からまわり妄想が面白い
どんな生活にも日常はあって
相手が自分のことを傭兵と知ると「人を殺したことがあるんですか?」と聞いてくる話を何かで読んだなと思い出しつつ、一巻読了。 傭兵として戦場へ赴き、戦闘を繰り返す中で、それでも存在しうる何気ない日々の日常。 感動的なものから、休日の下衆いものから、戦場ならではの空気感などが描かれている。 柔らかい絵柄がとてもすばらしくオブラートに包んでくれているので、本当はドロドロとした世界なのかもしれないけれど、とても読みやすい。 なぜ傭兵になったか理解できないので、私は普通の人なんだろう。
電子と現実の恋愛ミステリー
ドット絵で描かれている一昔前のギャルゲーの様な見た目で描かれていく、恋愛ミステリー物 10年前の恋を引きづりつつも惰性で人生を歩んで行った主人公、ふとした時に10年前の恋人と出会うがその姿は当時のまま おかしいと感じつつも当時の想いを捨てきれずにいた主人公は彼女との新しい交際を続けていくが、やはり要所要所で違和感を感じていた そこである人物に出会い...そこから物語が急展開していく... 3巻と短めにまとまっているが、短編と考えれば綺麗にまとまっているとも見える 独特なドット絵で描かれていたのから作品に入ったが、ストーリーや設定などなど、ひと昔の名作ノベルゲームを彷彿させるというか... 自分がそういうのにハマってたからかもですが、個人的にはめちゃくちゃ楽しめた隠れた良作でした!
一風変わった異世界転生もの
魔術に憧れていた学生の主人公は事故で転生した先は魔術を行使てきる種族に生まれ変わる、魔術への憧れもあり、引きこもって修行して最強レベルの魔術もゲット 転生した種族は独特の風習で、木彫りの像を使ったり自然を上手く活用した魔術だったりと、独特な戦い方も 閉鎖された一族なこともあり、主人公はとある事で村を出て冒険者生活を送ることになっていくが、最強の魔術も駆使してはちゃめちゃライフを送っていく、なお話し バトルや世界観の設定も独特で面白いが、個人的に特に推したいのは主人公の妹がめちゃくちゃヤンデレでブラコンなところ 妹の兄への想いが強すぎるのが今後の展開に関わってきそうな感じで続きが気になる良作異世界ものでした
最強魔導士のまったりスローライフ
魔王討伐パーティで最強の魔導士であった主人公のは、魔王戦でひざに呪の矢を受けて負傷する 国では引退にあたって後進育成やら色々な貴族や利権でひっちゃかめっちゃかになり、嫌になって冒険者としてとある村の衛兵の依頼を請け負う そこで出会ったエルフの姉妹と仲良くなり、温泉に入りながらのんびり平和な衛兵ライフを送っていくお話し 全体的にまったりのんびりしているスローライフ物だが、要所でしっかり魔術バトルや勇者や魔族との掛け合いもありと、単調にならず飽きないで楽しめた良い作品でした
師弟愛にスケート愛、スポ根の本質は愛なのかもしれない
【4巻読了】 この『メダリスト』とかいう神漫画を今の今まで読んでこなかったことを激しく悔やんだ。 真っすぐでストイックで鋼メンタルの主人公が、少し遅れたスタートラインからガシガシ上手くなっていくスポ根成長ストーリーが好きみたいです(『BeBlues』など) 読みながら主人公たちに勝ってほしくて本気で応援しまう、勝っても負けても感動の涙を流してしまうこの気持ちはウマ娘で推しを育成してるときの感覚に近いです。残念ながら読むと泣いてしまうので漫喫や移動の電車ではなく買って帰って読む必要がありそうです。 個人的な推しは眼鏡少年の理凰くんです。ツンデレ可愛すぎか
少年少女たちの成長を楽しめる
俺つえーの主人公が無双して〜な物語ではなく、最強の賢者である主人公が軍を左遷され、行き着いた先が母校の教員、そこで担当した生徒たちを鍛えて最強のクラスを作っていくお話 物語のメインが少年少女の生徒たちで、クラス対抗戦など学園ものとしての要素もありで、生徒の成長を楽しみつつも、ファンタジー物ならではの魔法バトルも楽しめる 良くある俺ツエーとは違った楽しみがある作品で良かったです
女性向け風俗にまつわる群像劇 #1巻応援
