激坂とテルの顔を交互に貼って、テルはまだ坂を上り続けている感覚を味わうトピ
ゲーム依存と依存させる仕掛けがよくわかる
自分もゲーム大好きマンで、小さい頃『信長の野望』にハマって、夏休みとか寝ずに鼻血出して失神するまでやってました。 今でもゲームが好きだし、時間を忘れてゲームの世界に入り込む、プレイしている時の非現実的な感覚の楽しさは中毒になるのも頷けます。 だから主人公のゲーム好きに共感できました(特に、子供の頃友達とロッ○マンを1機交代で~とか自分もやってたから懐かしい) が、やっぱりソシャゲーのハマる部分だけは理解できなかった。 自分が据え置き中心で、そこまでゲーマーじゃないと言われればそれまでですが、ソシャゲー特有の 基本無料で課金して強くなる とか レアアイテムひかせるガチャ とか 終わりのないストーリー、イベントによるランキング制度とか、やっぱりよくわかないんですよね。 ゲーム世界以外の雑音が多くて、ゲームに集中しているのか、システムに翻弄されているのかわからなくなる感じ。 特にお金で強くなる(強キャラをお金で当てるのも含)のも違和感があって、ゲームの醍醐味ってストーリーやキャラの魅力だったり、マリオとかに代表される自分のプレイスキルが上がることでクリアする爽快感が大事だと思うんですよ。 なんで、自分は主人公のように親の財産をつぎ込んでまで課金するほど依存症にはならなそうなだと思いつつ、本作は、そんな依存症の人たちの対処法を描くのと、どうしてそうなってしまうのか?という理由まで描いているのが大変参考になりました。 特にソシャゲにハマる仕掛けの部分は、すごく納得してしまいました。 「コンプガチャ」とか計算しつくされた設計に恐怖すら覚えます。 ゲームって本来エンタメのはずなのに、こんな形のものが出てくるのはなんとも悲しいものですが、理由がわかれば対策できそうなので、是非読んでほしいし、むしろ子供とかにも読んでほしい。
意外?にもつくりこまれた世界観
タイトルからして、「くっころ」展開(姫騎士が蛮族に負けて、あんなことやこんなこと)かと思いきや、意外や意外で、国ごとの世界観の設定が緻密でたまげました。 ストーリーだけでなく、幕間にある国の設定も記載してあり、著者の力具合がよくわかります。 それだけに、変な先入観もって読んでしまっているのがもったいない。 王道ファンタジーとしても十分面白い作品です。 また、ラブコメ的というほど、おちゃらけてもおらず、捕らえられた姫騎士セラフィーナと蛮族の族長ヴェーオルと純愛にも近い恋愛として展開されるのも面白い。 ヴェーオルが特に真っ直ぐな思いをぶつけて、セラフィーナがたじたじなのもあるあるで良いのですが、セラフィーナも騎士だけあって強く、そして誇り高い様も良いんですよね。 特に、敵国でありながら弱いものを助ける騎士道精神で、竜を前に民を守ろうとする姿はグッときました。 ただ守られるだけではない信念もって戦う女性キャラって、というか男女問わずそういうキャラはカッコいいすよね。 二人の関係だけでなく、巻を追うごとに世界観も広くなっていって、その点も今後注目な作品です。
結局巨人ってなんなの?
最近いろいろ謎がとけかけて?きたけど、結局巨人ってなんなの???
コスプレイヤーが読むと面白さ倍増!!(当社比) 勿論そうじゃなくても面白いです!
