俺の恋心が弄ばれています

2人ともウブで可愛らしい内容だった

俺の恋心が弄ばれています
るる
るる
3ヶ月前

インフルエンサーやってるし元カレまでいるけど、 柚葉はウブで可愛かった。 元カレから逃れる為の出まかせでポチャの八千呂くんと付き合ってると公言するけど、外見のせいで周りからは笑われる。 でも柚葉はそんな中でも外見で判断しないで八千呂くんの優しさに惹かれていくのが良い😍 八千呂くんが変身して今までバカにしてたヤツ、ザマー。

木洩れ日のひと

贖いの果てに仄見える光 #1巻応援

木洩れ日のひと
兎来栄寿
兎来栄寿
20日前

『宇宙を駆けるよだか』、『箱庭のソレイユ』、『僕のオリオン』、などでお馴染みの川端志季さんの最新作です。 基本的には集英社系のレーベルでキャリアを重ねてきた方ですが、前作の『世界で一番早い春』で『KISS』を経て祥伝社で連載を開始したときにはとても納得感がありました。 川端志季さんの作品が纏う、仄暗さを纏った空気感。そして時代感覚を捉えた鋭敏なセンスから生み出されるキャラクターたちは、『FEEL』系とも絶妙にマッチしていると思ったからです。期待通り、本作でも開幕からその持ち味を出していきます。 議員の娘である白瀬皓子が国民的人気アイドルグループの烏墨真弘を轢いてしまい、彼女はその贖罪として意識を取り戻さない彼の下で10年の月日を看病に費やしていました。そして、遂に真弘が目を覚ましたことで物語の歯車が回り出します。 ヒロインが重い罪を背負い贖罪をし続ける状態で始まる男女の関係というのは流石になかなか『マーガレット』系列では見られないもので、媒体の特徴も活かした建て付けになっています。父親が参議院議員でその名誉に奉仕するよう定められた運命の不自由さ、息苦しさの描写も流石です。 そういった抑圧がしっかり描かれてていることで、皓子が外の世界を知って束の間の開放感や多くの人が普通に味わう感情を得ていく瞬間のえもいわれぬ良さが際立ちます。 真弘は、皓子のことを恨んでおらずむしろ10年間も付き添ってくれていたことに感謝しているというのがポイントです。ふたりの穏やかならぬ事故から始まった関係が今後どのようになっていくのか。10年間のブランクの先で真弘はどう生きて行くのか。 また、彼らを取り巻く家族や同じアイドルグループのメンバーたちなど脇役も魅力的なのですが、その関係図も複雑に絡み合って今後ますます盛り上がっていきそうです。

真夜中のハイライト

千佳ちゃんがとにかく可愛い #読切応援

真夜中のハイライト
文旦漬🍊
文旦漬🍊
9ヶ月前

アフタヌーン四季賞で一般デビューした熊谷亜門/今井ミキオ先生の作品 透明感のある世界観・空気感、「昭和」と言いつつも舞台は現代で平成の少し前のような雰囲気、私と同じ年代の人たちには懐かしくいとおしく感じると思います 今井ミキオ先生の繊細で美しい背景と可愛らしい女の子、熊谷亜門先生の独特なテンポの会話の間と切なく清涼感のあるストーリーが見事に融合していて素晴らしかったです 「オチ」をあえてつけないで物語に幅を持たせつつ希望を感じさせるラストにするのを得意としている方なのでデビュー作の「大人はわかってくれない」や別名義の成年向け作品もぜひご覧ください

恋をしたのに世界は滅びる気配もない

本に救われた青年とふたりの女性 #1巻応援

恋をしたのに世界は滅びる気配もない
兎来栄寿
兎来栄寿
9ヶ月前

東雲さんの初連載・初単行本……なんですが、画力的にもそれぞれ魅力的過ぎる女の子たちもそうであると感じさせない作品です。 図書館の本に救われ読んでいるときだけ自由でいられて生きてこられた原体験から、人と接するのが極端に苦手でありながらも司書をしている主人公の青年・天城。もう、その設定だけで深く共感せずにはいられませんでした。 その上で ″「好き」を手離さずいてくれたら…って この先どんな人生を歩んでも 「好き」をお守りに揚々と立ち向かってほしいから 俺も本が楽しみで生きれてるとこあるし…″ なんていうセリフまで出てきたら大好きにならざるを得ないではないですか。あまつさえ、ふたりのヒロインがどちらも非常に良いんですよね。 片や、天城が勤める図書館に夫の遺言を携えてやってきた謎多き美女。1話終盤でその謎の一端が明かされ、3話や巻末のおまけで更なる魅力が明かされます。綺麗さとかわいさを併せ持つだけではなく、食に貪欲なところや表情豊かで感受性も高く世界観を持っているところも非常に良いです。 一方、天城の幼馴染の空岡も、登場から僅か3ページで好きになる要素しか出てこないと思わせてくれる人物。3話では、そのかわいさが爆発します。何と言っても幼馴染ですので。幼馴染からしか摂れない栄養があります。 マンガなのでどちらか片方のルートしかないわけですが、これがゲームならどちらのシナリオも楽しみたい。甲乙つけ難い。 決めゴマの大胆さや表情の繊細な魅力も素晴らしいです。 それにつけてもやはり、根底に流れるのが冒頭1P目で描かれるような″想い″であるところに一番強く惹きつけられます。 巻末のおまけを見るだに、東雲さんはグルメマンガの才能もおありのようで。けんさ焼きは近々作ってみたいです。