ドラマ化もされ大人気を博しながら先日最終話を迎えた『明日、私は誰かのカノジョ』ですが、いわばNEXT『明日カノ』となりそうな風格を感じる作品がこちらです。 女性向け風俗をメインテーマとした群像劇で、最初は小説家の女性・晴海の物語から始まります。中学時代の経験から恋愛に向いてないことを自覚しその時に死んだと思っていた感情が、女性向け風俗を利用することで想像もできなかったほど劇的に蘇っていくさまが描かれていきます。 サブタイトルが「アポトーシス」ですが、晴海の父親が元化学教師であるというところから夜職のマンガでしっかりとネクローシスとアポトーシスが語られるのは面白いです。そうした育ってきた家庭環境を含め登場人物それぞれにあるバックボーンが詳らかに語られていくことで、現実にもありふれていると感じるようなエピソードでも独自の色が生まれて深く入っていけます。 また、晴海を担当するセラピストのアキトはその次の章ではまた別の立ち位置で違う側面を見せてくれます。仕事では誰かの支えになりながら、プライベートでは自分も他の誰かに支えられて生きている。この群像劇ならではのそれぞれのキャラクターの多面性を見せてくれる構成が、夜職などの華やかな面と現実の対照性とも非常にマッチしていて面白みを感じさせてくれる部分でもあります。さまざまな利用者やセラピストを始めその周囲の人物たちを通してそれぞれの物語を見せてくれます。 人間はつくづく幻想に生きているし、それでも幻想によって生きられるのならそれでいいと思います。ただ、幻想を追い求めすぎて幻想を見せてくれる現実の人間に縋り過ぎるようになってしまうと破滅の足音が忍び寄ります。それでも追い求めてしまうのが人間というものですが。強く共感できる部分もあり、共感はできないけど理解はできるという部分もあり。 近年は女性向け風俗がマンガで扱われることも急増してきたと感じますが、この『東京宵街シンデレラ』は最大手の「東京秘密基地」への取材も行いながら丁寧に描かれていることもあってリアリティがあります。 あとがきマンガにその取材の様子も描かれていますが、そこの元オーナーさんの浮世離れしたコメントの数々だけでも面白いです。 東ねねさんの絵もアシスタントの方が描く背景も非常に美しくヴィジュアル的にも人気を得やすいと思いますし、今後実写化などしてブレイクしていくことが大いに期待される作品です。
出来るなら連載化してほしいギャグコメディ漫画 #読切応援 #推しを3行で推す
サスペンス・ホラーの皮を被ったギャグコメディです! とにかくシバが可愛くて好きです! 今更口コミで申し訳ありませんが、連載希望しています…
うぇあしば!の感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ジャンル不明、だからこそ今後どうなるか気になる・・・。 シバと共に人と人狼の様々な事件や問題を解決していくのか、 シバとの非日常と日常のバカリズムになるのか、 最終的に感動ものになるかもしれないし、 今後の物語で光る作品かもしれない。 ・特に好きなところは? 何と言ってもシバが可愛い! そしてクール系の主人公が地味にいい味を出している。 すこし漫才じみて「クスッ」と笑える所もいい。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 上から目線になっていしまうが、今後の物語で光り出す可能性のある作品だといえ、個人としては可愛らしい絵と「シバ」と「主人公」の性格の相性も良いといえる。 ぜひ応援したい!
トリック
※ネタバレを含むクチコミです。
パコちゃんのジェンダーについて
パコちゃんは男の娘であると同時にトランスジェンダー女性に当たるキャラクターなのでしょうか? また、件の彼女(彼)は性転換手術を受ける気がないのでしょうか? 余計な事を言って申し訳ありませんが、返答=解答を希望しています。
栞子は物語の終盤で完全退場(意味深)したのか…?
※ネタバレを含むクチコミです。
何故、圷皇成は架空の会社の名刺を持っていたのか?