ギャグ要素やセクシーシーンも少なくないのですが、 コスプレに関する内容は結構リアルで、コスプレイヤーの端くれの私は共感しながら読めました。 コスプレにあまり馴染みがない人でも、 コスプレイベントでのコスプレイヤーのあるあるやリアルに触れられて面白いのではないかと思います。 また、特にカメラで撮影してもらう時の表現力の描写や、 彼女たちのマインドには胸を打たれ、 自分自身のコスプレ撮影の表現について見つめ直すこともできました。 可愛い女の子が沢山でてきて、恋愛要素も大いにあるので、 恋愛漫画としても楽しめると思います。 ていうか、とにかく女の子達のビジュアルが可愛いです。 個人的には、 2次元を愛していて恋愛に疎い奥村くんと、 健気で可愛いみかりちゃんが好きです。 コスプレをやっている人にも、やっていない人にも ぜひ読んで欲しいおすすめの作品です。
世界観がとても好きです
イラストが好みだなと思って読み始めたのですが、 不気味な美しさで描かれる島やそこに住む神・化け物たちのビジュアルが素敵で、 独特な世界観も好きになりました。 また、キャラクター達の個性が豊かで、 彼らのバックグラウンドが見えるので感情移入もしやすかったです。 主人公が最強系の作品が好きな人や、 容赦なく人が亡くなっていくので、グロめの作品が好きな人に特におすすめしたいです。 アクションシーンが多いので、4月からのアニメの放送がとても楽しみなのですが、 原作の繊細なイラストがとても魅力的なので、アニメと併せてぜひ漫画も読んでみてほしいです。
「運命を信じない彼が言うには」感想
4巻まで読了。おすすめになっていたので軽い気持ちで読んでみたら…面白すぎてイッキ読みしたし、すでに続きが読みたいんだが(笑)。 …この照れ臭くてムズムズする感覚が妙に心地よい。彼女のピュアっぷりと、彼の淡々としてるようで実は一途な感じとか、普通に応援したくなるでしょ、これは。
独白できない、歪みとされる感情と関係 #1巻応援
作者の叶齊(かなえいつき)さん自身がLGBTQのQであり、実体験を礎として描かれているという作品です。 かわいいクラスメイトの佐山さんに土下座し罵られながら足蹴にされているシーンが序盤から繰り広げられますが、その行為によって覚える感情はむしろ快感や背徳感の類であるという業の深さ。主人公の高校生・麻倉将太は学園トップの真面目な少年なのですが、本当は幼いころから女の子の格好をしたい、そしてその姿で詰られ虐められたいという誰にも言えない欲望を抱えているのです。 正に『スペリオール ダルパナ』という感じの作品です。 将太という名前からしても、親からは男らしくあるようにと願われて育てられていそうな将太の不遇を思うと居た堪れません。そんな将太の本質に気付いてしまった、2人きりで演劇部の活動を共にする佐山さんとの関係性が大きな見所です。 個人的に、第一話終盤のとある描写の解像度の高さに惹かれました。この所作をしっかりマンガで描いている作品は非常に稀有であると思います。 美少女に罵られたり蔑まれたりしたい方にとっては、特に隠れ眼鏡っ子にそうされたい方にとっては大いにご褒美となり得る作品ですし、世界の片隅で同じような悩みを持つ誰かを救う力のある作品であると思います。
テンポの良さが好きで、定期的に読みたくなります
新任の幼稚園教諭・たまこ先生が、いぬまるくんを始めとする園児たちに振り回される日々が描かれているのですが、 たまこ先生も天然でナチュラルにボケた言動をしているところや、 テンポがが早く、体感的にはほぼ毎ページ誰かがボケているのですが、 シュールなネタが多く、しつこい感じがなくてクスッと笑えるところが好きです。 また、絵柄がとても可愛いらしいのですが、 そもそもいぬまるくんが常に下半身丸出しだったり、ネタが渋かったりと 可愛くない要素が多いところも好きです。 ゆるっとした雰囲気のギャグ漫画で、キャラクター達の性格もおちゃめで可愛いらしいので、 気楽に読めておすすめです。
山本直樹の『田舎』に似ているマンガ
山本直樹の『田舎』のようなマンガを探しています。一般マンガでも成年マンガでも構いません、雰囲気が近そうなマンガがあったらおしえてほしいです!
隣人とは親しくすべきか否か・・・。
※ネタバレを含むクチコミです。
狩猟のユメカの人の新作
今更マンバで新作書いてるの知って1話読んだけど前作からのパワーアップ具合が凄い! キャラクターも画面作りも更に上手くなっている。 続きが見たいから電子書籍で1話売りしてほしい。
我々はどこから来たのか
ゴーギャンの絵にもあるように我々はどこから来てどこへ行くのか結局よくわからない。 蛇口をひねったら水は出るし、気づいたら自分という存在が在った。 飲むと妊娠する水を飲んだからお前が産まれたと父に言われた不眠症の男と、飲むと妊娠する水が流行りだした世界。 どっちも嘘だろと思ってしまうが、どっちも嘘ではなさそうな世界で物語は進んでいく。 現実離れしているのに、へぇそうなんだと流してしまいそうなリアリティがある。誰もが抱えていそうな、でも自分だけしか抱えていないような不安や葛藤が確かに描かれている。 考えても仕方ないことは考えなくていいかもしれないし、言わなくてもいいことは言ってしまったほうがいいかもしれない。 水がどこからやってきたのかわからなくても、そこに在ることだけは確かなんだなあとぼんやり思った。
シンパパたちの奮闘記!