テノゲカ

必ず治すを感じる真っ直ぐな瞳に、励まされる。

テノゲカ
Pom
Pom
9ヶ月前

すごく良かった。 物語にどんどん惹き込まれていくと思います。 医療ものを読む度に、こんな素晴らしい先生がいたら。。と思うものですが、やはり今回もそうでした。 ものすごく高度で繊細な手術を、短時間で終えてしまう一心先生。離れてしまった指の縫合とかミリ単位で本当すごいとしか言えない。 ご飯を食べている時も勉強をしていたり、当たり前ながら血の滲む努力あっての一心先生の現在の姿であって、現在進行形で彼は進化し続けていて、進化し続けたいと思っている。 物語自体も勿論ですが、一心先生の日々の努力(過去の悲しみ)見せないところがまたカッコいいし、色んな葛藤を乗り越えているんだと想像し、グッと来ました。

CREWでございます!

華やかなだけではないCAの世界

CREWでございます!
たか
たか
9ヶ月前

とにかく面白いお仕事エッセイ漫画が読みたいなら、この「クルござ」をおすすめします! https://mangacross.jp/comics/crew/1 登場人物たちこそ架空の存在ですが、元CAの作者の体験をもとに普段CAさんがどのような毎日を送っているのか具体的に描かれています。 入社面接、ヘアスタイルの秘密、機内での栄養補給、合コン、入国審査、そして飛行機事故への対応訓練。 機内で素晴らしいおもてなしをしてくださるお姉さん・お兄さんたちが、その裏でどれだけハードな業務をこなし、乗客の命に責任を負っているのか。読めば読むほど尊敬の念に堪えません。 特に「過去に発生した飛行機事故にもし自分がCAとして搭乗していたら」というロールプレイ訓練の話を読んで、航空保安員としてCAさんが負う責任の重さに圧倒されました。 クスッと笑えるエピソードからシリアスまで。客室乗務員とは何かがよくわかる1冊です。

狂狼は繭を喰む

食うか食われるかのガールミーツガール #1巻応援

狂狼は繭を喰む
兎来栄寿
兎来栄寿
9ヶ月前

表紙とタイトルだけを見たら獣のような男と、かわいい女の子の物語だと思うでしょうか。 我峰組の組長の娘で、敵対していた粟津組の組長との縁談を余儀なくされた16歳の絹姫(きぬひめ)。彼女が、許嫁の粟津組の組長・義典から護衛として付けられたのが野獣のような風貌と体臭、そして圧倒的な″暴″の力を持つ紫安(しあん)。 そんなアンドーグラウンドな世界でのガールミーツガールを描いた作品です。ええ、表紙の絵では男性に見えるかもしれませんが「狂った絆で結ばれたシスターフッドアクション!」と公称されている通りで紫安は女性です。筋骨隆々バキバキのデカい体の女性が好きな方は読むべきです。 本作は何よりもキャラクターの魅力が突出しています。特に、メインの片割れである紫安のキャラクターがバリバリに立っていて良いですね。圧倒的な強さという華。初登場シーンでは絵のインパクトもあり強い印象を最初から与えてくれます。特に1巻で最高なのは、4話で見せる大立ち回りのワンシーン。なかなか見られないものを見せてくれます。 一方の絹姫は女を道具としか思っていない家に生まれてしまったことにより運命を縛られ半ば隷従するように生きてきた少女でした。しかし、紫安との出逢いによって少しずつ変化していきます。アンコントローラブルな危うい存在、でもすべてを壊してくれる可能性を持つ紫安と常に行動を共にする。絹姫には16歳の女の子が背負うには過酷な試練が次々と襲いかかりますが、その中で変わっていく彼女は見ものです。個人的にはシンプルにキャラデザインが好きです。 サブキャラクターの金藤なども良い味を出しています。おまけマンガの金藤はかわいそう過ぎて笑いました。 常に一触即発のテンションで、綱渡りしていくようなハラハラ感を味わえます。裏社会系の物語や、圧倒的な個の武力に惹かれる方は読んでみてはいかがでしょうか。

病める惑星より愛をこめて

そうなったら怖いけど、ならないとは限らない。

病める惑星より愛をこめて
干し芋
干し芋
9ヶ月前

2巻読了。 病める人人の所に処方される、もふもふ。 本人が大丈夫と思っていても、もふもふの癒しを味わうと自覚することもある。 知らない間に、少しずつ病んでいくってそういうことかもしれない。 訳もなく涙が出たり、不安になったり、トラウマからどうしても抜けられなかったり、人それぞれ病む理由は違うけど、人類の半分以上が病んでいるっていう世界。 そして、自殺者が多くそれが日常化している世界。 もふもふを抱えながら生活している世界。 宗教に頼ってしまう世界。 想像するだけで怖いけど、徐々にそうなってしまうのではないかと予感できてしまう現実。

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