※ネタバレを含むクチコミです。
監禁嬢・カコの正体は…
※ネタバレを含むクチコミです。
頭おかしくなるくらい圧倒的に壮大なSFファンタジー
地球とは異なる惑星で暮らす、奴隷民族であるイコル、支配民族であるカーマ、そして先住民にしてタイトルのイムリ、これらの戦争が描かれていくのだが、 三民族それぞれの文化、いわゆる魔法に相当する技術、支配種族の権力闘争、逆転に次ぐ逆転が続く展開、とにかく徹底して「世界」のディテールが細かく濃い。 ハッキリ言ってこのディテールの細かさは間違いなく人を選ぶ。 巻末で登場人物紹介や用語解説が掲載されているが、独自用語で耳慣れない単語が多いもんだから、別ウインドウ表示か小冊子にして読みながら確認させてくれと言いたくなるし、世界設定の説明や大まかな登場人物紹介と序章に当たるストーリーに3巻を費やしていので、ストーリーが動き出すまでも遅く、正直序盤はじれったい。 しかしほとんど説明なのにめちゃくちゃ中身が濃いし、後から見るとこれでも足りないくらいで、スケールのデカさに戦慄する。 最低3巻読まないと殆どストーリーが動かないという展開の遅さなのに、一度物語が動き始めてからは息をもつかせぬ急展開の連続で、疲労感すら漂う重い展開の嵐だが、ある種の絶叫マシンに乗ったような気持ちよさもあり、それぞれの戦いの方法も見応えがあり、胸を打つ場面も多い。 序盤の展開の遅さとオリジナリティの高さ故の入りにくさはあるが、描かれていく世界史と陰謀、英雄譚に和平は非常に読みごたえがあり、間違いなくハマれる人はハマれるタイプの作品。
雷に打たれても生きていたのに、宇宙人に連れ去られた恋人
ただひたすらに、彼女のことを思うマルコをみていて、任期を終えたら10年前に戻っているのかなと思った。 むしろ、そう願った。 だって、細胞から入れ替わるかのように転移させられて、モスリにたどり着いたから、また元の世界に戻してくれるんじゃないかと思った。 それは閉じた星に住む生き物だからこその願いだと途中で気付かされた。 開かれた星では時が進んでいて、運が良ければ知り合いにだって任期中に再び会える。(最初は失踪するように消えるのは同じだけど) そして、10年間帰れないというどうにもならない事実がメインに描かれたのは最初だけ。上の人が決めたことは、どうにもならない。 描かれなくなった分、星をつくる仕事と合わせて様々な異星人の暮らしと歴史が描かれる。 『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』のモンスターたちのように設定はとても細かい。 設定だけで読切が作れそうなほど細かい。 次にくるマンガ賞にノミネートされるだけあって、深くて異星人とのやりとりがおもしろい。 所長の10年目はだれがそばにいるんだろう。
頭空っぽで寝る前に読む
これがおすすめ。 こういう日常系って雰囲気が重要だと思うんですけど、『よつばと!』もそうですが、本作も最高なんです。 タイトルのとおり南家の3姉妹、高校生の長女・ハルカ、中学生の次女・カナ、小学生の三女・チアキの日常を描いた作品。 ホントにそれだけ。ざわつくようなことは一切ない。 なんてことない、ゆる~い展開と、あまりごちゃごちゃしていない絵柄も相まって、寝る前に読むとアルファ波でまくって、リラックスできます。 ちょっと前にアニメなどあって、そこそこ有名になりましたが、まだまだ続いているので、忘れないで欲しい。 1年に1~2冊程度の刊行速度だけど。 あと、この3姉妹の両親問題(出てこないし、話にも出てこない)については考えると闇が深くなるから、考えないほうがいいです。 現実逃避したい人におすすめの作品です。
相撲でも王道ど真ん中
スポーツ、特にスポ根系の漫画って食指が動かなかったのですが、これは面白かった~。 なんとなく噂には聞いていた作品でしたが、予想以上に良かった。 低身長でも、横綱を目指す高校生・潮火ノ丸が主人公の話。 特に階級がない相撲の世界では体格がものをいうのだから、その道はどれだけ無謀で険しいかがわかります。 また最初は弱小高校から部員をあつめ仲間とともに優勝を目指す・・・といった、これもジャンプ三原則「努力」「友情」「勝利」に完全にのっとった王道ど真ん中。 でも、既視感が薄く、それ以上に相撲という競技そのものに興味がわいてくるから作者の底力に感服します。 国技であり、スポーツというよりも武芸的な意味合いもあるのでしょうが、主人公の相撲という競技に対する姿勢が美しいのも特徴。 可愛いヒロインがいるとかもないし、ふんどし一枚の純然たる男臭い漫画で、とにかく格好良くて熱くなります。 燃える漫画を読みたい方はぜひ、これをおすすめします。
真剣佑主役でハリウッド実写映画化!!