シマ・シンヤさんによる、ハートフルなコメディです。 1話目の主人公・ジョーは「料理は男の仕事じゃない」という化石のような考えの持ち主で、数ヶ月前に息子と二人きりの家族になってしまった新米シングルファーザー。朝ごはんすらまともに作ってくれないジョーに息子のタイラーは不満を漏らすも、料理なんてしたことのないジョーはどうすれば良いのかわからずシンパパ仲間に悩みを打ち明ける…というものです。仲間にサポートされながら古い価値観からアップデートしようとする姿に思わず頑張れ!と応援してしまう…見た目がごっついから尚更。次の更新が待ち遠しい。
ズッ友組のスピンオフ
もはや何作目かわからないほど増殖を続ける「はたらく細胞」シリーズの最新スピンオフ。「はたらく細胞WHITE」というタイトルを見るに、めっちゃ健康なカラダの漫画かと思いきや、ズッ友組の白血球たちがメインキャラに据えてるからのWHITEだった。作画はスタイリッシュで、やはりというか画面が全体的にホワイトが多め(^^;)。一話あたりのページ数は少ないが、シリウスで本家を読んだ後に読むのに丁度いい。
赤ちゃんバットマンを育てるのは…ジョーカー!
※ネタバレを含むクチコミです。
うーん(゜-゜)
・読んだ直後に思ったこと 本屋で推し台に並んでたから、何も考えずに買った~。読んで見たら、何かどこかで読んだことあるわって、思った。 モリコロスさんの、のぼさんとカノジョに内容が瓜二つ!! まぁ、細かい部分はもちろん違うけどね😅
奇想から情緒まで #1巻応援
河野別荘地さんが大学生の頃に初めて描いた作品から、オモコロ 、『フォアミセス』、『モーニング』などに掲載された近年の作品までを10作品を収録した作品集です。 『足が早いイワシと私』というタイトルの本で、一番最初に載っているのが「足を洗う」、一番最後がそれを後年にセルフリメイクした「ネオ足を洗う」という構成なのが何とも面白いです。 大学時代に初めてまともに原稿用紙に描いた作品であるという「おばあちゃんのほほ袋」からして、不思議な作家性が滲み出ています。他の大学生時代に描いた「足を洗う」、「爪の垢」も画的にはまだ洗練されていないものの独特の雰囲気をまとった面白い作品です。この1冊で、その後の画力の大きな向上のビフォーアフターも楽しめます。 表題作の「足が早いイワシと私」や「冬眠休暇」、「労働監督」などは『世にも奇妙な物語』な星新一さんのショートショートを髣髴とさせるような、設定に面白さのある作品。 「Fly me too the moon」や「私の先輩」では非常に良い情緒を味わえます。個人的にはこの本の中でも特に好きなお話です。 1冊を通して、フレッシュで奇抜な作品から円熟味を感じるヒューマンドラマまでバラエティ豊かに楽しめるお薦めの短編集です。
ジャンプへ短期連載された漫画
ドラゴンボール後に連載開始して読んだときは、 「アラレちゃんともドラゴンボールとも違うし、なんだこれ?」 「短期連載とあったのに、巻末の方へ移動したのに、なんでなかなか終わらない!!!」 と思っていた「サンドランド」。 なるほど。「マッドマックス」の舞台に似ているのか。 そう思って読んでみたら、確かに「マッドマックス」! 久々に読み直してみたら、父親が子にテレビゲームの時間制限を伝えるところに親心を感じて、クスッとした。 読んでいた当時はつまんないこと書いてるなとしか思わなかったのに。 大人になって読むと、違う感じで受け取れるものだなぁ。 ちなみに最終回あたりで作者が、予定より長く好きに書かせてもらった旨をジャンプ本紙のコメントで書いていた。 「終わらなかったのはドラゴンボールを長く続けてもらったお礼だったか!」とようやく理解した。 先程「もうちっとだけ続くんじゃ」を検索したら、ドラゴンボールが終わらなかった、大人の世界における複雑な事情を知ってしまい、そりゃ短期連載くらい好きに描かせてあげるよねえと、作品に対する印象がまた変わった。
アリエナイ?アリエール?
