語 沙堂やんの感想 #推しを3行で推す

山中貞雄物語 沙堂やん
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 山中貞雄の自伝漫画は今まで「新 栄光なき天才たち」とコミックアレでやっていた「鳴呼ニッポン活動大写真」でしか読んでいなかった。 で今回これを知って読んだがこの二作に比べ初期の話が詳細に書いてありよかった。ちなみにどこからどこまで創作かは不明 ・特に好きなところは? 山中貞雄の「磯の源太 抱き寝の長脇差」を見た岸松雄がキネマ旬報に書いた文 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 28歳の若さで亡くなった天才監督の初監督作品である「磯の源太 抱き寝の長脇差」の公開あたりまでが描かれています。 続きが読みたいがないようなのでチトサビシイ。

ただ推しのスケベが見たいだけ

腐女子の生態いろいろ

ただ推しのスケベが見たいだけ
Nano
Nano
1年以上前

タイトルに惹かれて6話まで読んだけど、これ腐女子は読んどいたほうがいいのでは?? 結構ガチ目にリアルな腐女子の生態が描かれていて、分かる…となったり、なるほどね~!?と新たな学びを得ることができる。マジでいろんな人がいるよな…腐女子…。 楽しく平和に推しを愛でたいね。

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