撮影は完了してるらしい https://mantan-web.jp/article/20210922dog00m200010000c.html
幸運くんと不幸くんのカップル
最初は直哉の幸運体質で自分の不幸体質が軽減されることを目的に付き合い始めた幸多だけど、直哉の人の良さに段々と惹かれていく。 (そこに至るまでがちょっと自己中だとは思ったけど) 自分をただ利用してそこから悪用するような人ばかりだったけど、そのことを真剣に怒ってくれた幸多が特別になる。 個人的に直哉母がイケメンーーー😻😻😻 母と息子、似てて眼福。
ダンジョンが熱い今だからこそ #1巻応援
『ダンジョン飯』や『葬送のフリーレン』や『俺だけレベルアップな件』といった大人気作品のアニメ版でダンジョン攻略が現在絶賛放映中で、先日は弐瓶勉さんの最新作『タワーダンジョン』も1巻が発売し、いまだにTLでは『シレン6』が盛り上がっている世間がダンジョンに湧く今、最高のタイミングで満を持して発売されたこの『冒険者絶対殺すダンジョン』。 昔テクモの『刻命館』というゲームのシリーズが好きでした。普通のゲームは冒険者としていろいろな場所を旅するのですが、『刻命館』シリーズはそうした冒険者のような者たちを含めて侵入者を罠に嵌めて殺していくゲームです。罠によるコンボを作るのが非常に楽しかったですね(第1作はメモリーカードを9ブロックも使うので大変でしたが)。 本作は、まさにそんな『刻命館』シリーズのような楽しみを味わえる道満晴明さんの最新作です。 トラック事故で死ぬと冒険所に、落ちてきた飛行機のエンジンに潰されるとダンジョンのフロアスタッフに転生するという世界で、見事に飛行機のエンジンに潰されてしまったナハトとアイネのふたりが主役となり、毎回さまざまな方法で冒険者を待ち受けたり逆に自分たちが死んで復活(リスポン)したりする物語です。 道満晴明さんらしい、あっけらかんとした下ネタ(サキュバスに前立腺の位置を教えてもらったり、MM号が出てきたり)やメタさ(冒険者がエリクサー症候群で使わなかったエリクサーを回収して保管していたり、「ここだけSNSに拡散されたらやべえ奴〜〜」というセリフだったり)が随所に出てくるのも流石で好きです。マンドラゴラの描き方や設定ひとつとっても、これぞ道満晴明さんと膝を打ちます。 また、特に6話や14話などは短編で設定を活かしながら巧く落とすのが得意な美点もよく出ています。最後にブレイバーンのような最新のネタまで放り込んでくる辺りも流石です。 かわいい絵柄でありながらそこそこエロスとバイオレンスが盛られていますが、その辺り込みで美味しく食べられる方にはお薦めです。
コミュ障の鯛代くんと可愛い蛯原先輩と愉快な漫研の仲間たち
4巻まで既読。 ピュアーーー😻 憧れの蛯原先輩と近づけて喜ぶ鯛代くんだけど、 瀬賀くんの登場で自分の気持ちに気づいてしまった。 そして蛯原先輩が冷たいこと言いながらチョロくて実は世話焼きで優しい。 瀬賀くんはねー言葉発する前に一旦考えよう、うん。 肝心の意図が無言でそこに行き着くまでのネガティブな言葉の方を出しちゃうから誤解されるわ、あれは。 蛯原くん推しのはずがマネさんと? 伴内くんを始めとした漫研の仲間もモブの割になんか良いよねー。 人間的に「善」で好き。 伴内くんなんて画的にはカッコ良くないのにやたらと男前に見えるんだけどw 鯛代くん姉は最初はなんて強引なんだろうと思ったけど、キッズモデル辞める時にその場にいれなかった、もっとしてあげられることはなかったのか、の後悔含めた弟愛故だったのか。
一方通行ラブコメディー
裏表紙のこの言葉だけでもう心惹かれてしまった。めっちゃよくない? そして本編もよい~~!霧尾くんのことが好きな藍美ちゃんと波ちゃん。好きな人被るってつらい!?ばちばちにバトルをするというより、猫パンチみたいな感じで可愛く殴り合ってる感じがとてもいい。(ひとつひとつ可愛いけど、ちゃんとしっかり重い感じ…愛が) 「ふたりだからできることもある」ってのがまたエモくて最高で一生懸命な女の子可愛い好き~~~ってなります。この二人ずっといい関係性でいてほしい。霧尾くんも気になるけど。「藍美ちゃん」「波」この!呼び方の違い!!最高!!! 1巻ラスト(7話)で「はわ…」となってたら描き下ろしでめちゃくちゃ笑って情緒おかしくなっちゃった……。
英語教師・色咲桃子は、男子生徒ならいつでもエロいことを考えていると思っているほど偏った思考の持ち主で、生徒のちょっとした言動で妄想を広げる(大体シモ)癖がある。 しかし、生徒は別に何とも思っていない、そのギャップの滑稽さを狙った作品。 1人で妄想、というか終いには暴走している色咲先生が、おバカ可愛くてずっと読めてしまう。 クラスメイトも、天然の妄想屋や純情なギャル、ハーフの女子高生など続々登場してきて層も厚く、この絡みも合わさると何重にも妄想が広がって面白い。 エロコメ的なノリが好きな人にはおすすめできる作品です。