「アパートの清水」に越してきた男の子・コタロー4歳。 おそらく、前作の『コンビニの清水』をやっていたおじーちゃんおばーちゃんが大家さん。 あの夫婦なら4歳児の一人暮らしでも、「しっかししてるから大丈夫ね~」「子供は元気が一番ね〜」と住まわせそうな気がする。 そもそもあの年代は、4歳児が一人で公園に行くこともあった時代だろう。 ドラマ化もアニメ化もされているので、知っている人は知っているだろうけども、本作はアリエナイが多発する。 多発しすぎて、ティッシュを食べるのは、アリエナイのか、アリエルのか、悩んでしまう。 研究室の「キムワイプ」でもなく、ネタで聞く「ティッシュの天ぷら」でもなく。 しっとりしている高級ティッシュはグリセリンが入ってるから甘いそうだけど、うーん。 取材でそういう話を聞いたんだろうか。
暗号解読の天才とその家族
登場人物はボーン親子と住み込みの秘書。 父のほうは古い文字を解読する、言語学の教授。 天才的なセンスを持ち、その言語解読能力は暗号にも通づる。 一方、息子は父と正反対の体育会系。 住み込みの秘書は教授の研究補佐をしたり、男所帯で家事をしたりする修道院出の女性。 ボーン教授は軍で暗号解読をしていた経歴を持つ。 このために、親子+秘書はいろいろなトラブルに巻き込まれることに‥。 舞台は1920年代のイギリスとあるので、作中で話題に登る戦争は第一次世界大戦のことだろう。 調べると、エニグマのせいか暗号というと第二次世界大戦の印象が強かったが、第一次世界大戦も通信と暗号は重要な立ち位置だったようだ。 アラン・チューリングとは年代も生まれも合わない教授だけど、第一次世界大戦時も、アラン・チューリングのような天才がいてもおかしくはない。 なお実際の物語は、そんな背景はつゆとも感じさせないし、知らなくても楽しく読める。 表紙のような親子+一人でほのぼのした感じとアクションが混じる、そんな漫画。
タイトルも俳句になってるんだ!
同居してるおばあちゃんとの仲が上手くいかなくて離婚して遠くに住んでいる母親に新幹線で会いにいく小学生の女の子の話なんですが、道中で学校の先生に出された俳句の宿題をやっているのが淡々としたストーリーにリズムが生まれるみたいで楽しいですね。なんとなく黒谷知也に似ているテイストを感じました。 両親は離婚したけどオンラインゲームの中で時々会ってるとか、あとはラストでの女の子のポジティブな心境の変化が読後感を明るくしてくれます。そういう重要なシーンを大げさに描いたりしてないところも好きです。でも心に残るから上手いな〜と思いました。
「花と頰」にも通じるものがある気がする
「花と頬」で話題になったイトイ圭さんのエッセイ漫画です。美術系予備校に通っていた頃から始まって、東京でデザイナーとして就職したけど、色々あって地元の京都に帰ってきたり、すごく好きな人ができたりする話。本当に色々なことが起こるので読んで結構なショックを受ける人が多いかもしれない…。でも自分はふとした時にこの漫画のことを思い出します。大体それは人生が上手くいってない時なんですけど。これを読んだ後に「花と頬」のラストを読むと何だかすごーく感動します。
パンに支配されて米が消えた町で…
町おこしで巨大な顔つきパンを作ることになり町から米すらなくなった。しかも主人公は顔つきパンが苦手で、好きな女の子は町おこしの中心になっているパン屋の娘という…全体的に一筋縄ではいかない設定なんですが、ふざけた話を大真面目にやっているという面白みが最初から最後まで手抜かりなくあってクオリティ高いと思った。クライマックスの凧揚げのシーンなんかも「え?なんで急に凧揚げ?」とか思うんだけど感動しちゃったね。
坂